風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

水脈

 最近に手許に届いた2冊を紹介する。
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 まず詩人会議系の県内詩誌、「水脈」の67号を贈られた。
 2020年3月23日・刊。(年3回・刊)。A5判、73ページ。
 詩編、小説の他、「特集・・恋坂通夫さんを偲んで」34ページが組まれている。
 同・66号の感想は、昨年12月3日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。



 メルカリより400ポイントで、文春新書「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」を買った。
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 ずっと読みたかったのだけれど、古希近い齢を考えて、控えていた。メルカリで安く、帯付きで出品されていたので、注文した。
 山中伸弥の名前は知っており、羽生善治の本も何冊か読んだ。インタビュアーの永田和宏は、それまでの歌集をまとめた「作品集Ⅰ」(2017年、青磁社・刊)を読んでおり、歌論、エッセイも読んでいる。楽しく読めそうな本である。


 なお写真、カット等の画像は、僕の思い違いで削除してしまった。




 今月27日に、結社歌誌「覇王樹」2020年2月号が届いた。
覇王樹2月号
 2020年2月1日付け、覇王樹社・刊。40ページ。渡辺茂子・歌集「湖と青花」批評集が特集されている。

 同・1月号の感想は、今月7日の記事にアップした。


 ホームページ「短歌の会 覇王樹」も、協力者によって、既に2月号仕様である。


 「大翼集」に載る僕の6首・他は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、今月29日の記事より順次アップしているので、横書きながらご覧ください。


 詩誌「水脈」事務局の、笠原仙一さんが詩集「命の火」を贈ってくださった。
笠原仙一 命の火
 第6詩集。2019年12月28日、竹林館・刊。500部・限定。




 水脈の会より贈られた、詩誌「水脈」66号を読み了える。
 到着は、先の11月24日の記事、贈られた3冊にアップした。

 

 同・65号の拙い感想は、今年7月10日の記事にアップした。
 

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 「水脈」66号は、2019年11月6日・刊。67ページ。
 12名16編の詩、N・えりさんの小説2編、他に批評・随筆・報告など。

 H・はつえさんの詩「長閑な午後」では、害を与える猪に車を追突させた小父さんを描き、終連3行が「結局 トラックの前車体を随分凹ませただけだった/小父さんは泣く泣く家に帰りつくと/待っていた妻にひどく文句を言われたそうだ」と、民話風でユーモラスである。
 I・冴子さんの「半分しか」では、国政選挙の低投票率を嘆き、「投票が当たり前ではない時代があったのだよ/女性が参政権を得たのは/たった七十三年前なのだよ」と警鐘を鳴らす。
 政治路線的には、グループに困難な時代だろう。S・周一さんの詩「奇妙な日々」では、「そんな日がかならず来ると/白昼夢に酔い痴れる中」、「ここは「どこ」/いまは「いつ」」と、混迷の世に埋没する理想を描くようだ。



 今月6日の記事、入手した5冊(2)の3番めに置いた詩誌「水脈」65号を、詩を中心に読み了える。
 同・64号の感想は、今年2月13日の記事にアップした。リンクより、過去号の記事へ遡れる。

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 65号は、2019年6月20日、水脈の会・刊。
 編集後記に拠ると、新入会員1名、復活会員2名、1般からの投稿1名、寄稿(随筆)1名と、盛んなようである。
 現場から引退した会員が多いようだ。彼らが長く願って来たことは達成されていない。
 現場の企業戦士からは、「倒れたもん勝ち」という自虐が洩れるくらいである。
 戦後の、弱さは正しいという信念が追いやられ、優しさと善意では生き抜けない世の中となったようだ。
 僕は、囲碁(盤上では、窃盗、放火、殺人あり)で勝負(半目勝てば良い)を学び、花札のコイコイで相手の手の内を読むことを学んだ。
 悪意を持てというのではないが、隣人と社会の悪意には、敏感でなくてはならない。
 N・千代子さんのエッセイ「母の着物」に出てくる、服飾リサイクルの仲間など、これから家族を含めて小さな仲間が寄り添って助け合い、世を生き抜くしかないのだろう。
 僕の親しむ立原道造がそうだったと信じるが、次の次の世の解放を信じられるように思う。



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 先の1月28日の記事「届いた2冊(5)」で報せた内、詩誌「水脈」64号を、ほぼ読み了える。
 
同・63号の感想は、昨年9月24日の記事にアップした。
特集 日本国憲法を想う
 「想う」などと、遠い恋人を想うように題して、良いのだろうか。
 僕は今、日本は堕ちるところまで堕ちきらないと、再生しないと思う。
 国民を愚弄する政府と、株価などに愚弄される国民に、期待は持てない。(幸いというか、わが家には1枚の株券もない)。
 選挙権を得てより、棄権した事はあっても、自民党にも共産党にも、投票した事はない。

 K・通夫の「晩秋」では、「家族の情に包まれて/至福の今を過している」と、幸せな老いを描いている。
 H・はつえ「紅葉の四国巡礼」にも、M・祐子の「晩秋」にも、自然な感情の流露がある。



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 1月26日(第4土曜日)に、2冊が届いたので、アップする。
 まず結社歌誌「覇王樹」2019年2月号が届く。
 
同・1月号の感想は、今月5日の記事にアップした。リンクより、過去号へ遡り得る。
 2月号の社告に、覇王樹・代表・発行人の佐田毅氏が、昨年12月28日、逝去されたとある。地方にいて、初めて知った。悼み申し上げる。かねて入院・治療中であったが、100周年を前にして、ご無念であったろうと察する。
 「前進する事が供養だと思う」と、編集人・佐田公子氏はメールに述べた。
 なお今号の僕の歌等は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の
1月27日付け記事より、小分けにアップするので、横書きながらご覧ください。
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 同日、詩誌「水脈」64号が届いた。
 2018年12月31日、「水脈の会」刊。69ページ、2段組み。
 特集「日本国憲法を思う」。2氏の外部からの寄稿がある。
 2冊ともに、ゆっくり読みたい。




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 今月21日の記事、「頂いた本など9冊より(2)5冊」で受贈等を報せた内、初めに挙げた詩誌「水脈」63号をほぼ読み了える。
 
同・62号の感想は、今年5月30日の記事にアップした。
概要
 2018年8月30日・刊。(年3回・刊)。A5判、39ページ。
 13名18編の詩、他に随筆、小説、報告等を収める。
感想
 A・比佐江さんの「乳頭温泉 鶴の湯」では、「二度と来られないだろう景色を/目の中に焼き付ける」と、老いての遊行を描いて哀切である。
 Y・やよいさんの「静かな夜」では、田んぼが駐車場になり、蟬、蛙、蜻蛉が死に絶え「かくして/今日のように/静かな夜になったのでした」と述べて、都市化、静かな環境が、優れた事ではないと知らせる。
 これまでの号を含めて、宗教に傾く作品がある事は、彼らの主張と比して納得できない。


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