風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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観光

a・一の鳥居c・二の鳥居
 5月2日の好天の朝、帰省の息子夫婦と共に、家族4人で地元観光に出掛けた。
 まず妻のみ行ったことのある、白山平泉寺へ、エクストレイルで。
 初めの写真は一の鳥居、次の写真は二の鳥居である。

b・参道を上る家族
 参道を上る、左より妻、息子、その妻である。
d・拝殿f・本社拝み所
 初めの写真は拝殿、次の写真は本社の参拝所。
h・三ノ宮e・斑ら陽の苔
 初めの写真は1番奥の、三の宮。次は、戻り道で撮った、はだれ日の苔原である。
i・永平寺・入口
 その後、永平寺へ向かう。沿道名物の団子を食べ、永平寺の入り口に行くが、中に入らず。
 昼食に、沿道の店で越前蕎麦を食べ、帰途へ。
 途中、アイスクリーム屋さんに寄ってそれぞれ食べ、羽二重餅の生産所と直売所を巡り、帰宅した。
 明日からまた、読書日記中心の記事に戻ります。



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 角川書店「増補 現代俳句大系」第14巻(1981年・刊)より、13番目の句集、沢木欣一「沖縄吟遊集」を読み了える。
 今月3日の記事、
桂信子・句集「新緑」に次ぐ。
 なお2016年10月30日の記事に、同・大系第11巻より、沢木欣一・第2句集
「塩田」を取り上げた。
概要
 原著は、1974年、牧羊社・刊。330句、著者・あとがきを収める。第4句集。
 沢木欣一(さわき・きんいち、1919年~2001年)は、1968年、本土復帰(1972年)前の沖縄県に、文部省より約1ヶ月間、派遣され、そのほとんど書き下ろしに近い句集である。
 俳誌「風」に拠り社会性俳句を展開したが、60年安保闘争後、「即物具象」のスローガンを掲げ、子規の写生説を見直した。
感想
 なぜ「沖縄吟遊集」を、この大系に取り上げたか、わからない。同年「赤富士」、76年「二上挽歌」と、近い内に句集を発行している。
 これまでの歳時記に収まらない風物の多い沖縄県に苦吟し、後の世界俳句へつながると見たのだろうか。
 スローガン的でなく、漫遊記的でない句作が求められるが、後半ではやや風物に圧倒され、観光吟的になっている。
引用

 以下に5句を引く。
片蔭といふもののなし基地の街
辺戸岬甘藷(いも)蔓たぐりゐし女
盆太鼓大地へ音を叩き込む
わたつみの神女(かみんちよ)三日山籠り
芭蕉糸しろがね光り糸車
0-40
写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。




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