風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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坂井市

 坂井市三国町池上の、ひまわりパークへ、妻の提案で出かけた。今月23日午前、妻の車、妻の運転で出発。カーナビに従い、片道・約45分。


 庭で育てたことのある、丈の高い大輪種を予想していたので、丈の低い中輪種には、妻と一緒に残念がった。
 しかし丈が高くては、30万本という光景は見渡せなかっただろうし、このフランス産の中輪種は倒伏に強いということで、フラワーパークに合った花だった。切り花を持っている客がいたが、販売所を見つけられず、残念だった。
 ここにない、入口からの1枚を、家族Lineに送って、報せたことだった。






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 写真ACより、鉢植えのイラスト1枚。
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 福井県俳句作家協会・編の「年刊句集 福井県 第59集」より、4回めの紹介をする。表紙に「令和二年版」の文字があるが、令和2年に吟じられた句より自選したアンソロジーという意味で、令和3年(2021年)3月20日・刊行である。
 同(3)は、先の6月29日の記事にアップした。



 今回は、坂井地区(坂井市、あわら市)の、101ページ~109ページ、9ページ18名180句を読んだ。坂井市は福井市に続いて発展しているようであり、あわら市は芦原温泉旅館街を中心として最近の観光変化に追い付いていないようである。周辺部には田園地帯が広がる。福井地区(福井市、吉田郡)と比べて、ずいぶん差があるようだ。女性の出吟も少ない。坂井地区出身の文学者は多く、文学の土壌はあると思うのだけれども。
 「国破れて山河在り」と言うけれども、自然でさえ変化して山河の変わる世に、人情はあまり変わらない、と思う。家族の足音を聞き分ける心は、太古から変わらない、というような。
 雪国、昔からの風習、人生訓、逆説的な孫誉め、などそれで良いと思われる。表現の新と真を目指しているならば。来年の第60集記念号の刊行を期待する。
 以下に5句を引く。
目かくしをつけられそつと雛納め(O・幸江)
雪起こしついにくるかと身構へる(K・敏子)
決断は急ぐべからず穴惑い(S・潤子)
恵方向き黙々食す子の真顔(M・甚四郎)
秋の日や孫から無理を諭される(N・進)





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写真ACより、鉢植えのイラスト1枚。
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 6月12日の午前中に、坂井市春江町にある「ゆりの里公園」へ行って来ました。
 スライドショーながら、YouTube動画にしました。ご覧ください。BGMが大きめですので、絞ってください。


 帰途には、「うな雄」でうな弁を2つ、Go to Eat券でテイクアウトし、贅沢をしました。



レッドアラート



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 福井県俳句作家協会・編の「年刊句集 福井県 第58集」(2020年3月・刊)より、5回めの紹介をする。
 同(4)は、今月7日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。



 今回は、104ページ~139ページ、坂井地区(坂井市、あわら市)と、奥越地区(勝山市、大野市)の、68名、680句を読んだことになる。
 老いの華やぎ、独居老人、代替わりの機微、など惹かれる句は多い。
 前衛、古守、ともに少なく、現代の調和の吟じ方だろうか。

 以下に5句を引く。
寒紅はハネムン土産パリの色(O・清女)
薄氷や木の葉ひとひら留めをり(W・千加江)
脇役をあれこれ替へて大根煮る(K・陽子)
帰省子の未だ手こずる蔵の鍵(T・滋良)
柚子味噌の香りにあそぶ独り膳(S・恭子)

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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。



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