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 僕は自力で、福井市とその近辺の、方言集を作っている。
 パソコンのExcellに打ち込んで、毎年少しずつ増やして来た。
 初版は、2004年11月23日だが、その後書には、10年くらい掛けて、方言を集めて来たとある。
 上の表紙の右下に、僕の名前と作成年月日が入っている。

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 上は、A4判で表紙を入れて9ページの、「決定版 Ⅴ-Ⅰ」の3枚目の1部である。
 初版、第2版、と続けてきたが、第5版くらいで「決定版」と称した。その後も増えるので、「決定版 Ⅱ」、「同 Ⅲ」と続いたが、「決定版 Ⅴ」の後は作りがたく、「Ⅴ-Ⅰ」と称して、先の9月2日に作り上げた。「あっこら(あちら、あの辺り)」、「ぐねる(くねる、曲がる)」、「ぬかってると(気を抜いていると)」、「だまくらかいて(騙して)」、「だまさって(騙されて)」などを、手帳より足した。
 語数は、初版は記録がないが、2006年頃の第Ⅱ版で、きっちり400語だった。現在は411語である。11語しか増えていないのかというと、そうではない。初めのリストより、標準語、関西方言として一般的な語、俗語だが全国的なもの、など数十語を削ったからである。年に数語は増えている。
 福井県の方言集として、大作もある。しかしこの、A4判プリント用紙、ホッチキス止めの冊子は、僕が実際に聴いた事のある語ばかりを集めた方言集として、価値あるものと思っている。
 方言詩で活躍した、かつての盟友、こぐま星座さんに1部を送ろう。