メンバー3人の所、短歌研究会A第67回を、コロナ禍で会合もならず、TさんとスマホのSMSと電話で開いた。Mさんには、やんわりと断られた。
 先の第66回は、3月18日の記事にアップした。



 まずスマホのSMSで(LINEはしていないので)、お互い5首ずつを示した。
 僕はTさんの歌にSMSで感想を述べ、Tさんはまだるこしいと電話で僕の歌の感想を伝えた。
Tさんの5首より。
 1首めの3句4句が「雲雀は鳴き山ざくら咲く」とあるのを、3句「雲雀鳴き」と4句と対句にするよう奨めたが、Tさんには拘りがあるようで、その儘となった。
 5首めの筍掘りの歌は、パンデミック下の日常を描いて優れている。
僕の5首より。
 3首めの2句3句「山鳩が啼く 夕べには」の繋がり方に、Tさんは違和感があったようだ。表示の都合で丁度、1字アキがわかりにくかったのかも知れない。
 4首めの2句3句「雲雀の鳴くが日本には」の「が」での繋がり方にも違和感があったようだ。古典文法のTさんの詠み方では、「雲雀の鳴けど」となる所かも知れない。

 電話で、会合でなく、スマホで歌会をするのは淋しいと言い合って、会を了えた。
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。