風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

観る将

 スポーツ誌「Number 1010 藤井聡太と将棋の天才」Kindle版を、ほぼ読み了える。
 入手は、今月10日の記事、入手した4冊を紹介する(9)にアップした。



 藤井聡太・本として、グッズは別に、2019年11月3日の記事、谷川浩司「中学生棋士」を読む、以来である。当時は藤井聡太は無冠だった。


Number 1010 藤井聡太と将棋の天才
 「藤井聡太と将棋の天才」は、文藝春秋、2020年9月3日・刊。
 Kindle版:580円、紙本:640円。
 経歴等は、ごく最近の他、語られ尽くしており、記事は物語的、ムード的である。スポーツ・ノンフィクションの最近の流れだろうか。
 藤井聡太とタイトルを争った、渡辺明、木村一基の談話も載っていること、現在は不利とされる振り飛車戦法の雄・久保利明の取材も載っている(やや感傷的ながら)事などが評価される。
 「天才が切り拓いた矢倉新時代」は専門的過ぎて、観る将の僕にはわからない。




 プロ将棋棋士9段の谷川浩司(名人等タイトル多数、元・日本将棋連盟会長)が5棋士を取り上げた、評伝「中学生棋士」を読み了える。

 到着は先の10月29日の、入手した2冊を紹介する(7)に記事アップした。



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 角川新書、2017年9月10日・初版。価格:800円+税。
 帯なし、メルカリ:380ポイント。

 中学生でプロ棋士となった、加藤一二三、自身、羽生善治、渡辺明、藤井聡太、5人を取り上げている。ただし全217ページの内、129ページを藤井聡太7段(当時、4段)に費やしている。
 谷川浩司は藤井聡太が初め目指した名人であり、人柄も真面目らしく、語り口は爽やかである。
 藤井聡太の史上最年少デビュー、公式戦29連勝、幼年時代のエピソード等、現在までの活躍を観ると、何度読んでも更に面白い。
 自身や他の中学生棋士の評伝で、優れた成績を挙げながら、勝負の世界の厳しさに、心の葛藤のある事が知られる。

 僕は囲碁を覚えて、日本棋院アマ6段の免状を得たけれども、1対1の勝ちへの執着を失って対局しなくなり、20年くらい経た。将棋は駒の動かし方を知る程度で、もっぱら観る将である。


 

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