風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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参加者

 6月11日午前10時より、メンバーが橘曙覧記念館の会議室に集まって、短歌研究会C・6月歌会が催された。
 今月は、事前出詠8首(2首出詠1名)、参加者5名だった。

 WYさんの歌は素直で、そのままパスした。
 WNさんの1首め、2句以降、「水張の田の真中にて何鳥ならむか」は、「水張田の面に影写し何鳥ならむ」と整えられた。2首めの下句「ふらふら揺るるありなしの風に」は「ふらふらと揺るありなしの風」となった。
 TTMさんの初句2句「お見舞いの花束ナースに」は、やや苦しいが「花束の見舞いをナースに」となった。
 TFさんの歌は新しく、パスとなった。
 TTTさんの初句「朝より」は、「朝には」と直された。
 僕の歌は、MKさん曰く「わからない」、以ってパスとなった。
 MKさんの初句「雨上がり」は「雨あがる」に、結句の「杜鵑」は「ほととぎす」になった。
 歌評のあと、プリントされた高野公彦の添削(「NHK歌壇」より)を鑑賞し、11時半頃に散会した。
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写真ACより、「建築」のアイコン1枚。



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 5月14日午前10時より、橘曙覧記念館の会議室にメンバーが集まって、短歌研究会C・5月歌会が持たれた。
 同・4月歌会は、先の4月10日の記事にアップした。


 今月は、事前出詠9首(2首出詠が1人あった)、参加者5名だった。
 YYさんの1首め。「~の家の隣に居を得たる」の2句・中句は、2句を「~と親しく隣に」に直された。結句の「宇宙にゐしごと」は「宙
(そら)にゐるごと」に直された。2首め。2句「出くはし猿に」の、「出くはし」が連用形なので、連体形の「出くはす」に、結句「鍬を構へり」の「り」は4段活用かサ変活用の動詞のみに付くので、「鍬を構へつ」になった。
 YNさんの下句「谷を覆いて潤む山襞」は、自身の言葉も受けて「谷をうづめて山襞やはし」となった。
 TTTさんの歌は、簡明な詠みぶりでパスした。
 TFさんの歌は、結句「初夏は至りぬ」を「初夏
(はつなつ)至る」が奨められた。
 TTMさんの歌は、そのままパスした。
 ANさん(欠席)の歌は難解だった。「山竹田 しだれ桜を背に受けし清流に映えスマホに収む」。自分、川、桜の位置関係がわからない。検討の結果、「清流の音を聞きつつ山竹田のしだれ桜をスマホに収む」と大きく直された。撮ったのがしだれ桜でなく、山竹田の景色なら、「山竹田はしだれ桜を背に受くる清流に映ゆスマホに収む」と、文脈をあまり変えずに済むのだが。
 僕の歌の下句「二重窓越し二階の部屋に」は4句が不安定なので、TTTさんが替えたがったが、僕は喜ばなかった。今考えると、「二階の部屋の二重窓越しに」が良いと思われる。
 MKさんの歌の結句「菜を間引く朝」を「〇〇菜を間引く」の動詞で締めたがるメンバーがいたが、うぐいすを聞くテーマがずれる上、朝の爽やかさが惜しいので、元の形のままとなった。

 検討をおえて、プリントの尾崎左永子の添削例を読んで、皆が感心した。
 次回の日程を決め、12時に散会した。
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 写真ACより、「ビジネス」のイラスト1枚。



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 最近に手許へ届いた2冊を紹介する。
 3月末か4月初め頃、福井県俳句作家協会・編の「年刊句集 福井県 第59集」が届いた。
 事務局長のO・有峰氏に、毎年通り葉書でお願いしたからである。
年刊句集、福井県

 第58集のしまいの紹介は、昨年5月30日の記事にアップした。


 今年は数えてみた所、374名の参加であり、昨年のちょうど400名に比べて微減であるが、県内の短歌や詩のアンソロジーを、はるかに凌ぐ参加者数である。
 これまでと同様、少しずつ分けてでも、ここに感想をアップしたい。

歌壇2021年5月号
本阿弥書店
2021-04-14

 本阿弥書店より、総合歌誌「歌壇」2021年5月号が届いた。半年ごとに予約購読している。
 同・4月号の感想を、まだアップしていない。到着は先の3月20日の記事にアップした。大手術前だが、気力を振るってアップしたい。





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 3月18日午前10時より、短歌研究会C・3月歌会が、橘曙覧記念館の会議室で開かれた。短歌研究会Cは、或る短歌会の福井支部である。支部会員でない僕は、オブザーバー参加している。
 また短歌研究会Cの後、メンバー3人のみの短歌研究会A・3月歌会も、30分のみ急いで持たれたが、明日の記事にアップしたい。
 先立つ研究会C・2月例会は、2月12日の記事にアップした。



 今回は、事前1首出詠・8名、出席者6名だった。
 TTさんの1首には、解釈に迷う部分もあるが、結句の「数多」を平仮名の「あまた」に直したのみで収まった。
 YNさんはお孫さんの入籍の歌である。2句「夫の人柄」を自身で「彼の人柄」に推敲した。中句「告ぐる孫の」の字余りは、「言ふ孫の」に直された。
 ASさんの1首は、「負けずと」→「負けじと」、「雪をかき分け」→「雪をもたげて」、「フキノトウの芽が」→「ふきのたう芽吹く」に直された。
 TFさんの1首は、直すところなくパス。
 YYさんの中句・4句は、「油
(ゆ)に揚げて籠りし二人の」→「から揚げに籠る二人の」に直され、本人も納得のようだった。
 僕の1首は結句「椿の花を」を、具体的に「白い椿を」にして決着した。
 MKさんの下句「われに纏へる甘酢ゆき香の」は、「われに纏へり甘酢ゆき香が」で、1首が明確になった。
  TTさんの結句「腰痛忘れて」は自身で、「萌えそめし野を」に推敲した。
 永田和宏「近代秀歌」より、子規「くれなゐの二尺伸びたる……」の歌を鑑賞した。次回日程を決め、11時45分頃に散会した。
 このあと続けて、メンバー3人の短歌研究会A・3月歌会を12時15分頃まで持ったが、明日に報告したい。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。




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 12月10日(第2木曜日)午前10時より、橘曙覧記念館にメンバーが集まり、短歌研究会C・12月歌会を開いた。
 同・11月歌会は、先の11月13日の記事にアップした。




 事前1首出詠・8名、参加者5名。
 T・Mさんの上句「購
(あがな)ひし子狸車中に抱きつつ」は、初句・2句が「子狸を購(か)ひて車に」になった。
 Y・Yさんの下句「心に刻みて嗚呼七十五年」は、「心に刻み七十五年」で思いが伝わる。
 T・Tさんの2句「歩けば傷む」は「歩けば痛む」が、妥当だろうとなった。
 A・Kさんの結句「満快の景色」は、「満快」の語はないので、「映る景色を」になった。
 M・Kさんの1首は、結句に余地があるが、ほぼパス。
 T・Hさんの中句「風途絶え」は、「風の絶え」が良いだろう。結句「ふはふはな良し」は、「ふはふはが良い」の案も出たが、自身の案で「ふはふは柔
(やは)し」となった。
 Y・Nさんの中句「猫おりて」は「猫をりて」に、下句「萩の垂れ枝の微かに揺るる」は「萩の垂れ枝を微かに揺らす」となった。
 僕の叙景歌は、4句「裸か木の枝
(え)に」を「裸木の枝に」に直すよう指摘されたが、「らぼくのえだに」と読まれかねないので、元のままにしたい。結社歌誌に出詠しない積もりだ。

 一年前に脳梗塞で倒れた代表、U・健一郎さんが退院し、リハビリに励んでいるとの報告があり、回復・再吟詠を待ちたい、と参加者で語り合った。
 欠席者の会費徴収について相談があり、次回の日程を決め、11時半頃に散会した。
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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


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 11月12日(第2木曜日)の朝10時より、短歌研究会C・11月例会が橘曙覧記念館の会議室で持たれた。
 同・10月例会は、10月9日の記事にアップした。



 参加者・4名、事前出詠1首・9名。これまで出席のTTさん、YNさんは、健康や事情で欠席だった。
 詠草の検討では、欠席のうち4名と、僕の歌が原形でパス。
 事情で早く帰るMKさんの歌は、結句「小花零したり」が「小花を零す」になった。
 TFさんの4句「この朝犬は」が、「犬はこの朝」になった。
 YYさんの下句「柿の木に十まり漸く実る」が、「柿の木に十余やうやく実る」となった。
 新人のAKさん(欠席)の歌、「冬の使者コハクチョウ飛来日野川に疲れを癒やし優雅に川面を」は、「冬の使者コハクチョウ来ぬ日野川に疲れを癒やし優雅に泳ぐ(あるいは「浮かぶ」)となった。検討のあと、柏崎驍二「うたを磨く」よりプリントした、「形式を守る」を読んだ。
 次回の日程を確かめ、四方山話をして、11時半頃に散会した。

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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


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 10月8日(第2木曜日)9時半より、橘曙覧記念館の会議室で、短歌研究会C・10月歌会が持たれた。
 同・9月歌会は、先の9月11日の記事にアップした。



 参加者5名、1首・事前出詠9名。
 参加者の歌より。
 YYさんの2句3句が、「布袋に夫は似るとうが」は「夫は布袋に似るけれど」に、結句の「添ひゐつ」を「添ひきた」に直された。
 YNさんの結句「曳く雲に舞ふ」の「曳く」がよく判らないので、自身の意見も入れて、「弧を描きて飛ぶ」に改めた。
 TFさんの3句「燃え立ちて」は、結句にも「荘厳したり」の強い言葉があるので、「咲き盛り」に改める事になった。
 僕の歌は(遠慮されたか)直されなくて、拍子抜けした。
 MKさんの歌はいろいろ意見が出たが、結句「一息に呑む」を自身が「ひと息に呑む」に改めた。

 歌会のあと5名で予定通り、近くの料理屋「はなせ」にて、ミニ懐石を頂きながら、歓談した。午後1時、散会した。
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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。





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