風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケ(ハンドル名)が、この10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

特集

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 先の1月30日の記事で到着を報せた、結社歌誌「覇王樹」2018年2月号を、ほぼ読み了える。
 先の記事の表紙写真では、画像ソフトで露出をやや暗くしたが、かえって紛らわしいので、元のままに戻した。結果は良いようである。
 また昔のように、台形補正カメラで撮っているのではなく、多機能プリンタのスキャン機能でパソコンに取り込んで、トリミングしているので、画像が鮮明である。
概要
 2018年2月1日付、覇王樹社・刊。44ページ。
 通常の短歌・評論等の他に、今号では清水典子・歌集「貫流」批評特集を組んでいる。清水さんも発行当時、会員には配られたのだろうが、昨年6月に入会の僕には届いていない(Amazonで買えば良いだけだが)。
 大結社となると、毎月の結社誌を読み了えられないらしい。会員、ページ数が多いのはめでたいが、読み了えられない結社誌は普通で無いのではないか。
感想

 ネットをしている者にはありがたく、ホームページの充実、事務室との通常の通信はメールで、また題詠・付句、月例詠草もメールに添付のファイルで良い。僕の原稿は、Word2010だが、受け取って下さっている。
 題詠(1首)、付句(2首まで)の応募も楽しい。昔の歌合わせのように優劣を判じる事ではないから、遊戯のようで、僕もこれまでにないフィクションぽい作を応募したりしている。
引用
 T・サツ子さんの力詠15首「鮭昇る川」より。
口開けた薄紫の木通の実含みて道草した日に帰る
 少年少女時代への郷愁を呼ぶ。拙作「下校路を山へ逸れればこれの根が食えると言いて片栗の花」がある。
 同じく力泳15首の、T・昭子さんの「鈴虫」より。
「女湯はもう入れん」と男湯へ六歳・十歳肩をいからせ
 「肩をいからせ」に意地と緊張が見えて、愛らしくたのもしい。
 東聲集のM・照男さんの「ものいわぬ山」6首より。
萩すすき折られし儘を持ち帰り野分けを活ける信楽の壺
 「野分け」という目に見えないものを活けた、秀抜な1首である。
 大翼集のT・春代さんの「初冬の夕映え」6首より。

栗鼠にでもなった気分で栗の実をほつほつ食べる独りの夜長
 「~にでもなった気分で」は、短歌の新しい比喩法だろう。栗は皮・渋をとりにくくて、栗鼠になった気分とは、納得する。


 

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 綜合歌誌「歌壇」2017年11月号を、作品中心に読み了える。
 
この本の到着は、細かい経緯と共に、今月18日の記事にアップした。
特集 旅の途次を詠む
 特集の新しいテーマを見つけたようだ。時事、季節を離れて、新しい歌の読みも出る。
 総論を含む3編の評論、「私の旅の途次の歌」(3首と小文)8名では、バイクでの風まかせの歌から、インドでの旅まで、様々なセットがあり、旅をあまりしない僕を喜ばせる。
 巻頭歌はそれぞれ感慨があるのだけれど、ここでは端折る。
インタビュー 尾崎左永子さんに聞く
 尾崎左永子(以下、敬称・略)に、富田睦子がインタビューする。尾崎左永子は、17年間、歌を止めていたという。僕は意識する事はなかったが、復帰のきっかけに岡井隆と馬場あき子がいたというのは、歌壇らしい。
 放送作家としての活躍、染織の探訪など、興味深いエピソードも語られる。僕は彼女の「栄花物語」だったかの、現代語訳に惹かれた思い出がある。
短歌甲子園レポート

 高校生の短歌甲子園対戦が、啄木の岩手、牧水の宮崎県で、2つ開かれた。対戦も年を重ねて、平静に対するようだ。歌壇の隆盛に繋げてほしい。
引用
 一ノ関忠人の「この十年」12首より、1首を引く。
辛うじて病ひくつろぐ時到るこのよろこびの言ひがたきもの
 写実でもなく、ロマン派でもない。生活の思いである。このような歌が在って良い。




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