風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

飛べる

 季刊同人歌誌「COCOON」Issue17をほぼ読み了える。
 入手は、先の9月26日の記事、入手した3冊を紹介する(11)にアップした。



 同Issue16の感想は、今年6月27日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。


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 同人は、結社歌誌「コスモス」の若手歌人(1965年以降・生まれ)より成っている。
 短歌に向かう姿勢について、僕は何も書くことがない。短歌の力では、社会は変わらないだろう。家庭に拠り、短歌創作で心の平常を保って、生き延びてもらいたい。

 以下に2首を引き、寸評を付す。
 K・絢さんの「こころ」24首より。
いまだけとわかつてるけど「おかあちゃん、すき」(きた。くうっ)噛み締めてゐる
 子育ての最も幸せな時だろう。仕事を持ち、スマホゲームでストレス解消する。
 O・淳子さんの「洗濯ばさみ」12首より。
飛べるとは思わないけど飛べるなら今かもしれず傘をひろげる
 Oさん、その時は、少し跳び上がってみませんか。飛べるかも知れないから。




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詩集 楽園の記憶 歌になった言葉たち
 あいね麗奈のkindle unlimited本・詩集「楽園の記憶」を、タブレットで読み了える。
 本書の
ダウンロードは、今月20日の記事にアップした。
 2017年10月22日・初版。32編の歌詞と、「はじめに」「おわりに」を付す。
 目次欄の題名にタッチして、作品に飛べる。ハイライト機能はないが、栞、拡散、表示変更、等の機能はある。
 ゴシックでもゴスロリでもなく、ゴス文化というものがあるそうで、彼女の歌詞もそれに含まれるのだろうか。
 幼い楽園時代があり、喪失があり、若くして追憶に生きる若者の心情が、表わされているのだろう。
 英語のみの作品「Beside the garden」「Walking around」「Small world」は、やや長めだが、ほぼ僕の理解できる単語で書かれている。
 これらの方向で、彼女はもっと活躍できると思うので、今後も出版活動を期待する。


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