風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

参加者

 10月8日(第2木曜日)9時半より、橘曙覧記念館の会議室で、短歌研究会C・10月歌会が持たれた。
 同・9月歌会は、先の9月11日の記事にアップした。



 参加者5名、1首・事前出詠9名。
 参加者の歌より。
 YYさんの2句3句が、「布袋に夫は似るとうが」は「夫は布袋に似るけれど」に、結句の「添ひゐつ」を「添ひきた」に直された。
 YNさんの結句「曳く雲に舞ふ」の「曳く」がよく判らないので、自身の意見も入れて、「弧を描きて飛ぶ」に改めた。
 TFさんの3句「燃え立ちて」は、結句にも「荘厳したり」の強い言葉があるので、「咲き盛り」に改める事になった。
 僕の歌は(遠慮されたか)直されなくて、拍子抜けした。
 MKさんの歌はいろいろ意見が出たが、結句「一息に呑む」を自身が「ひと息に呑む」に改めた。

 歌会のあと5名で予定通り、近くの料理屋「はなせ」にて、ミニ懐石を頂きながら、歓談した。午後1時、散会した。
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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。





 9月19日(第3土曜日)の午後一時半より、県教育センターの会議室を借りて、県詩人懇話会・主催の「第42回会員の詩書を祝う会」が持たれた。
 今年2月17日の記事、第41回・同に次ぐ詩の催しである。



祝う会全景
 第42回の今回は、コロナ禍のもと、体温検知、マスク着用の上の参加で、事務局に拠ると17名(写真に入らない人を含む)の参加だった。
 T・Aさんの司会のもと、懇話会代表のW・Mさんの開会挨拶で祝う会が始まった。挨拶では、「作者の素顔を、どういう思いを込めているかを、楽しみに、有意義な会にしたい」とも述べられた。
 今日の対象の3冊の著者、3名が詩1編を朗読した。
 次に1冊ずつ、著者へのインタビュー(前以って決めていた)があった。

 こじまひろ・詩集「逝き咲き」には、S・Sさんがインタビューした。60代からの異色の詩人である、素晴らしい後半生だと讃えられた。また「絶縁体」では、大工だった経験を活かして、古家の電気配線になぞらえて、生を語った。
 西畠良平・詩集「溶け出した言葉」は、K・Hさんがインタビューした。著者は、若くから詩を書いていたが、新聞記者となって作品の発表を制限し、新作31編で詩集を成し、遅い第1詩集となったと語った。詩集に頻出する「あなた」とは誰かの問いに、神であり(彼はクリスチャンである)、不特定多数であり、妻を含む特定の女性である、と答えた。これからのテーマを、リアリズム・オンリーでない時事詠としたいと語った。

 立石百代子・詩画集「喰うな!おれのだ!」は、インタビュアー予定のY・Mさんが都合で欠席なので、司会のT・AさんがY・Mさんの質問事項を読み、著者が答えた。著者は、高齢者にも文字を読んでほしく、詩画集を成したと語った。アフリカ訪問の経験が大きく、スラム街、サバンナの没り日にも打たれ、ライオンが草食動物を育てた話を、主題とした。娘さん、お孫さんが絵を担当し、次の詩画集のプランもあると語った。

 参加者は多くなかったが、会場からの発言も多く、盛会だった。予定をやや押して、4時20分頃に散会した。





 8月6日(第1木曜)午前10時より橘曙覧記念館の会議室で、短歌研究会C・8月歌会が持たれた。
 同・7月歌会は、7月9日の記事にアップした。



 1番に着いた僕は、長椅子の位置調整をし、窓を開け放ち、空調の調節をした。
 参加者は、女性4名、男性2名の、計6名。事務局が用意したプリントには、9名9首。

 参加者の歌のみより。YYさんの3句以下「肩傷め何かと障りし右腕惜しむ」は、自身の意見と助言で、「痛む肩何かと障る右腕愛しむ」となった。いじくり過ぎの気もする。
 TTさんの1首は、途中に主語の転換があるも、そのまま。
 僕の歌は、3句「成功だ」など言い尽くしていると、自分で気づく。芭蕉の「言ひおほせて何かある」(去来抄)の言葉を思い、反省する。
 YNさんの下句「厨覗くがに身じろぎもせず」は、「身じろぎもせず厨を覗く」にする案が出たが、本人もその案は検討したという事で、原案通りとなった。
 MKさんの初句「たはむれに」を変える考えが出たが、亡夫恋につながる哀切が表れると、原案通りとなった。
 TFさんの1首は、そのまま通った。

 欠席者の歌も批評し、次回の日程を決め、11時半過ぎに散会した。
シークワーサー2
 写真ACより、「シークワーサー」のイラスト1枚。


 2月15日(第3土曜日)の午後一時半より、県教育センターの1室で、県詩人懇話会・主催の「第41回会員の詩書を祝う会」が持たれた。
 詩の催しとして、昨年10月22日の記事、「ふくい県詩祭in三国」に次ぐ。ただしこの間に、僕が参加しなかった、詩書を祝う会があったようである。



 参加者は26名で、事務局の想定を大きく越えた。
 H・信和さんの司会のもと、詩人懇話会・代表のW・本爾さんの開会挨拶のあと、当日の朝に亡くなられた会員・神子萌夏さんへ黙祷が捧げられた。

 M・あずささんの詩集「その心の海は」に就いて、A・雨子さんがインタビューした。内容と微細に触れつつ、スムーズな進行だった。
 Y・清吉さんの詩集「自然生死」に就いては、K・久璋さんが前以って質問事項をY・清吉さんに提出し、それに答える形で、原稿が読まれた。
 82歳にしての第1詩集、S・章人さんの「在所」に就いて、S・周一さんがインタビューした。S・章人さんの詩以外の文化的業績にも関わるものだった。

 詩集刊行者にインタビュアーより花束が贈られ、予定よりやや押して、午後4時20分頃に散会した。僕はカメラマン役だった。内容は懇話会会報に載るだろう。
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。


年刊句集「福井県 第57集」
 3月は毎年、福井県俳句作家協会「年刊句集 福井県」の発行される月なので、今年も協会事務局へお願いした所、平成30年版・第57集を送ってくださった。
 3月25日・着。スマートレター・便。2019年3月20日・刊。

 昨年の「同 56集」の読書記事は、昨年5月15日の(8)が了いである。リンクより、過去記事へ遡り得る。
 
 第57集は304ページの分厚い本である。作品集欄は、1ページ2段組、1名1段10句を載せる。
 試算したところ、408名の参加であり、昨年の試算・394名より、やや増えている。
 福井県短歌人連盟の年刊歌集「福井短歌」の100名前後、福井県詩人懇話会の年刊詩集「詩集ふくい」の60名前後に比べて、格段に参加者が多い。

 僕はここ数年、この年刊句集を、ごく近い時期の、同じ地域の、詩のアンソロジーとして、大切に受け取っている。小分けにしながら読み進んで、ここに記事アップしたい。



 

 福井県俳句作家協会「年刊句集 福井県 第56集」より、8回目、了いの紹介をする。
 今月12日の記事、
同(7)に次ぐ。
概要
 今回は、188ページ~208ページの19ページ(途中に扉が2ページある)の37名、370句を読んだ事になる。敦賀地区(敦賀市、美浜町)、若狭東地区(三方郡、三方中郡)、若狭西地区(小浜市、おおい町、高浜町)のすべてである。
 このあと、福井県俳壇要覧として、事務局長の「平成29年 福井県俳壇回顧」、各俳句大会の入選句と作者、各支部の現況、各地区俳句会の一覧、姓名索引等、73ページを収める。
感想
 参加者が多く、計算してみると394名である。県の詩・短歌の、年刊アンソロジー参加者を、遥かに越える。組織作りと指導法に、優れているのだろうか。
 年刊アンソロジーへの参加は、里程標であり、また句集を残せれば宝物の遺産だろう。
 俳壇の高齢化(若者、若年層の不参加)による、俳句人口の減少が嘆かれている。40代、50代での参加者も、長く活動するのだろうが。俳歌詩の創作には、ゲームやドラマと違った、楽しみがある。
引用
 以下に3句を引用する。
 I・はるゑさんの「入相の鐘」10句より。
にしん鮓程よく熟れて年用意
 T・勝子さんの「斧始」10句より。
啓蟄や潮の香かぶる海女の墓
 S・玲子さんの「若水」10句より。
義民碑を残して麦の刈られけり
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写真ACより、「おもてなし」のイラスト1枚。



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