句集 柿の葉8ページめ、スキャン
 今日2回目の記事更新です。
 3月18日(月曜日)に宮本印刷へ依頼した、義母(妻の母)の句集「柿の葉」が、10日後の28日(木曜日)に、約束通り成った。事前に電話をして、確認のあと伺った。
 上の写真の初め(左側)が表紙、後(右側)が8ページめである。
 句集といっても、B6判の冊子判で、全24ページ(表紙、奥付け、裏表紙を含めて)、56句を収める。
 義母が老人ホームへ入ってより、「NHK俳句」などで学びながら、回想をおもに吟じた句の、ほぼすべてである。


 僕はかつてより、句稿を預かり、ワードでベタ打ちして、義母と句稿の遣り取りが何度かあったが、本にするに至らなかった。
 それが20日ほど前、義母が脳梗塞で倒れ、S病院の集中治療室へ入った。左半身不随、嚥下障害のため鼻よりのチューブで栄養を送っているという。
 僕は思い立って、見開きB5判、1ページ3首組の句集稿(下端を揃えていない)を、表紙(カラーのカットを入れればよかった)と奥付けと共にワードで作成し、宮本印刷へ持ち込み、20部(両家の分)を作成して貰った。表紙より、プライバシー保護のため、姓を消してある。

 句は、新かな、季語はない作も交じり、初心の作と思われる。自己嚥下能力の回復は難しいと医師に言われ、命の細る義母に捧げる。娘婿の僕は、まだ見舞いに行っていない。近日中に、この句集を持って、見舞いに行く予定である。