前川幸雄さんの詩文集「思い出の中の上越と福井―詩と評論 記録―」を、ほぼ読み了える。
受贈は9月21日の記事、「頂いた本など9冊(2)5冊」の4番目にアップした。
概要
2018年8月30日、以文会友書屋内「縄文の会」・刊。制作・(有)ワープロセンターホープ。非売品。
前川幸雄さんは、福井高専、上越教育大学、福井大学、仁愛大学、等で教え、今はカルチャーセンターの講師をしているようだ。
詩集8冊、専門の中国文学から現代中国詩・翻訳詩集5冊、翻訳小説集、多数の研究書、他の実績がある。
感想
上越編には、「詩彩」に発表して、最新詩集「弐楽半のうた」未収録の詩6編、「講座の記録」と資料再録を収める。
福井編には、「『弐楽半のうた』の感想文」、詩1編、詩論3編を収める。
各編の緻密さと、受け取った詩集感想文をまとめて本に発表するおおらかさは、羨ましい。
36ページに、僕の送った写真、3枚が載る。挨拶のメモもあり、こだわらない。しかし写真を更に写したらしく、少しボケている。本に載せるなら、電子版を送らねば、と思った次第である。