風の庫

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福井県詩人懇話会

全景
 昨日(3月18日、土曜日)の午後1時半より、某館の1室で、福井県詩人懇話会・主催の「第35回 会員の詩書を祝う会」が持たれた。
 僕が参加した、同・懇話会が主催の催しは、昨年11月21日に記事アップした、
「2016ふくい詩祭」以来である。
 「祝う会」の参加者は、事務局によるときっちり30名という事だった。
 K萌夏さんの司会で、渡辺本爾・懇話会代表の開会挨拶のあと、3名3冊の近著の著者が、インタビューを受けた。
 赤木比佐恵・歌曲集「風のオルガン」(インタビュアー・中林千代子)、川村信治・詩集「幸福の擁護」(インタビュアー・渡辺本爾)、金田久璋・詩集「賜物」(インタビュアー・黒田不二夫)の3冊である。
 作者の言葉を引き出すインタビューで、また司会が参加者に発言を求めるなど、活発な言葉が交差した。会場からも、肯定的な意見が多かった。それら内容までは、ここに書くスペースがない。懇話会会報の記事に、残るだろう。
 (「幸福の擁護」について、ブログ「サスケの本棚」の2016年6月9日の記事にアップした。「賜物」について、このブログの2016年11月23日の記事にアップした。)
 事務局の配慮によるコーヒー、菓子、また著者への花束贈呈など、和やかに盛り上がった。
 M副代表の閉会挨拶で、予定通りの4時半に閉会した。

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詩集ふくいa
 福井県詩人懇話会のアンソロジー「詩集ふくい2016」(2016年10月30日・刊)を読みおえる。
 正式には、「年刊 詩集ふくい2016 第32集」である。
 本の到着は、10月28日の
記事(←リンクしてあり)で報せてあり、同記事には僕の作品(横書きながら)へのリンクが張ってある。
 詩は57名63編。異才のこぐま星座さん、H・秋穂さん、それに芸術派の1グループの主要メンバーが、参加していない。
 生活詩(リアル的、心情吐露的)が多いようだ。1作を挙げるなら、A・幸代さんの「霧」を推したい。犬に引かれて走っていると笑えてくるという、不思議なユーモアを描く。
 T・幸男さんの「ドヂの独白・うつつの鳥瞰」が古典と哲学を背景に、K・久璋さんの「パントマイム」が民俗学を背景に、重厚である。
 執筆者名簿(最大5項目)と、「’15ふくい詩祭記録」も重要である。

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 福井県詩人懇話会から、「年刊 詩集ふくい2016 第32集」2冊が届いた。
 57名63編(一人2編以内、4ページまで、参加できる)の詩と、執筆者名簿、「’15ふくい詩祭 記録」を合わせて、179ページに収める。
 2016年10月30日・刊。
 福井県在住、あるいはゆかりのある詩人の作品の、1年1度のアンソロジーである。
 また’15ふくい詩祭の全記録を、モノクロ写真と共に収める。
 僕もソネット「住所印を洗う」を寄せていて、内容はもう1つのブログ、「新サスケと短歌と詩」の10月27日付けの
記事(←リンクしてあり)に横書きながらアップしたので、ご覧ください。
 この本を読み通したなら、またここにアップしたい。

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