風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
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日程

 6月17日午前10時より、メンバー3人が橘曙覧記念館の会議室にて、短歌研究会A第68回を持った。
 同・第67回はコロナ禍のため、スマホのSMSでの2人歌会を4月19日に記事アップし、5月は休会した。




 会議室には、4脚の長椅子がロの字型に並べられている。少し早く着いた僕は、小窓2つを開けておいた。
 TさんとMさんが現れて、Mさんはカップのタピオカジュースを提供してくださった。歌誌の貸し借り等のあと、短歌研究会Aは、お互いの詠草の検討である。

Mさんの12首より。
 1首めの2句3句「栗の花房咲き盛り」の3句を、「咲き垂れて」にするよう、Tさんが奨めた。
 8首めの2句3句「畑隅に植うコスモスの」の「植う」を、「植うる」にするよう、僕が奨めた。
Tさんの9首より。
 1首めの2句3句「木暗らがりにきらきらと」は3人で検討して、「木下の陰をきはやかに」で納まった。
 2首めの結句「踏まんとしたる」は、本人にも引っ掛かりがあったようで、「踏みさうになる」を僕が奨めた。

僕の10首より。
 1首めの、男1人で卵かけご飯を食べる贅沢感は、わかりにくかったようだ。
 7首めの「レジスタンス」の語をグーグルで捜し出す歌より、奥さんの歌をもっと詠むようにと、Tさんに請われた。

 検討を了え、次回の日程を決め、11時半頃に散会した。

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 写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。



 短歌研究会A、Bのメンバーである、Tさん、Mさんに誘われて、ある短歌研究会に参加した。カテゴリを短歌研究会Cとする。メンバーは7人。
 3月11日(第3水曜日)の3月例会は、午前10時より、橘曙覧記念文学館の図書室で開かれた。参加メンバー・5人。前以って事務局に提出した各1首のプリントを基に、相互批評を行う。
 I・Jさんの上句「唐突に現れしコロナウイルスの」は、「蔓延の新型コロナウイルスの」となった。
 T・Fさんの中句・下句は、「紅梅や廃屋の陰に花さかりなり」は、「紅梅は花さかりなり廃屋の陰」となった。
 T・Tさんの4句「似たる指もて」は、2句に「たる」があるので、「似る指(おゆび)もて」となった。
 M・Kさんの上句「弥生の陽あたたかく差す」は「三月の日差しあまねき」に、4句の「川面を泳ぐ」は「水面を泳ぐ」になった。
 僕ともう一人の男性の歌は、添削がなかった。そのままで良い、というのではなく、手を付けにくい、という意味らしい。
 他にも検討したが、ここに書ききれない。
 次回の日程を決め、11時40分頃に散会した。
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。


 2月27日(第4木曜日)の午前9時半より、メンバー3人が喫茶店に集まり、短歌研究会B第40回を持った。
 先行する同・第39回は、先の1月30日の記事にアップした。




 短歌研究会Bは、岩波文庫「宮柊二歌集」(宮英子・高野公彦・編)の読み込みである。
 今回は、第7歌集「藤棚の下の小室」(1972年・刊)より、193ページ「寒鰤漁」の節からである。
「寒鰤漁」の節より。
 1首めの上句「島のわき漕ぎ過ぐるとき」の「漕ぎ」は手漕ぎではなく、エンジン・スクリューだろうと僕は述べた。鰤漁で、手漕ぎの船はないだろう。
 6首めの「工場群の破棄しゆく水」は、化学物質を含む汚水排出だろうとTさんが述べた。
「土井竹林」の節より。
 「土井」は何だろうとMさんが問うので、地域名だろうと僕は答えた。8首めの4句にに「土井氏の姓の」と出て来る。
 6首めの中句「手桶道」は、よくわからない。手桶を埋めたのか、手桶で運んだのか、と推測した。
「不安なる渚」の章より。
 1首めの上句「不安なる渚のごとし」は、作者の不安の投影だろう。
 196ページに入って1首め「落ちそめぬ」とあるのは、桜ではなく藤を指すのだろう。
「島原・長崎」の節より。
 3首めの「大蓼」は、「犬蓼」の誤植だろうと話し合った。

「旅後」の節より。
 3首めの「身にしむ」は、ありがたい、嬉しいの思いだろうと、Mさんが述べた。

 これで1967年分が過ぎ、まだ10時半過ぎだが、今回はこれまでとした。次回の日程を決め、散会した。
 
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。


 2月19日(第3水曜日)の午前9時半より、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会A第65回を持った。
 同・第64回は、先の1月18日の記事にアップした。



 僕は早くに目覚め、2度寝せず、ネット操作を少々のあと、用意して出掛けた。喫茶店でモーニングセットを食べおえない内に、TさんとMさんが現れた。2人も注文のあと、歌誌の貸し借り、返却などのあと、研究会Aに入った。短歌研究会Aは、お互いの詠草の検討である。
Mさんの10首より。
 1首めの上の句「恵方巻を買ふは易しが」を「買ふのは易し」と句切れを入れるよう、Tさんが提案した。
 4首めの結句「花はたまゆら」を、「たまゆらの花」にするよう、僕が提案した。他に何ヶ所か。
Tさんの10首より。
 3首めの中句「行きにつつ」を「行きながら」に直すよう、Mさんが提案した。
 5首めの2句「晴るるがなへに」を「晴るるにつれて」に直すよう、Mさんが提案した。他に何ヶ所か。
僕の10首より。
 4首めを、歌稿プリントの似る歌と差し替えるよう、Tさんが提案した。
 6首めの上句と、中句以降を入れ替えると、僕が自分で添削した。他に何ヶ所か。


 検討会のあと、僕の今期1ヶ月の約150首プリントを2人に読んでもらい、感想をもらった。次回の日程等を決め、11時近くに散会した。
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。




 8月30日(第5金曜日)の朝9時半より、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会B第36回を持った。
 同・第35回は、先の7月27日の記事にアップした。
 僕がアイスコーヒーのモーニング・セットを摂り、スマホでインスタグラムを見始めた頃、MさんとTさんが現れた。2人が注文し、歌誌の貸し借り・返却のあと、短歌研究会B第36回に入る。同・Bは、岩波文庫「宮柊二歌集」(宮英子・高野公彦・編)の読み込みである。

 今日は、第7歌集「藤棚の下の小室」(1972年、白玉書房・刊)より、178ページ、「簗に泊る」の章からである。
「簗に泊る」の章より。
 2首めの下句「夜の硝子戸や霧入れしめず」の「入れしめず」をTさんが訝るので、戸を固く閉めて、霧を入れさせない、の意だろうと僕は単純に解釈した。
 3首めの結句「その背を並ぶ」の「並ぶ」は他動詞「並べる」の古型の終止形だろう。
 4首めに「寂し」の語があり、後に「寂しむ」、「寂しき」2回の語も出て来て、これまでと同じく「寂しい」心(戦争に生き残り、戦後を生き抜いて来た)を保ち続けたのだろう。
「隠岐(二)」の章より。

 1首めの「黒き牛たつ」は、船着き場になぜ居るのか、放牧の牛が船着き場にまで至ったのだろう、とTさんが推測した。
 7首めの上句「東国賀島後水道」は、どこで切れるか、訓みも、3人でわからなかった。
「伯耆大山」の節より。
 1首めの上句「明けてくるみなみの空に」は、なぜ東空でないか、Tさんが提議したが、3人では解けなかった。

 180ページのこの章で、研究会Bを了え、次回の日程を決め、10時半頃に散会した。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


 

 7月17日(第3水曜日)の午前9時半から、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会A58回を持った。
 同・第57回は、先の6月19日の記事にアップした。
 当日はこれまで有った、僕の遅刻がないよう、前夜にSMSでMさんに、8時半のモーニングコールをお願いしていたけれども、当日は8時に目覚めて、コールを辞した事だった。

 当日は少し早めに着いたが、まもなくTさんとMさんが現れた。歌誌等の貸し借り・返却のあと、研究会に入る。研究会Aは、お互いの詠草の検討である。
Mさんの10首より。
 3首め。「せはしなく行き返りする翅黒蜻蛉迷ひあるのか李の下を」を、句を入れ替えて、「せはしなく李の下を往き返るおはぐろ蜻蛉迷ひあるのか」にするよう、僕とTさんが提案した。
 9首め。「嫁ぐ娘の家へと駆くる」の初句が、これから嫁ぐように取られるので、聞くと次女さんというので、「したの娘の」に直すよう、僕が提案した。
Tさんの7首より。

 1首めの中句「声小さし」を自ら「声小し」に直した。
 2首めの4句「言ひて足れるや」の「や」に続く形が、「足れり」の変化とも絡んでわからなく、宿題とした。飯塚書店の「新版 短歌文法入門」に「や、よ」は「種々の語に接ぐ」とあった。
僕の10首より。
 2首め、「義母の死の諸々により」の歌は概念的なので、他の歌と差し替える事にした。
 5首めのカレンダーの歌で、「早くも剥ぎて文月(ふづき)を見せる」は「見せる」がしっくりしない。「現す」「出だす」等の案も出た。帰宅後、「示す」の語を思いつき、それにした。

 検討会後、僕の今期100首余は、持ち帰って読んでもらう事になった。次回の研究会Bは、学校の夏休みの関係でパスし、8月の研究会Aの日程を決め、10時40分頃に散会した。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。




 

 6月18日(第3火曜日)の午前9時半より、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会A第57回を持った。
 同・第56回は、先の5月18日の記事にアップした。
 僕は少し早めに着いて、アイスコーヒーのモーニングセットを食べおえた頃、MさんとTさんが現れた。2人が注文し、歌誌等の受け渡しをした。

 短歌研究会Aは、お互いの詠草の検討会である。
Mさんの10首より。
 3首めの3句4句が「手折りなばしるけく香る」の「なば」は未然形なのでまずいけれども、已然形では「手折りぬれば」となるので、僕が困っていると、「切り取れば」に直すことをTさんが提案した。
 9首めの上・中句「腰に手を当て鯵フライ挙ぐ夕つ方」を、「腰に手を鯵フライ揚ぐる夕つ方」に直すよう、僕とTさんが提案した。
Tさんの10首より。

 1首めの下句、「続く梅雨空を窓に見上げぬ」を自ら、「窓に見上ぐる梅雨曇り空」に直した。
 7首めの4句、「笑つてないと」を自ら、「笑つてゐないと」に直した。
僕の10首より。
 1首めの中・下句「スクロールされる車のライトに連れて」に、句跨り、句割れがあり、わかりにくいので「された」とするよう、Tさんより提案されたが、過去形にしたくなく、それでも連体形に取られる場合もあるので、提案を肯定できない。
 3首めの上・中句「ランキング抜きつ抜かれつ演じおり」は、ランキングは投票によって決まるので、当人が演じているのではないと、正確に指摘され、僕は没とした。

 検討会のあと、僕の今期1ヶ月の50余首詠草を2人に読んでもらい、感想をもらった。
 次回の日程を決め、10時40分頃に散会した。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


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