風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

誤まり

 岩波文庫のヒポクラテス「古い医術について 他八篇」より、6回めの紹介をする。
 同(5)は、先の3月29日の記事にアップした。


 今回は、「流行病 第1巻」を読んだ。26節の概説と、14の症例を含む。
 紀元前4百年の医学書とはいえ、「文利」「焼熱(カウソス)」「煮熟」等の不明の語、「卒中」を流行病とする誤り、などが見られる。
 「14の症例」でも、詳細な観察はなされるが、手当ての記述はほとんどない。これでは、薬草をあさった漢方医学に劣るのではないかと思われる。
 理念としては、「医の技術には三つの要素がある。すなわち病気、病人、および医者。医者は技術の助手である。病人は医者と協力して病気に抵抗すべきものである。」と、とても立派なのだけれども。

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写真ACより、「ビジネス」のイラスト1枚。


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 今日2回めの記事更新です。
 ホームページ「新サスケ'Ownd」の1月23日付け記事に、「2020年版 方言集 福井市とその近辺」をアップしました。表紙を含めて、ExcelでA4判11枚です。2020年末に17語足して、総550語に至りました。
 裏映りが多少あります。ほぼ単独で収集したので、誤りがあるかと存じます。ご批正願います。


 これからも方言を収集して、追加し、改訂して行く予定です。
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写真ACより、「恐竜」のCG1枚。




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 現在、4月19日23時59分で、もうすぐ就寝するべく、簡単に書きたい。
 今月13日の記事、KDP小説「底流」の5ヶ所を修正で、これ以上、誤りの無いことを願う、と書いた。



 しかし確認のため読み通してみると、1ヶ所の誤りがあった。タブレットのダウンロード本に、ハイライトとメモを付して、わかりやすくした。
Kindle「底流」表紙
 第2章の初めあたり、「身につけはじめてていた。」と、余分な「て」があった。慌てずに原稿を修正し、何度目かのKDPのアップロードをして、販売を申請した。
 今回も4時間ほど経て、OKのメールが届き、再ダウンロードすると直っていた。
 今度こそは、今回のKDP本・修正の仕舞いとしたい。
 小説は短編でも字数が多く、誤りが多かった。概算13ヶ所である。購入してくださった方には謝りたい。




 
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 記事の上のメッセージボードにもあります通り、ハンドルネーム・新サスケは、ペンネーム・柴田哲夫で、短編小説「底流」を2020年2月20日にKDP出版しました。

Kindle「底流」表紙
 先の3月13日に、KDP小説「底流」完全版・作成の記事をアップしました。
 
 しかし申し訳ありませんがその後、文面に5ヶ所の誤りを見つけました。
 しばらく間が空きましたが、4月12日に修正しました。誤りのヶ所には、ダウンロード本で、ハイライトを付け、メモを付したので、易しく見つけられます。パソコン保存の原稿を修正し、再アップ申し込み後、約4時間で修正版のアップの通知がメールで届きました。
 それより約30分後、Amazonのアカウントサービス→コンテンツと端末の管理より、「底流」の、→この本の利用を終了、よりいったんタブレットの旧版「底流」を削除しました。
 AmazonのKindleストアのカテゴリで、「柴田哲夫 底流」で検索して、僕の小説を見つけ、Kindle Unlimited版をタブッレットに再ダウンロードしました。確かめると、修正ヶ所は直っていました。
 5回の修正を重ねて、これ以上、誤りの無いことを願っております。

 Kindle Unlimited会員の方は、新しくダウンロードをお願いします。Kindle版を買おうという奇特な方は、500円(税込み)での購入をお願いします。Kindle版の無料キャンペーンは、規定で90日以上に5日間なので、5月末頃に行いたいと思います。




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 角川書店「増補 現代俳句大系」第15巻(1981年・刊)より、9番めの句集、平畑静塔「壺国」を読み了える。
 先行する石川桂郎・句集「四温」は、昨年11月21日の記事にアップした。



 原著は、1976年、角川書店・刊。1970年~1974年の645句、著者・後記を収める。
 平畑静塔(ひらはた・せいとう、1905年~1997年)は、精神科医、1時カトリックに入信するが離れた。
 1933年、「京大俳句」創刊、1940年、「京大俳句事件」に遭う。1948年、山口誓子「天狼」創刊に参加。

 句集「四温」の記事にも書いたが、僕は1970年代(統一神霊協会が流行り、新左翼は内ゲバに入っていた)と、1980年代半ば頃までが、よくわからない。急速に保守化して行く時代に、付いて行けなかったのかも知れない。バブル景気、ビロード革命の頃より、記憶がはっきりしているようだ。

 句集「壺国」も、「原始時代からの記憶や伝統を反映する‥‥」「古くからの日本の行事・風俗・生活など、‥を素材とした」(同・大系の解説より)と、時代の保守化に流された事は否めない。
 「耐ゆる」(「耐ふる」が正しい)、「率ひて」(「率ゐて」が正しい)の2箇所の誤りは、角川書店にしては惜しい。


 以下に5句を引く。
右巻に凍てず廻るは花時計
水芭蕉ひらきし花の一頁
花売に粘り負けして西東忌
緑陰に誘ひてバースデーの妻
梨の花ふふむ裏戸に出る涙
(西村方壺訃報)
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。


 
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