森山たつを「一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法」Kindle版を読み了える。


 99円での購入は、今月4日の記事、「ダウンロードした4冊を紹介する」にアップした。


 森山たつをは、電子本を無料、あるいは99円、250円で売る事を奨めている。彼の本の多くは旅行記、あるいはガイド本であって、手数に合わなくても売れれば良いのかも知れない。99円で1万冊売っても、99万円であり、副収入にしかならない。
 僕もその1人の、アマチュア詩人は作品へのプライドが高い。旧・詩友のこぐま星座さん(ハンドルネーム)は、詩集の簡易版再販の本の定価を相談(初版は1冊千円)した時、五百円の提案にムッとしていた。数十万円~百万円の自己出版で、ほとんど贈呈するとしても、千五百円~三千円の定価は、譲れないのである。
 無料キャンペーンは、紙本の贈呈で慣れており、知ってもらう、他の電子本を買ってもらう、等のメリットがある。しかし文芸書の定価を99円、250円にする事は、内容への信用を落とすように思える。本はプロの文学者(著作権あり)の場合でも、500円くらいの文庫本、電子本はあり、500円なら拘る事はない。
 森山たつをは、電子本の売り上げでは生活できないので、海外(カンボジア)での起業プログラム(カレー屋)を起こし、その参加料等で収入を得ているようだ。
 Twitterでの告知が有効であると述べるので、僕も多くフォローし、フォロワーを増やそうかと考える。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。