総合歌誌「歌壇」2019年1月号を、短歌作品中心に読み了える。
 入手は、昨年12月15日の記事、入手した4冊を紹介する(6)にアップした。


 その4冊の、了いの4冊めの読了である。

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 新春巻頭詠は30首の2名と少なく、他の歌誌と競り負けているようだ。馬場あき子「いろいろな時間」では、夫(岩田正)への亡夫恋、閉塞感ありと言いきる時代感覚が、目に付く。佐佐木幸綱の「スクラム」では、テオは飼い犬の名前、また彼が若くラグビーを詠んだ事、60年安保に関わるなどした事、との事前情報がないと実感の伝わりにくい歌がある。歌壇は村社会だろうか。
 次線級の歌人の歌にも、心に止まる作品がなかった。


 新連載・平成に逝きし歌びとたち①上田三四二は、写真が優れている(死を覚悟した穏やかな表情)。「歌壇」も過去を顧みる姿勢に入ったのだろうか。

 僕は今年5月号の前金切れで、同誌の購読を止めようと思っている。2007年4月、同誌5月号を初めて買って、丁度13年になる。2種以上の歌誌を購読する、時間的、小遣い的な余裕はない。それまで、卒業の決まった授業、消化試合のようだが、紹介は続けたい。