風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

帯文

 佐佐木定綱の第1歌集「月を食う」を読み了える。
 購入の次第は、今月18日の記事、3冊を買うにアップした。



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 2019年10月31日、角川書店・刊。330首、著者・あとがきを収める。
 俵万智と皆川博子の帯文、島田修三と小島なおの栞文を得ている。
 歌壇の重鎮・佐佐木幸綱の次男でありながら、その威光に頼ることなく、食堂店員、書店員として働いている。しかし職業は、汚いものであったり、意に染まない本を売らねばならなかったりする。
 失恋に泣いたり、幼い恋をしたり、同居(同棲?結婚?)したりする。厳しい生活をしながら、良家に育った上品さは失わない。
 若さゆえに、父の威光を借りることを嫌ったのだろうが、僕は職に関して、借りれば良いと思う。僕の定年・再任用までの職もそうだった。
 なおこの歌集で、彼は第64回現代歌人協会賞を得た。


 以下に7首を引く。
道端に捨てられている中華鍋日ごと場所替えある日消え去る
口の端の薄きしょっぱさ朝焼けよこりゃあなんだよ誰が泣いてる
二十円引きのエクレア買ってきた君はひと口無料でくれる
日本語のない安すぎる缶詰とアサヒビールのプルタブを引く
友だちの受けしパワハラ聞きながら上手にホッケの骨をとれるかな
本や家具、君の笑った声などを詰め段ボール笑いはじめる
買われずに返品されてゆく本が夏の陽射しに熱持ち始む

 ブクログ記事を、短歌誌「心の花」さんがリツィートしてくださいました。

歌壇の重鎮・佐佐木幸綱の次男でありながら、その威光に頼ることなく、食堂店員、書店員として働いている。し...『歌集 月を食う』佐佐木 定綱 ☆4 https://t.co/OGrvgRnNcp #booklog

— 新サスケ (@terayamaf) August 25, 2020 ="https://parts.blog.livedoor.jp/img/usr/cmn/btn_add_twitter.png">



 最近に手許に届いた4冊の本(3回め)を紹介する。
 同(2)は、今年2月16日の記事にアップした。
 入手した本として、先の9月25日の記事、入手した5冊(4)に次ぐ。

春の舞踏 1春の舞踏 2
 まず三浦哲郎の小説「春の舞踏」上・下(文春文庫)である。
 メルカリに2冊セットで出ていて、珍しい本なので購入した。本の説明にあったけれども、1976年の本で、古びており、本文もヤケている。ファンでないと、読まないだろう。
 一旦は文庫本棚にお蔵入りである。

詩集 1
 県内にお住いの詩人、こじま ひろさんが、詩集「逝き咲き」を贈って下さった。
 2019年9月、山吹文庫・刊。3章22編の詩と、著者・あとがきを収める。
 福井県ふるさと詩人会・代表の川上明日夫さんによる、帯文と栞4ページを付す。
 2012年3月2日・刊の「焼夷弾とでんでんむし」に次ぐ、第2詩集である。

詩集2
 県内にお住いの詩人、関章人(せき・しょうど)さんが、詩集「在所」を贈って下さった。
 2019年9月25日・刊。私家版。
 5章31編の詩と、著者・うしろがき、著者・略歴を収める。郷土史家・文学評論家として活躍し、詩歴も長いと記憶するが、過去の詩集の証しは、「年刊 詩集ふくい」の執筆者資料に載せていない。



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