風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。Kindle版の無料キャンペーンも随時行ないます。多くの方のご購読を願っております。

結社歌誌

 先の3月30日の記事、届いた2冊を紹介する(12)で報せた内、結社歌誌「覇王樹」2020年4月号を読み了える。

 リンク元には、3月号の感想、4月号の僕の歌への、リンクが貼ってある。
 また結社のホームページ「短歌の会 覇王樹」も、4月号の仕様になっている。




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 今号には、「弥生(卯月の誤り?)10首詠」(僕の「花咲爺」10首を含む)等、通常の短歌と散文の他、代表・佐田公子さんの「うた新聞」2月号よりの転載、「七草のころ」5首などがある。
 今号の詠草の締め切り日は2月1日だけれども、既に新型コロナウイルスの脅威を詠む歌があって驚く。
 新会員3名、出詠購読会員5名の加わった事は喜びである。


 以下に3首を引いて、寸評を付す。
 W・茂子さんの「非対称(アシンメトリー)」より。
積年の思ひに訪ひし友呆けてやさしく笑ふはははと笑ふ
 人生のあはれを感じさせる、力量がある。
 T・照子さんの「年末年始」より。
歳晩に昭和、平成、令和へと思いこもごも交錯しくる
 僕も3代を生きる感慨が湧く。
 H・俊明さんの「病む睦月」より。
日毎来て朝夕を来てミコアイサ撮るアマチュアのをのこありけり
 流行の探鳥撮影を詠んで、「伊勢物語」を思わせる結句を置いた。







 所属する結社歌誌「覇王樹」の2020年3月号を、ほぼ読み了える。
 入手は、先の2月29日の記事、届いた2冊を紹介する(11)にアップした。



 結社のホームページ、短歌の会 覇王樹も、すでに3月号仕様である。


 僕の歌等は、もう1つのブログ、新サスケと短歌と詩の、今月1日の記事より順次アップしてゆくので、横書きながらご覧下さい。


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 本文では、通常の短歌と散文の他、昨年11月16日の第61回全国大会の報告が、8ページに渉っている。

 以下に2首を引いて、寸評を付す。
 N・ま寿子さんの「日時計」6首より。
立ち坐るたびにガタピシ鳴る膝をなだめて夕餉の支度にかかる
 僕も仕事現役の頃、膝が過労で骨の鳴る時があった。
 K・南海子さんの「おふくろさん」6首より。
カレンダー手帳日記帳と買い揃え令和二年も生きんと思う
 人は品物が待つから、生きよう、と思う時もある。



 結社歌誌「覇王樹」2020年2月号を、ほぼ読み了える。
 到着は、先の1月31日の記事、届いた2冊を紹介する(10)で報せた。



 リンクには、1月号の感想、結社のホームページ、僕の歌の載るブログ記事、3つへリンクを張ったので、是非ご覧ください。
覇王樹2月号
 通常の6首掲載の前に、巻頭言、八首抄、爽什6首10名、如月10首詠4名がある。力詠15首はない。
 同人の渡辺茂子さんの歌集「湖と青花」の批評特集が組まれた。9ページに渉る。社外より3氏、社内より5氏が、批評を寄せている。
 僕の拙ない感想は、昨年10月5日の記事にアップした。



 H・俊明氏の「覇王樹人の歌碑(38) 幻の加藤文友歌碑」では、昭和12年秋頃に建立された、現物不明の幻の歌碑を追っている。

 以下に2首を引き、寸評を付す。
 T・美香子さんの「故郷・高松」6首より。
がっしりと我を負いし従兄の背今細々と夕日を受ける
 「負いし」は、「おぶいし」と読むのだろう。広辞苑にも載っている。
 W・富貴子さんの「霜月の旅」6首より。
社会から切り捨てられぬようにせんスマホ見つめる深夜零時に
 ITの進む世に遅れないよう、努める姿が健気さを感じさせる。




 今月27日に、結社歌誌「覇王樹」2020年2月号が届いた。
覇王樹2月号
 2020年2月1日付け、覇王樹社・刊。40ページ。渡辺茂子・歌集「湖と青花」批評集が特集されている。

 同・1月号の感想は、今月7日の記事にアップした。


 ホームページ「短歌の会 覇王樹」も、協力者によって、既に2月号仕様である。


 「大翼集」に載る僕の6首・他は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、今月29日の記事より順次アップしているので、横書きながらご覧ください。


 詩誌「水脈」事務局の、笠原仙一さんが詩集「命の火」を贈ってくださった。
笠原仙一 命の火
 第6詩集。2019年12月28日、竹林館・刊。500部・限定。




 所属する結社歌誌「覇王樹」の2020年1月号を、ほぼ読み了える。
 到着は、今年元旦の記事、同・1月号が届く、にアップした。


 リンクには、昨年12月号の感想、結社のホームページ、僕の掲載短歌のブログ記事、3つへリンクを張ったので、ご参照ください。

覇王樹 1月号

 通常の記事の外、睦月10首詠は6名(これまではほとんど4名だった)、力詠15首2名の復活がある。
 またS・素子さんの評論「後水尾院時代の和歌63 ー正月御歌会始めー」も、狂歌の研究より、和歌の研究に戻って(全国大会でのお話通りだった)好ましい。
 「私のすきなこと・もの」のエッセイ欄2名1ページが新設され、I・謙三氏が「晩酌好き」、N・寿美子さんが「私のすきなこと」で写真好きを、開陳している。


 以下の3首に、寸感を付す。
 I・正太郎氏の「近郊逍遥」6首より。
若きらのリチウムの風の涼しかろ吾は手動の扇の風に
 先の夏に、1部の若者が使った、携帯扇風機を早くも詠んで新しい。
 A・良子さんの「スッポン述懐」6首より。
時期すぎて今年は一本の曼殊沙華小さき火傷のごとく枯れゆく
 「小さき火傷」の比喩が、心をも喩えて秀逸である。僕の短歌上の比喩嫌いを見直す程に。
 F・タケ子さんの「物干し竿」6首より。
補聴器の電池をかえる友待ちてただ四ったりの会始まれり
 少人数の和やかな、しかし盛んな歌会を思わせる。


 皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。


 昨年12月27日に、所属する結社の歌誌、「覇王樹」2020年1月号が届いたが、事情により報告が遅れた。

覇王樹 1月号
 表紙絵が加藤博康画伯による「陽炎」に代わった。1月号募集の題詠の題は、この絵である。
 2020年1月1日付け・刊。34ページ。内容については、読了後の感想記事にアップする。

 2019年12月号の感想は、12月13日の記事、同・12月号を読む、にアップした。リンクより過去記事へ遡り得る。



 結社のホームページ「短歌の会 覇王樹」は1月号仕様になっており、入会案内等、多くの記事を含む。


 僕は新年に、準同人より同人に昇級した。僕の6首・他は、もう1つのブログ、新サスケと短歌と詩の、昨年12月28日の記事より3日にわけてアップしたので、横書きながらご覧ください。


 昨年に事情で成せなかった計画を、今年は成し遂げたい。




 所属する結社歌誌「覇王樹」の、2019年12月号をほぼ読み了える。
 到着は、今月1日の記事、届いた4冊(4)にアップした。


 11月号の感想、結社のホームページ、僕の12月号の歌等へ、3つのリンクを貼ったのでご覧ください。

「覇王樹」12月号
 通常の短歌の他、H・俊明氏の「覇王樹人の歌碑(36) 宮前初子の歌碑」が、モノクロ写真と共に2ページに渉る。W・茂子さんの随筆「落とし文考(60)」、S・素子さんの研究「後水尾院時代の和歌62」と息が長い。
 同人・川口六朗氏の少部数歌集「時のなごり」の紹介半ページ、受贈歌誌抄3誌(各5首と共に)、各5欄ごとの10月号批評(各1ページ)、受贈歌集・歌書紹介6冊2ページ、総合歌誌「短歌」より転載のT・次郎氏の「令和となりて」7首など、本誌は内外に手厚い。


 以下に3首に寸評を付す。
 K・順造氏の「遠ざかる」6首より。
遠ざかる列車の音の引く糸を夜長に手繰る望郷の念
 望郷の念の強さを、巧みな比喩と共に表している。
 S・公子さんの「息子の三回忌」6首より。
好みゐしグミとポテトを供へたり娘も同じものを持ち来て
 長い難病の後に夭逝された息子さんを、娘さんと共に偲んでいる。
 T・恵子さんの「彼岸花咲く」6首より。
ソプラノの伸びゆく声に魅了され秋のひと日をコンサートに酔ふ
 クラシック声曲の美しさを表し得た。


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