昨日に続き、結社歌誌「コスモス」2017年1月号より、「その一集」特選欄の読了を報告する。
「その一集」は、1ページ12名くらいで、59ページあるから、特選欄を足して、約750名である。
特選欄には、45名の各5首が、今号よりそれぞれ選者による題名が付され、外国・北国より南下する順に載る。
2年間に8回以上、特選になると、「月集シリウス」へ昇級出来るが、難関である。
付箋を貼ったのは、次の1首。K・師子さんの「勁き意志」5首より。
曼珠沙華の赤を厭ひしははそはの母は戦地で夫を亡くせり
母の夫とは父であり、曼珠沙華の花の赤が、人の血を思わせるので母は厭うたのだろう。
枕詞を用いるなど冷静な詠みぶりだけれども、熱い思いを内に包んだ1首である。

フリー素材サイト「Pixabay」より、火鉢の1枚。


「その一集」は、1ページ12名くらいで、59ページあるから、特選欄を足して、約750名である。
特選欄には、45名の各5首が、今号よりそれぞれ選者による題名が付され、外国・北国より南下する順に載る。
2年間に8回以上、特選になると、「月集シリウス」へ昇級出来るが、難関である。
付箋を貼ったのは、次の1首。K・師子さんの「勁き意志」5首より。
曼珠沙華の赤を厭ひしははそはの母は戦地で夫を亡くせり
母の夫とは父であり、曼珠沙華の花の赤が、人の血を思わせるので母は厭うたのだろう。
枕詞を用いるなど冷静な詠みぶりだけれども、熱い思いを内に包んだ1首である。

フリー素材サイト「Pixabay」より、火鉢の1枚。


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