風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Amazon

大和物語
 歌誌「歌壇」9月号の、佐田公子さんの評論に惹かれて、歌徳説話「大和物語」(朝日古典全書、南波浩・校註)をAmazonマーテットプレイスへ、8月27日に注文し、8月30日に届いた。
 同じ値段で2冊があり、第7刷というのに賭けた。初刷のもう1冊との優劣はわからない。
 宮廷貴族の間の話が主らしく、歌の鬼神をも動かす、あるいは短歌の自己救済の、徳の話ではなかった。

幸田玲 月曜日の夜に
 kindle unlimitedより、短編小説集「月曜日の夜に」を、8月28日にタブレットへダウンロードした。
 作者はインディーズ作家として、活躍中らしい。僕は小説はメジャーなものしか読まなかったが、短編恋愛小説集らしいので、試しに買った。

白石晴久 第四次
 ひょんな所から、白石晴久「第四次産業革命の底流」kindle unlimited版を、8月28日にタブレットへダウンロードした。
 情報産業に関心が、僕にもあって入手したが、読み了えられるかどうか。




サーキュレーター
 今日2度目の記事更新です。
 先の7月20日に、Amazonに小さいサーキュレーターを注文し、7月22日に届きました。
 写真の下部の黒いものを見ておわかりだと思いますが、デスクトップ型パソコン(のおもに排気孔)を冷やすためです。

 昨年11月5日の記事
「ミニ扇風機を買う」でも、ちらりと書いたとおり、暑い時期の今は、座敷用扇風機の風を背後より当てていたのです。その写真と記事があると思っていたのですが、どこにも見当たりません。
 扇風機の風は、顔にかかるくらいで、満足していたのですが、妻が扇風機をほしいと言い出しました。それで扇風機を差し出し(洗って)、僕は小さな安価なサーキュレーターを買いました。

 アイリス オーヤマ「PCF-HD15N」、8畳用、約30ワット。価格:1,979円(税込み、送料無料)。
 やや音はしますが、部屋を冷房しているせいか、3段階切り替えで送風して、パソコンは過熱せず、作動異常もありません。

 また涼しくなったら、リンクに挙げたミニUSB扇風機に戻そうかと思います。あるいはサーキュレーターの風量を弱めて使えるかも知れません。


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 7月14日の夕方7時頃、郵便局員が呼び出しホンを鳴らして、綜合歌誌「歌壇」2018年8月号を置いて行った。
 Amazonに予約してあり、8月15日に到着予定とメールの案内があったが、日本の物流の良さか、ゆうパケットで1日早く着いた。

 
同・7月号の感想は、先の6月27日の記事にアップした。

 僕は毎号の「次号予告」をよく見ていないというか覚えていないので、届いた毎号の表紙を見て、特集や連載今回に驚く。
 特集の「回想の夏」、高野公彦へのインタビュー、佐佐木信綱の添削、歌壇賞・発表の他、毎号連載の記事、短歌作品群から学びたい。

 材料が他になかった訳ではないが、速報性があると思って、歌誌の到着を記事の題材とした。読み了えたなら、ここで紹介したい。



 先日、Kindleストアの無料詩歌欄を見ていると、蔵原伸二郎「岩魚」があったので、タブレットにダウンロードした。きれいな表紙はない。
 タブレットで開いてみると、「岩魚」、「鮭」、「すずめ」、「落日」、「西瓜畑」、「遠い友よ」、「石の思想」、7編の詩を収めるのみである。蔵原伸二郎に「岩魚」という詩集があるが、7編で全部ではないだろう。
 奥付けに拠ると、新学社「近代浪漫派文庫 29」(2005年・刊)を底本とした、青空文庫より作成されている。青空文庫で蔵原伸二郎を調べてみると、7つの章があり、複数の詩編を収める章がある。詩集「岩魚」との関連付けは判らない。
 その中の「岩魚」の章を、そのまま1冊として、Kindleストアで無料販売していた訳である。無料だから、不満を言う筋合いはない。
 蔵原伸二郎(くらはら・しんじろう、1899年~1965年)は、戦時中に国粋的な戦争詩を書き、戦後に指弾されたとされる。1964年、詩集「岩魚」を刊行し、読売文学賞を受賞した。
 メジャーでない詩人の詩集を読むのは、僕が見つけて好むからではない。今から半世紀前、高校文芸部で1年先輩だった荒川洋治さん(今は現代詩作家として令名高い)が、蔵原伸二郎の詩を好み、「蔵原伸二郎研究」という研究誌を出すから、批評を書くように僕が言われた、思い出があるからである。研究誌は結局、資料としての詩抄集(当時だから、彼が原紙を切った、わら半紙へのガリ版刷り)が出たのみだったように記憶する。
 その作品集で、当時の僕は「足跡」という短詩(題名を忘れていたが、詩人名と覚えていた単語でネット検索し、見付けられた)が好きだった。青空文庫の蔵原伸二郎の「足跡」の章(この詩1編のみを収める)で、読み得る。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。



原田彩加 黄色いボート
 今月4日の記事「歌集5冊をダウンロード」で報せた内、4冊目の原田彩加「黄色いボート」kindle unlimited版を読み了える。
 今月14日の記事、堀合昇平・歌集「提案前夜」に次ぐ。
 あと1冊だが、その後にダウンロードした田中ましろ「かたすみさがし」、その前の堀米好美「いのち」、宇野なずき「最初からやり直してください」の歌集が、タブッレットで待っている。
概要
 Amazonでの諸版の発行年次、価格は上のリンク記事に載せたので、それをご覧ください。
 原田彩加(はらだ・さいか)は、1980年・生、どの短歌グループにも属さない。NHK文化センターの講座で東直子と出会う。幾つかの短歌賞を受賞した。
 歌集の末尾に、東直子・跋「こんなところにも咲くはな」、著者・あとがきを収める。
感想
 仕事は厳しく、転職してもストレスが多そうだ。
 踏ん切りのつかない青年(「あなた」と呼ばれる)との、実らない恋もストレスのようだ。
 少女時代の回想が1章、田舎へ帰郷して祖母と触れ合った1章、共に癒しとしてある。
 仕事も恋も男性原理の社会に、強い不満があるようだ。飛び出すのでなければ、女性原理は育児にしかないようだが、それも危険である。
 この新鋭短歌シリーズを読んで来ると、短歌を詠みながらも、不幸な娘さんが多いようだ。仕事を含めて、時代の故もあるようだ。若者に、歌を詠みながら、生活に耐えてもらいたい。
引用

 以下に7首を引く。
瞬きもせずに見ていたペンの先 シンメトリーなあなたの名前
辞めるって決めたら楽になったよと踊り場へ来て同僚はいう
壇上に追いたてられてスピーチをさせられている手負いの獣
パンジーの花殻を摘むけんかして仲直りすることに疲れて
嫌わずにいてくれたことありがとう首都高速のきれいなループ
庭中の花の名前を知っている祖母のつまさきから花が咲く
黒板を消しても残る落書きのようにあなたがまだそこにいる





鈴を産むひばり
 Amazonでkindle unlimited版の歌集、5冊をダウンロードした。
 ダウンロード購入した歌集は、4月23日の記事「入手した6冊」の内の2冊以来である。
 上は光森裕樹「鈴を産むひばり」。
 紙本版:2010年8月11日・刊、2200円。
 kindle版:2014年2月1日・刊、499円。

うづまき管だより
 光森裕樹「うづまき管だより」。
 kindle版のみ。2012年11月7日・刊。369円。

林和清 去年マリエンバートで
 林和清「去年マリエンバートで」。
 紙本版:2017年10月23日・刊。2052円。書肆侃侃房・刊。
 kindle版:2018年1月31日・刊。1000円。

原田彩加 黄色いボート
 原田彩加「黄色いボート」。
 紙本版:2016年12月11日・刊。1836円。
 kindle版:2017年1月30日・刊。800円。

堀合昇平 提案前夜
 堀合昇平「提案前夜」。
 紙本版:2013年5月25日・刊。1836円。
 kindle版:2015年1月20日・刊。800円。
 上記2冊は、書肆侃侃房の新鋭短歌シリーズに含まれる。
 kindle unlimited版は、追加金無料とはいえ、少し買い込み過ぎである。


 僕の初めてのkindle本・詩集「詩集 日々のソネット」に、ブログ「資産防衛のための読書ノート」「CHIKOインターナショナルの風に吹かれて」でご活躍の、リュウさん(今はスペインをご旅行中らしい)が、Amazonに初めての、長文のカスタマーレビュー「シニア世代のカタルシス」を書いてくださった。
 実はこちらから、ブログサークルのトークルームのメッセージ機能で、お願いしたのである。
 リュウさんは、このブログでも以前に紹介したように、「詩集 日々のソネット」を購入くださり、あかつきさんと共に
好意的なご感想を寄せてくださったからである。半年も前の本だが、快く引き受けてくださった。
 カスタマーレビューのアドレスを記載できると良いのだが、個人情報の入ったページにしかならないので、読者は右サイドバーで3カウンターの下、「あなたへ詩集をAmazonで」の画像バナーをクリックして、当該ページへ飛んでください。
 また、リュウさんのブログ「資産防衛のための読書ノート」の先の
4月25日付記事にも述べられているので、そちらでもお読みいただける。
柴田哲夫 日々のソネット


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