風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。Kindle版の無料キャンペーンも随時行ないます。多くの方のご購読を願っております。

年刊

 当地の読書会、「えがりて読書会」の年刊文集「えがりて」第33号を読み了える。
 入手は、昨年12月15日の記事、入手した4冊を紹介する(6)の、初めにアップした



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 「えがりて読書会」は、35年に亘って継続したと、あとがきにある。僕の参加する「たんぽぽ読書会」と共に参加している、TRさんより頂いた。2019年9月1日・刊。
 「えがりて」は、ネット検索すると、フランス語で「平等」の意味であり、フランス革命の標語「自由、平等、博愛」に依るらしい。広辞苑には載っていない。


 特集テーマは「平成の想い出」である。Kさん(今、苗字を読めないので、仮にこう呼ぶ)の序では、「「それが何か?」と問いたいほどにお祭り騒ぎが繰り広げられた」と改元に冷静である。改元も儀礼も祝賀パレードも、政治に利用しようとする保守政権の意図は見えている。それとは別に、痛ましい思いで見ている者もいる。

 「平成の想い出」を、10名が寄せている。戦中生まれの方が多いらしく、戦後民主主義教育をしっかりと受け、60年安保も経て来た世代らしい。
 家族親族の死、旧友の死、夫の看病と自身の乳癌・鬱病など、生老病死の苦しみを越え、あるいは楽しみ・生き甲斐を見出してゆく、真摯な様が描かれる。やや後年生まれ(団塊世代に1年遅れる)の僕に、大いなる励ましを与えてくれる。



 

 A・幸代さんの個人詩誌「野ゆき」vol.10を読み了える。
 入手は、今月15日の記事、入手した4冊を紹介する(6)にアップした。リンクより、当ブログを開始した2016年の、同・vol.7まで遡り得る。




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 詩誌「野ゆき」は年刊を守って、10年になる。粘り強い着実な歩みである。その間に詩集の発行を挟んでいる。

 「野ゆき」は毎号、5編の短めの詩を載せるようだ。今号には、「でんわ」「ある時」「ひきだし」「空から」「尻尾」を収める。
 職業上の児童との関わりから生まれた、「でんわ」「ある時」は、児童の心を思い遣り、自省している。
 「ひきだし」は、終活?でひきだし1つの整理も進まない様を、「思い出の海におぼれて沈みそうだ」と嘆く。
 「尻尾」では、人間に尻尾があったなら、心を装っていても尻尾が正直に示すだろうかと、内省的である。
 「空から」では、50数年前の旧友を思い遣っている。僕も二十歳頃までの旧友や恩師を偲ぶ時がある。以下に全編を引く。作者のご諒解を得てある。


  空から

空からくるもの
みんな好き
そう豪語する友がいた
雨が降り出すと
傘も持たずにとびだしてゆく
あたりを歩き回って
濡れた制服で戻ってくる
みんなの呆れ顔など気にもしない
雪も大好き
雷も窓辺で空を見上げる

私も空はよく見上げるが
彼女の真似はしなかった
あれから五十数年
今どうしているのだろう




 今日2回めの記事更新です。
 高校文芸部の年刊部誌「白房」1968年号より、僕の初期小説「底流」の(2-3)を、HP「サスケの散文サイト」に転載しました。
 拙いものですが、よろしければお読みください。県出身の芥川賞作家・多田裕計氏が評価して下さったようで、当時は大学生の現代詩作家・荒川洋治氏を通して、「大学に進んでも文学を続けるように」との言伝てを頂きました。実際の僕は、逸れて行った訳ですが。
 アドレスは以下の通りです。

masakyf-diary.amebaownd.com/posts/6730461

 上のアドレスは、フィッシング防止等のため、2,3日でリンクが切れます。その場合は、初期小説「底流」の(2-3)に貼ったリンクよりお越しください。


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写真ACより、「恐竜」のCG1枚。

 今日2回めの記事更新です。
 僕が高校文芸部の年刊部誌「白房」1968年号(3年生時代)に載せた、初めての小説「底流」の(2-2)を、僕のホームページ「新サスケの散文サイト」に転載しました。よろしければお読みください。
 URLは、以下の通りです。


masakyf-diary.amebaownd.com/posts/6674177

 フィッシング防止等のため、上のリンクは、2、3日後に切れます。その場合は、小説「底流」の(2-2)に貼ったリンクよりお越しください。
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写真ACより、「恐竜」のCG1枚です。




 今日2度めの記事更新です。
 高校生時代の年刊文芸部誌「白房」1968年号(51年前、3年生時代)より、初めての小説「底流」の(2-1)を、僕のHP「新サスケの散文サイト」に転載しました。

 URLは以下の通りです。

masakyf-diary.amebaownd.com/posts/6638806

 なお上記URLは、フィッシング防止等のため、2、3日でリンクが切れます。その場合は、小説「底流」の(2-1)に貼ったリンクよりお越しください。
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写真ACより、「恐竜」のCG1枚です



 今日2回めの記事更新です。
 高校文芸部の年刊部誌「白房」1968年号(3年生時代)に載せた、初めての小説「底流」の(1-2)を、ホームページ「新サスケの散文サイト」にアップしました。同(1-1)に継ぎます。お読みください。


なおURLは以下の通りです。

masakyf-diary.amebaownd.com/posts/6629654

 フィッシング防止等のため、上記リンクは2、3日後に切れます。その場合、「底流」の(1-2)に貼ったリンクよりお越しください。

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写真ACより、「恐竜」のCG1枚。


 福井県俳句作家協会「年刊句集 福井県 第57集」より、3回目の紹介をする。
 同・(2)は、今月16日の記事にアップした。リンク記事より、関連過去記事へ遡れる。
概要
 「作品集」の「会員順」は、大きく8地区に分けられる。地区内の市町ごとに、おもに所属する会の内より、氏名のあいうえお順に作品が並ぶ。
 つまり長短はあっても、ほぼ同じ会の会員の作品が並び、作風がまとまっている感がある。
感想
 今回は、66ページ~106ページ(福井地区のしまい)まで、41ページ、81名の810句を読んだ事になる。前回で、半分ずつと書いたが、計算違いがあったようだ。
 短い詩型で、新しさを打ち出すのは難しい。生活実感の中で、これは、という句材を見つけて書き留めるのだろう。
 ぎすぎすした、不安な時代に、豊かな情感は救いである。以下の引用には、情感があって新しい句を選んだ。
引用

 以下に5句を引く。
頼りなき孫の歩みに蝶一羽(K・洋治)
七草や犬の餌に足す一しやもじ(U・恭子)
ふる里が口に広がるまくわうり(T・富美子)
石垣の揃はぬところ野菊かな(U・君枝)
草笛を吹くあの頃に戻れねど(M・桃翠)
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


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