風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

原田マハ

 ネット上のフリーマーケット、メルカリで最近売れた本の2回めのを紹介する。
 同・1回めは、今月2日の記事にアップした。


 6月9日に、角川書店「増補 現代俳句大系」第12巻、第15巻が、それぞれ500円で同じ人に売れた。




 6月18日、青木祐子「これは経費で落ちません! 8」(集英社オレンジ文庫)が400円で売れた。




 同じく6月18日に、岩波文庫のヒポクラテス「古い医術について 他八篇」が、600円で売れた。


 6月25日に、三浦哲郎「盆土産と十七の短編」(中公文庫)が500円で売れた。
盆土産と十七の短篇 (中公文庫)
三浦 哲郎
中央公論新社
2020-06-24


 同じく6月25日に、原田マハ「たゆたえども沈まず」(幻冬舎文庫)が400円で売れた。
たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫)
原田マハ
幻冬舎
2020-04-08


 同じく6月25日に、青木祐子「これは経費で落ちません 7」(集英社オレンジ文庫)が400円で売れた。


 いずれも利益はわずかである。メルカリで現代詩文庫「続・白石かずこ詩集」(800円)を注文して、無くなるくらいに。

0-20
写真ACより、「建築」のアイコン1枚。







このエントリーをはてなブックマークに追加

生きるぼくら
 先の6月28日の記事、「入手した3冊を紹介」で報せた内、原田マハの小説「生きるぼくら」を読み了える。
概要
 徳間文庫、2016年6刷。423ページとやや長編である。
 単行本は、2012年9月、同社・刊。
 引き籠りになった「人生(じんせい、24歳)」が蓼科の「おばあちゃん(少し痴呆気味)」を訪ね、血の繋がらないもう一人の孫「つぼみ(21歳)」と共に3人で、周囲の応援をうけながら、米作り体験から、人生を回復する物語である。
 無農薬、無肥料、雑草も選んで抜く、自然農法で10アール(1反)のみの稲作である。
感想
 多くの苦節と回復を得、希望を持って生きる姿は感動的である。
 しかしこれに類した方法が、引き籠りより解放される、最善の方法かは判らない。
 500キロの米と、人生の派遣社員収入と、おばあちゃんの年金で、3人が生きてゆけるだろうか。人生の母を呼び寄せる方へ結末は向かっているが。
 1種のファンタジーとして読めば、感動的な小説である。




このエントリーをはてなブックマークに追加

IMG_20180625_0001
 最近に入手した3冊を紹介する。

 まず6月25日、所属する結社の歌誌、「覇王樹」2018年7月号が届いた。
 7月1日付け、覇王樹社・刊。40ページ。

 僕の掲載6首(8首より選)他は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の
6月26日の記事より、順次掲載しているので、横書きながら是非ご覧ください。
早坂類 ヘブンリーブルー
 6月26日、AmazonのKindleストアより、早坂類・歌集「ヘヴンリー・ブルー」kindle unlimited版を、タブレットにダウンロードした。写真とのコラボらしい。

 紙本版:2002年・刊。
 kindle版:2014年12月20日・刊。1,177円。

生きるぼくら
 原田マハの小説「生きるぼくら」が、6月27日に届いた。
 徳間文庫、2016年5月10日・6刷。定価:690円+税。

 あるブログにこの本が紹介されて、すぐAmazonのマーケットプレイスへ注文した。
 後に注文がキャンセルされたが、別の店に再度注文して、入手した。
 予想より分厚く、423ページである。

 原田マハの作品は、印象の悪い1冊を読んでから、敬遠していた。この本は、感動的な小説のようだ。

 以上3冊、共に読み了えたなら、ここで紹介したい。


このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ