今日2回目の記事更新です。
 小噺を1つ紹介する。

 この読書日記ブログ「風の庫」の記事のため、本を読む時には付箋紙を貼って行く。
 俳句、短歌、小説、その他を問わない。

 今は電子本には便利な機能があって、ハイライト(線引きのようなもの)が引け、メモを付記できる。しかし1部の電子本では、それが出来ない。
 それで、そういった本は、専用のノートに引用部と短いメモを書く。

 紙の本には、数を見つつ、付箋紙を貼って行く。
 付箋紙は安いものだろうが、僕は更に節約して、代用品を用いている。
 瓶入りの粒ガムをたくさん噛むので、その捨て紙が少なくなると、鋏で二つに切って使う。
 端を糊で重ねてある、その糊で、気になる個所に貼る。

 糊の力が弱く乾きやすいので、何かの拍子に外れる。
 また稀に、引用を終ったかと勘違いして剥がす。
 元の個所が判らないと、見付け出すのに四苦八苦する。見付けられなくて、新しい個所に貼る場合もある。


 代用付箋紙にシャープペンシルで(ボールペンは書きにくいので)小さくメモを書く時がある。さてブログを書こうとして、何が書いてあるか判らない。付箋紙には書きにくい本の段差だし、メモ用の紙でもない。なんとか1部より判じるか、諦めるしかない。

 まさに代用付箋紙で、時々襲う恐怖である。
 古い専用付箋紙が残っており、廉価なものだろうから、これからはケチらずにそれを使うとしよう。
 この記事を途中で1晩寝かせて、改心した。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。