風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

越前

 1月12日(日曜日、3連休の真中)に、妻に誘われて、こしの水仙まつり(正式名称、1月11日・12日のみ)に参加した。20年ぶりくらいか。
 午前9時前に妻の車、妻の運転で(自動車運転は妻の方が上手で、車も妻の日産エクストレイルが大きい)出発。カーナビに従い、山中を通って、海岸沿いに出、10時に会場の、越前水仙の里公園・着。旧・越廼村(こしのむら)にある。

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 第1駐車場は満杯で、第2駐車場まで戻り、数分を歩く。
 初めの写真は、冬の日本海。凪で穏やかである。
 次の写真は、日本水仙の畑である。

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 ドームの中の、水仙・他の植栽である。芳香がする。
 あとの写真は、水仙にまつわる美術品のコレクションより。台上・左から2番めの火鉢は、江戸中期の作である。蒔絵の棗などもあった。
 行き進むと、舞台の裏に出るので、引き返してドームを出た。舞台ではよさこい踊りのアトラクションがあるようで、人だかりができていたが、僕たちはスルーした。

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 上の初めの写真は、タピオカである。人生初のタピオカ!(はい、田舎者です)。
 アイスの抹茶味で、美味しかった。
 あとの写真は、直売の日本水仙、500円×2束である。妻が買った。莟は開くと、おばちゃんが保証した。毎年、常陸宮家へ献上されている。


 僕が鯛焼き2個を買って、11時前、帰途に就く。帰路は山の中を通らず、海岸線を通った。息子が幼い頃、何年か海水浴に通った、鷹巣海岸へ行く道である。
 僕は助手席で、スマホをいじらず(電波の通じない地域もある)、妻と会話しながら、リラックスした。12時前に帰宅。妻に礼を言って、短い行楽をしまった。


永平寺キャンパス・講座

 5月25日午前10時より12時までの予定で、講座「福井が育む文学を訪ねる」第1回が、福井県立大学永平寺キャンパスの1室で催された。参加した文学の催しとして、今月20日の記事、荒川洋治さん芸術院賞・恩賜賞祝賀会以来である。
 講座開始前は参加者が少なく、淋しい会になるかと思われたが、定刻直前に聴講者が続々と集まり、定員30名を越え、後ろ部屋との仕切りを外し、机・椅子が2列、追加された。
第1講座
 三方郡美浜町よりおいでの、民俗学者・詩人の金田久璋さんによる、「文学に見る若狭・越前の民俗世界」。
 福井県の成立から説き、越前が若狭を低く見る風潮を批判する。
 また山の神・田の神を祀る風習、土葬、まじないの言葉等を紹介し、AIの時代に昔からの民俗が消えて行く事を嘆いた。

第2講座
 時間が押して、11時15分頃より、定道明さんの講座。「福井の文学者達 ~下からの目線と経験主義~」。
 水上勉が自伝的文章「土を喰う日々」「私の履歴書」でも明らかにしなかった事で、生家跡などに立つと、判る事と想像される事がある、と述べる。生家の小屋が墓地の隣りだった(墓地は普通、人家を離れて造られる)事が判り、9歳で寺に預けられたのは「口減らし」のためと想像される、と述べた。
 中野重治の「空想家とシナリオ」の1部を挙げながら、転向後の彼を「プロレタリア文学者」と1括りにしないでほしい、彼は第3の道を模索して苦闘したと、中野重治・研究家らしい言葉だった。
 浜口国雄の詩「便所掃除」、岡崎純の詩「田螺考」を挙げて、福井県出身の文学者の、下からの目線を説いた。
 12時半頃に、第1回の講座を了えた。楽しみにしていた県大レストランは、休日には開いていなかった。


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