風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。Kindle版の無料キャンペーンも随時行ないます。多くの方のご購読を願っております。

善意

 「あんこと麦と」のブロガーまた、インスタグラマーとしてもご活躍の暁龍さん(あかつきりゅうさん)が、プロ・マンガ家として、マンガ誌「家庭サスペンス」vol.25に作品を寄せています。
 昨年12月16日の記事、「うちの職場にはお局様がいる」以来のアップです。


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 vol.25を僕はRenta!より、48時間300円でタブレットにダウンロードしました。
 特集は「軽犯罪女」です。

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 暁龍さんの作品は、「みんなやってるのに」、モノクロ32ページです。
 あるキャラクターを小1の娘の手提げバッグにプリントした(端末に描き、アイロンプリントの用紙に印刷、布地にアイロン転写します)所、評判となり、ママ友たちに頼まれて大量に作製します。バザー、フリマでも売るようになり、ママ友をアルバイトに雇うまでになります。
 1部の警告を無視しましたが、バッシングのスレッドが立ち、キャラクターの商標権者から多額の損害賠償請求書を送られるに至ります。
 主人公のママは、「みんなやってるのに」と反省を見せません。
 極めて現代的なテーマを描き、善意の製作から違法に至る過程がナチュラルです。


 

 今月6日の記事、入手した5冊(2)の3番めに置いた詩誌「水脈」65号を、詩を中心に読み了える。
 同・64号の感想は、今年2月13日の記事にアップした。リンクより、過去号の記事へ遡れる。

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 65号は、2019年6月20日、水脈の会・刊。
 編集後記に拠ると、新入会員1名、復活会員2名、1般からの投稿1名、寄稿(随筆)1名と、盛んなようである。
 現場から引退した会員が多いようだ。彼らが長く願って来たことは達成されていない。
 現場の企業戦士からは、「倒れたもん勝ち」という自虐が洩れるくらいである。
 戦後の、弱さは正しいという信念が追いやられ、優しさと善意では生き抜けない世の中となったようだ。
 僕は、囲碁(盤上では、窃盗、放火、殺人あり)で勝負(半目勝てば良い)を学び、花札のコイコイで相手の手の内を読むことを学んだ。
 悪意を持てというのではないが、隣人と社会の悪意には、敏感でなくてはならない。
 N・千代子さんのエッセイ「母の着物」に出てくる、服飾リサイクルの仲間など、これから家族を含めて小さな仲間が寄り添って助け合い、世を生き抜くしかないのだろう。
 僕の親しむ立原道造がそうだったと信じるが、次の次の世の解放を信じられるように思う。



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