風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

単行本

 7月18日(第3土曜日)に、県内にお住いの詩人、赤木比佐恵さんの贈って下さった作詞・楽譜集「ミッドナイト ララバイ」が届いた。
 彼女には4冊の詩集、この本を含めて2冊の楽譜集があり、最新詩集「一枚の葉」は、2018年3月29日の記事にアップした。



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 赤木比佐恵さんの作詞した労働歌37曲の楽譜を収め、A4判、114ページ。表紙絵は、アンコールワットの女神である。
 僕は既に返礼の葉書を出した。僕は楽譜を読めないこと、でも大事にする、との旨を。それと現役の辛かった時期に詠んだ短歌、2首を添えて。


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 村上春樹の短編小説集「一人称単数」が出版された。僕はAmazonに予約注文して、本は7月19日(第3日曜日)に届いた。2020年7月20日、文藝春秋・刊。8編を収める。
 村上春樹の小説は久しぶりで、新作は2017年3月5日に記事アップした、「騎士団長殺し」2部以来である。



 もちろん文芸誌「文学界」の2018年7月号以来、順次発表されたが、雑誌を買って読むまでの熱狂的ファンではない。新刊の単行本を買う作家は、村上春樹の小説のみだが、エッセイ集などは文庫本化を待ちたい。




 最近に購入した、4冊の本を紹介する。
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 綿矢りさの17歳での文芸賞・受賞作「インストール」と、19歳での芥川賞・受賞作「蹴りたい背中」である。
 メルカリより、2冊セット・530ポイントで購入した。
 僕は文庫本と思っていたが、単行本だった。単行本の方が読みやすいようだ。

 3月15日(第3日曜日)の午後、パワーセンター・ワッセ内の書店・KaBoSに行き(マスクをして)、写真集2冊を買った。

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 「深海生物大事典」、成美堂出版、出版年次・なし、279ページ。価格:1,650円(税込み)。

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 写真図鑑「サボテン」。2017年4月25日、長瀬聡・刊、245ページ。価格:2,200円(税込み)。
 タイのサボテン園「ベッタムシィー」の、サボテンを写した。帯に「緋牡丹錦もたくさん」とあるが、緋牡丹錦が2/3のページを占める。緋牡丹錦は、お馴染みの緋牡丹と、他の種との交配種である。妖しい美しさがある。
 写真集2冊の代金3,850円は、商品券3,000円分とdポイント850ポイントで支払い、財布からは出さなかった。


 先の9月29日の記事、入手した5冊(4)で紹介した内、渡辺茂子・歌集「湖と青花」を読み了える。
 読み了えた単行本歌集として、9月21日の記事、大野英子・歌集「甘藍の扉」を読むに次ぐ。
 共に贈呈を受けた本である。

a・湖と青花
 渡辺茂子さんは短歌結社「覇王樹社」の同人である。
 「湖と青花」は、2019年9月14日、不識書院・刊。覇王樹叢書第219編。
 先の1997年、第1歌集「未完の譜」(日本歌人クラブ近畿ブロック賞・受賞)があり、2019年にエッセイ集「落とし文」がある。

 「湖と青花」は、1ページ3首、1首が2行にわたっている。
 比喩の歌、それも暗喩の歌が多い。ロマンがあり、歴史にも視線が行く。(僕は日々の生活の歌で、精一杯である)。
 気丈であるだけに、内に鬼が棲むとも詠む。しかし穏やかな夫君と仲良く、立派に息子さんも育ち、元気なお孫さんを恵まれ、ペットの犬を可愛がっている。
 家の新築、姑の死、自身の大手術なども歌材と成す。琵琶湖に近く住み、たびたび訪れて歌に想いを放っている。


 以下に7首を引く。
かなしみを研(と)がむと湖に来たる日よ淡き水色のスカーフ巻きて
鬼瓦の眼より漏れくる日の光われに屹立の歌あらしめよ
駆けゆきてまた戻りくる犬の仔よ虹たつ原のメルヘンとなる
「ばあば見たか」声をはづませ幼児は象に驚く獅子に驚く
幼顔はるかとなして髭面にボージョレー・ヌーヴォーぬつと提げくる
過ぎし道振り返るまじ夫とゐる居間あたたかくコーヒー香る
時々は夫の書斎に寛げる犬とわたしと夏の木漏れ日




 最近、紙の本を買う・読むことが多い。AmazonのKindle Unlimited会員としては、会費も払っているので、Unlimited本をタブレットにダウンロードした。
 書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」の2冊である。このシリーズは刊行を終了し、Unlimited本で未読の残りは少ないようである。
 このシリーズは、先の6月17日の記事、五十子尚夏・歌集「The Moon Also Rises」以来である。

惟任将彦「灰色図書館」
 惟任将彦(将は正字)・歌集「灰色の図書館」。
 単行本:2018年8月7日・刊。価格・1,836円
 Kindle版:2018年12月26日・刊。価格・1,600円。

二三川練 惑星ジンタ
 二三川練・歌集「惑星ジンタ」。
 単行本:2018年12月10日・刊。価格・1,836円。
 Kindle版:発行日・不明。価格・1,600円。

 共に読み了えて、ここで紹介したい。


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