風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

到着

 県内と東京都の1人の詩人を同人とする詩誌、「果実」82号を読み了える。
 到着は、今月9日の記事、同人詩誌2種が届く、で報せた。リンクより、過去記事へ遡れる。



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 9名19編の詩、5名5編の随筆を収める。作品によってランダムに掲載する試みを行ったが、詩人ごとにまとめて何編か掲載する編集に戻った。
 W・本爾さんの「年賀状」は、子~亥の12の干支を追って書かれた。数え歌的な詩を僕は好まないが、真実を衝いた節がある。
 N・昌弘さんの「世代」は、老母を描いて、「…世間の物音は敏感に/…社会の本当は見えるらしい」とその賢さを讃えるが、末行の「ああ おそろしや おそろしや」は余分ではないか。
 K・八重さんの「口紅」は、母の香港土産にもらった、残り物のオレンジの口紅が似合うようになったと、年月の深さを思わせる。
 T・篤朗さんの3編は、生きるとは、いかに生きるか、を問うて真剣である。
 K・不二夫さんの「ドコカガチガウ」は、山中の散策に若かった時との違いを感じ、自分と社会の変遷の故かと、「ちがう ドコカガチガウ」と悲傷する。





 僕の属する同人詩誌「青魚」No.92を読み了える。
 到着は、今月9日の記事、同人詩誌2種が届く、で報せた。リンクより、関連過去記事へ遡れる。



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 「青魚」はB5判、目次より後書まで含めて、37ページ。2段。
 僕はソネット「ブロック」、「クーデターか亡命か」、「ボケの自覚」、「古書店興亡」4編を寄せた。ネットで公開する時もあるだろう。

 冒頭はY・英一さんの追悼文「ハインライン氏の訃報を知って」2ページである。アメリカの旧友の死を嘆いた。
 T・幸男さんは4編を寄せるが、内2編は既刊詩集からの再掲である。僕と同じく、詩想が溢れないらしい。
 新参加のS・沈潜さんは戯話めいて深刻な「アイコ」を寄せた。代表、T・晃弘さんと同じく、老年大学に学んでいるA・信子さん、H・喜代子さん、K・文子さん、T・育夫さんも家族を描くなど、元気である。
 T・晃弘さんの追悼文「詩友、鎌数学を悼む」は、「青魚」創刊同人の鎌数学さん(寺の住職だった)の死を悼んでいる。


 A・雨子さんの長い散文の連載は、今回は「慶太郎さん」11ページである。家族親族・同級生らを回顧して、当人には手応えがあるのだろう。
 詩の困難な時代に各人、向かう態勢が少しずつ違ってきたようだ。



 結社歌誌「覇王樹」2020年5月号を、ほぼ読み了える。
 到着は、先の4月26日の記事にアップした。


 リンクには、僕の6首と、4月号の感想へ、リンクが貼ってある。

 結社のホームページ「短歌の会 覇王樹」も、5月号をの仕様になっている。



「覇王樹」5月号
 100周年記念祝賀会の予告と共に、延期の可能性についての案内もある。
 この号で僕の「パールは光る」6首は、巻頭8首(1首×8名)に次ぐ特選、「爽什」(6首×10名)に初めて採られた。入手のリンクより、是非ご覧ください。
 皐月10首詠4名も健在である。
 コロナ禍を含めて、マイナスな向きの歌もあるが、現在の幸を詠むプラス向きな歌もある。
 H・俊明氏の「ウイルス砲」は「文春砲」に掛けたらしく、機知がある。

 以下に2首を引き、寸評を付す。
 M・眞知子さんの「部屋ガランとして」6首より。
幼たち帰れば鬼も来ぬ夜に力士の豆撒きニュース見ており
 お孫さんか曾孫さんか、子孫に恵まれても、淋しい生活のあると知る。
 T・律子さんの「墓じまい」6首より。
ひと匙の土となりいて堅物の父が運ばる故郷を発つ
 「堅物」の1語に、様々な思いが籠もるのだろう。





 詩人会議の県内詩誌「水脈」67号を読み了える。
 到着は今月4日の記事、届いた2冊を紹介する(13)にアップした。



 同・66号の感想は、昨年12月3日の記事にアップした。


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 67号の多くの生活詩(フィクションの作品があるかも知れない)の中で、S・周一さんの3編より、「野鳥が居ない」に惹かれた。家の周りから、トビ、キジ、カッコー、ヒバリの声が消え、地上の危機と訴えている。僕の家の周りでは、郭公は初めから居なく、雲雀の声は聞いたようだが、雉子の声は稀で、鳶の姿を見ない。以前は多かった足羽川上空でも鳶を見掛けない。気づかせてくれる1編だった。

 特集は「恋坂通夫さんを偲んで」、34ページの多さに渉る。恋坂さんの詩7編、随筆1編、追悼詩4編、追悼文13編、略歴を載せる。
 恋坂さんは、優れた生き方をしたように思える。労働運動に邁進し、定年後は喫茶店を12年間経営し、奥さんを亡くされたあと、遠い地より後の奥さんを得た。定年後に「水脈」に参加、事務局長も務め、詩集2冊を遺した。
 2月20日の「偲ぶ会」は、盛会だっただろうか。



 所属する結社歌誌「覇王樹」の、2019年12月号をほぼ読み了える。
 到着は、今月1日の記事、届いた4冊(4)にアップした。


 11月号の感想、結社のホームページ、僕の12月号の歌等へ、3つのリンクを貼ったのでご覧ください。

「覇王樹」12月号
 通常の短歌の他、H・俊明氏の「覇王樹人の歌碑(36) 宮前初子の歌碑」が、モノクロ写真と共に2ページに渉る。W・茂子さんの随筆「落とし文考(60)」、S・素子さんの研究「後水尾院時代の和歌62」と息が長い。
 同人・川口六朗氏の少部数歌集「時のなごり」の紹介半ページ、受贈歌誌抄3誌(各5首と共に)、各5欄ごとの10月号批評(各1ページ)、受贈歌集・歌書紹介6冊2ページ、総合歌誌「短歌」より転載のT・次郎氏の「令和となりて」7首など、本誌は内外に手厚い。


 以下に3首に寸評を付す。
 K・順造氏の「遠ざかる」6首より。
遠ざかる列車の音の引く糸を夜長に手繰る望郷の念
 望郷の念の強さを、巧みな比喩と共に表している。
 S・公子さんの「息子の三回忌」6首より。
好みゐしグミとポテトを供へたり娘も同じものを持ち来て
 長い難病の後に夭逝された息子さんを、娘さんと共に偲んでいる。
 T・恵子さんの「彼岸花咲く」6首より。
ソプラノの伸びゆく声に魅了され秋のひと日をコンサートに酔ふ
 クラシック声曲の美しさを表し得た。


 結社歌誌「覇王樹」2019年11月号を、ほぼ読み了える。
 到着は、今月2日の記事、同号が届く、にアップした。記事には、同10月号の感想、結社のホームページ、同号の僕の歌・他、3つへリンクを貼ってあるので、ご覧ください。


覇王樹・11月号
 通常の短歌の外に、様々な欄がある。覇王樹歌人の歌碑(35)島袋俊一の歌碑(2ページ、モノクロ写真1枚入り)、W・茂子さんの落とし文考(59)、S・素子さんの後水尾院時代の和歌61、共に1ページが息が長い。
 題詠と共に受贈歌誌抄(3誌、5首ずつ)で1ページ、私の選んだ十首で3名1ページ、受贈歌集・歌書紹介を6冊で2ページ等がある。
 総合歌誌に掲載されたK・憲仁さんの7首が転載される。会員の歌集の紹介もされる。
 総じて、内外に手厚い。


 以下に2首を引いて寸評を付す。
 K・啓子さんの「花と旧盆」6首より。
迎え盆八分の道きつくなり今年はとうとう墓まで行けず
 老いの衰えを詠んで正直である。
 M・理加さんの「ひこうき雲」6首より。
目覚めればまた二番目の身体がそこらへんで号泣しており
 「覇王樹」内の前衛派だろうか。1首はシュールである。




 

 2017年10月3日の記事、新しい椅子で紹介したパソコン椅子が、2年足らずで耐えがたくなった。
 妻とニトリなどの家具を見て回ったが、適当な物がなかった。年度初めでないせいもあっただろう。
 そこで、かつてより見当を付けていた、ネットの楽天の店での1脚を、9月14日(第2土曜日)に注文し、連休明けの24日(第4火曜日)に到着、26日に1人で組み立てた。

新椅子
 楽天のある店で、30、240円(税込み、送料込み)で出ていた、型番SK-SLINKYである。しかし楽天内で、型番で検索すると、もみじ屋家具より、26,200円で出ていた。さっそく注文したが、応答メールに「メーカー取り寄せ」となっていて、少し慌てた(外国製だと困る)。仕方ないので、待つ事にする。その内、24日にお届けとメールがあって、ほっとした。24日午前に到着。
 26日の昼食後、組み立て開始。前回の経験があり、ボルトのスペアなどもあり、2時間余の苦労をしたが、無事完成。
 2階のパソコン置き場で使ってみる。コイルばねなどのせいか、お尻の骨に当たる痛みがない。奥行きが少し短いが(旧椅子でサイズを測ったが、奥行きまで測らなかった!)、背凭れに凭れてキーボーどやマウスの操作をできるので良い。

旧椅子
 これまでの旧椅子である。ニトリで11,900円(税込み)だった。。
 この写真は使いまわしである。Windows10では、写真補正ソフトのトリミングに、カスタム(たてよこ比自由)があって、新椅子の写真の補正が楽だった。
 お尻が痛くならないので、パソコンに向かう時間が増え(これまでタブレットで編集したりしていた)、また痛くなるかも知れない。
 共にMade in Chinaなので、耐用年数が心配である。


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