風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

題材

 福井県俳句作家協会・刊の「年刊句集 福井県 第58集」より、1回めの紹介をする。
 到着は、先の3月30日の記事、届いた2冊を紹介する(12)にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。

 

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 2019年、令和元年に吟じられた句より、1人10句1段(1ページ2段)。
 今回は役員43名、顧問以下15名、計58名の580句を読んだ。
 新しい題材(カフェラテなど。タピオカの句はあるかどうか)、新しい表現を目指している。土着性の汲み取り(紙漉き、海女など)もある。中句「ゐの一番に」の句があり、「いの一番に」の誤り(旧かなでも)であり、よい着眼なのに惜しい。
 表現し、発表し、競うことで癒される心もあるだろう。

 以下に5句を引く。
藻の花や水が自慢の紙の里(M・潤子)
涙腺の乾き八月十五日(M・潔)
廃村の鎮守に一夜盆踊(M・浩)
珈琲に描くミルク絵春隣(H・利男)
息白く駆けきて言葉聞きとれず(N・昭子)





 KDP(キンドル ダイレクト パブリッシング)の2回め、原稿作成(1)をお伝えする。
 1回めの同(1-1)アカウント登録は、今月5日の記事にアップした。



 題材は、僕のホームページ「新サスケの散文サイト」に途中まで連載した初期小説「底流」とした。詩歌と違って、目次項目が少なく(目次を作るなら多くても一緒だった)、字数は多いが途中までホームページの原稿をコピペすれば良い。
 ガイド本として、粕谷正幸・著「初心者のためのWordで作るKindle電子書籍」Kindle Unlimited版(2019年10月23日・改版)を参考にした。

電子書籍

 まずWordの書式設定をする。大きさは、10インチ・タブレットに合わせ、B5判、縦書きとする。字の大きさは12ポイント、字体(フォント)は游明朝体。余白はガイドでは「狭い」だったが、「やや狭い」とする。行数は、初め39行だったが、42行を指定する。
 全体の様子は、インディーズ作家・村杉奈緒子の小説「よみ人知らず」Kindle Unlimited版を参考にした

 内容のコピペは、ホームページの原稿を、1節ずつ移す。原稿を右クリックで「すべて選択」し、再び右クリックで「コピー」する。サイトを最小化し、先ほどのWordの白紙にペーストし(書式の一致で)、余分を省く。
 この繰り返しの作業は楽にできたが、まだ6面半(キンドル横長では1面2ページと数えるような記憶がある)、全体の1/3である。

 これからは底本の「白房」1968年版より、写すしかない。筆写は苦手である。創造の喜びはなく、間違えられず、かつ小さく推敲する。原稿作成の途中で、あるいは出来上がってから、ここで報告する。

しょしき

 角川書店「増補 現代俳句大系」第15巻(1981年・刊)より、7番めの句集、永井龍男「永井龍男句集」を読み了える。
 今月1日の記事、和知喜八・句集「同齢」を読む、に次ぐ。

 

 原著は、1976年、五月書房・刊。444句、著者・あとがきを収める。
 この句集は、「文壇句会今昔・東門居句手帖」(1972年、文芸春秋社・刊)の約千句より、石川桂郎らの手を経て、自選した句集である。山羊総革装、特染布貼夫婦函入の豪華本である。
 1927年~1965年前後の句より成り、戦中の中国・吟を含む。著者にはこの後、句集「雲に鳥」(1977年、五月書房・刊)がある。

 永井龍男(ながい・たつお、1904年~1990年)は、小説家であり、僕はデビュー短編「黒い御飯」、戦後の長編「風ふたたび」を読んだ記憶が残る。「石版東京図絵」を読んでみたい。
 戦前より俳句を始め、戦後は久米正雄の三汀居句会、文壇句会等で作句した。
 住み続けた鎌倉のあちこちでの風俗、生活を題材としたようだ。


 以下に5句を引く。
厨女が唱歌うたふや花木槿
立冬の母子に午砲(ドン)の鳴れるかな
北風や独楽買ふ銭を固く掌に
寒鮒を茶で煮る鍋のあるばかり
数へ日の三時は日向四時の影
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


「北斎漫画」Ⅰ-Ⅰ
 今年5月7日の記事、「北斎漫画」全3巻で紹介した3巻より、第1巻「江戸百態」(全4章)の第1章「人物絵鑑(じんぶつえかがみ?)」を見了える。写真は、第1巻のカバー表紙である。
 リンク記事で紹介した通り、全3巻は青幻舎の文庫本3冊(外箱付き)である。
 元本の970ページより、4,000余カットを、主題に由る重複を厭わず、すべて収録したとある。
 第1巻「江戸百態」は、序、解説を含め、348ページに及ぶ。
 彩色は、黒、灰色、肌色の3色のみである。
 「人物絵鑑」でも題材は様々で、武士、公卿、僧侶から、庶民の商人、様々な職人、芸人(手品師、越後獅子、猿回し、琵琶法師、等)を含む。中に絵師のカットがあり、5本の筆を、両手、両足、口に捉えており、絵師の自負を表わすようだ。
 文庫本なのでカットが小さく(古意の漫画であり、後の章では大きくなっているようだ)、カットの説明が少なく(稀に題名があるのみ。後に増える)、今回は楽しみが少なかった。大判にして、僕が満足するかはわからない。
 全カットを収めるとはいえ、1冊:1,500円+税は、高価なようだ。ただし持ち運びに便利である。巻末に、2018年・第18版とある。



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 今月17日の記事、届いた2冊(6)で報せた内、綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2019年5月号を、短歌作品中心に読み了える。リンクより、関連過去記事へ遡れる。
特集 塚本邦雄が切り開いた十首
 僕は俵万智以降に短歌を始めたせいか、塚本邦雄の短歌をあまり好きではない。手元にはアンソロジー「塚本邦雄歌集」(思潮社、「現代詩文庫 短歌俳句篇」2007年・刊、1,200余首)があるのみ。別のアンソロジーを読み了えて、処分したように記憶する。
 技法の開発は、後世に影響を残したけれど、戦中派ゆえかの憎悪感が嫌だ。
蘇る短歌 坂井修一 第十四回 市民
 「私自身は、結社は<虚>の空間として存在すれば良いと思っている。」と書き、結社員の心構えを長く述べ、僕は同感する。
引用

 大井学「マスク」12首より。
声をかけて欲しいときにはマスクする部下ありてまた誘う焼肉
 サラリーマン上司の人情機微である。
 御供平佶「江尻の風」12首より。
昨日より考へながら出でて来ぬ駅名があり人の名もまた
 その場で花の名や人名が出て来ないのは、よくある題材だが、「昨日より」「駅名」が新しい。自虐のユーモアだろうか。

 リンク記事に書いた内、5MBを越える写真を2MB台までリサイズする方法を覚えた。また本阿弥書店へ送金して、「歌壇」6月号~11月号を予約した。


 今日2回目の記事更新です。
 今年の8月13日より、本格的に運用を始めた、僕のホームページ
「新サスケ’s Ownd」の3回目の広告です。
 初めは毎日更新を目指しましたが、今月は24日の今日、9回しか更新していません。
 雑記日誌の題材は毎日、大小あってもあるのですが、時間と体力(椅子に座り続けて、お尻が痛くなる)のため、続きません。
 ここ1週間で、訪問者9人、56viewです。昨日は、訪問者1人、13viewでした。
 無名人の個人的な事に、読者の関心が無い事はわかります。
 でも仕事をリタイアした翁が、読書とブログ関係以外に、日常に何をしているか、小さな興味のあるところではないでしょうか。
 昨日は、9月23日のブログ記事
「レベル・アップ?」の裏話、「マイ「デジタル読書ノート」まで」をアップしました。時間の経過がある分、冷静に書けたかと思います。
 今後も更新を続けますので、お見守りください。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。
ホームページ記事で、よくわからない事を記述して、心の焼ける思いをしたので。


 

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