風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

自然

 世界の名画シリーズより、「モネ画集」Kindle Unlimited版を見了える。
 入手は、今月16日の記事、入手した4冊を紹介する(8)にアップした。これでその4冊の内、資料用の2017囲碁年鑑を除き、3冊をアップした事になる。



 またモネ画集として、今月12日の記事、「モネ傑作名画集」(25点)に次ぐ。


モネ画集
 世界の名画シリーズ、324点、413ページ。ハイライトやメモの機能はないが、栞機能がある。また目次より、該当の作品へ飛べる。
 晩年のモチーフ、睡蓮の池でも念願の、睡蓮の池にかかる橋の数点にまみえた。橋は日本風の太鼓橋である。日傘の婦人はいない(それは別の絵である)が、モネの絵で最初に浮かぶ図である。
 サラン・ラザール駅の連作、33枚の大連作ルーアン大聖堂を、僕は好まない。人間を含めて自然に、僕は親和性があるようだ。田舎に育ち、都会に馴染めず、田舎に生活している事と、相互性があるだろうか。
 建築などにも美を感じるが、写真1枚で充分で、描き上げた連作に親近感を持てない。
 モネ(1840年~1926年)は、68歳で視覚障害の兆候が現れ、72歳で白内障と診断されたが、その後に睡蓮の大連作に取り掛かっている。


 

 綿矢りさの小説「手のひらの京(みやこ)」を読み了える。
 今月6日の記事、入手した5冊(2)の、初めに紹介した。その5冊の内、3冊めのアップとなる。

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 新潮文庫、2019年4月1日・刊。
 定価:本体490円+税39円=529円のところ、楽天ポイント303ポイントを使って、楽天ブックスで実質226円で買った。
 京都の3姉妹の娘さんを描いて、谷崎潤一郎の「細雪」や川端康成の「古都」を連想させると謳われたそうである。「細雪」は読んでいない(全集28巻揃いが鎮座している)し、「古都」は枯れていて印象が薄い。

 これは京都の自然と行事と人情を描いて、濃やかな小説である。
 長女・綾香は次女の紹介した男性と交際を始め、うまく結婚へ進みそうである。次女・羽衣は自認するモテ女だが、「キレ芸」でいけずな先輩や取り巻き、パワハラ・セクハラの上司を撃退するものの、キレたところを恋人に見られて失恋してしまう。3女・凛は理系の大学院修士課程を修了し、両親の同意を苦労の果てに得て、東京都の有名菓子メーカーに就職する。

 僕は2人兄弟の弟なので、家庭内の娘さんの実情を知らない。しかし僕が憧れるほど、京都の娘3姉妹を、京言葉と共に、濃やかに美しく描いている。
 作者の望郷の思いも、籠められているだろう。



 福井県俳句作家協会「年刊句集 福井県 第57集」より、4回目の紹介をする。
 同・(3)は、先の4月24日の記事にアップした。
概要
 1年に1集ずつ発行されて来たとすると、創刊は1962年になる。俳人協会から伝統俳句協会が分離した年である。危機感を持つ県内の俳人が多かったのか、現代俳句協会を含めて、3派が合同して県組織を創立し、年刊句集を発行し、現在に至るようだ。
感想
 今回は、坂井地区(坂井市、あわら市)の13ページ(108ページ~120ページ)の26名、260句を読んだ事になる。
 同・(3)の41ページ、810句に比べて、かなり少ない。人口数の違いであり、文化への関心度の違いではないと信じたい。
 「世情は変わっても自然は変わらない」という考え方があったが、自然開発が進み、災害・異常気象が進むと、「自然は変わっても人情は変わらない」とも考え得る。
 年刊句集の句が、多く有季定型であり、季節の詩として俳句は貴重である。
引用

 以下に5句を引く。
初旅や三か所の子に餅配る(A・昭三)
人影も見えぬ野面の極暑かな(S・潤子)
日捲りも薄くなりけり涼新た(W・千加江)
スマホで見る天気予報や稲刈り日(T・政三)
着崩れし踊り浴衣や水を飲む(I・房枝)
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。



 今日2回目の記事更新です。
 このブログの投稿が、そろそろ1,000回を越えているのではないかと、調べてみると、2月20日付けで1,005投稿だった。
 調べ方はライブドア・ブログで「マイ・ページ」→「基本設定」→「利用状況」→「ブログの投稿情報」の最下段「これまでの投稿数」に明示される。
 本格的に運用を始めた、2016年9月3日の記事、
「ブログを移転します」より29ヶ月余、約890日での達成である。
 記事更新を休んだ日もあるが、ほぼ毎日更新で、1日2回更新の日も多い。
 前ブログ「サスケの本棚」が、9年5ヶ月で3,075投稿だったので、それに比べて少し速い。
 1日の2記事目の投稿に、昼食の公開(
今日の昼食を公開します(10)より、遡れる)や、お八つの公開(僕のお八つを公開します(5)より、遡れる)が多かったが、最近は上品に花の紹介などが多い。反省というか、感性の上昇は自然だとうそぶいたりして、迷っている。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。



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 北庭に、南天の実の1房を見つけたので、写真アップする。
 昔は庭に何ヶ所かあった南天もすたれて、今年は欠けの目立つ1房のみである。
 家の北東部(鬼門)に中るが、庭の北東の角ではない。

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 万両の2株が、乏しい実を付けた。鉢植えの親株はなく、小鳥が自然生(じねんば)えさせた株で、左が兄貴分にあたる。
 昨年は12月17日、積雪から起こした、実生の万両(上初めの株)の写真をアップした。
 生長は良いので、実の少ないのは、開花期に雨が続いた(当時、心配していた)からだろう。
 鉢植えの株は、こうまで少ない年はなかった。鉢植えでも、世話をすれば、自然より結実の環境が良いのかと、自然の厳しさに思い至る。
 南天も万両も、来年はたくさんの実を付けてくれるよう願う。


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