No・2
 先の7月30日の記事で紹介した、集英社オレンジ文庫2冊の内、青木祐子「これは経費で落ちません!」第2巻を読み了える。
 同シリーズは、Amazonで確認したところ、第4巻まで出版されているようだ。
概要
 集英社オレンジ文庫、2017年・初版。251ページ。
 4部に分かれ、細かい個人的品物の経費での購入、女性社員同士の対立と落とし所での和解、研究職を希望しながら営業職に就き好成績を挙げる男のヤケ、仕舞いには経理部の主人公・森若沙名子が業務上横領を見つけ出し当人を自主退職に向かわせる。
 主人公は27歳の経理部員であり、山田太陽という明るい恋人候補との交際が4話を通奏しながら、題材は重い。
感想
 第1巻の感想で、政治状況と絡めて述べたが、間違ってはいなかったと思う。
 進歩主義の夢が破れて以来、このシリーズの内容も暗いようである。
 それがまた読者に支持される理由かも知れない。
 現役職員だった頃の、仕事処理の苦労と、様々なしがらみの苦労を、思い出した。