風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

2020年03月

 今月27日午前、愛用していたPC用眼鏡のツル(バネ式)の左右高低差を直そうと、バネを曲げようとした所、左のツルがレンズ側で折れてしまった。
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 コロナ禍の中、外出は控えるべきだが、急ぐので出かけた。
 ホームセンターには老眼鏡はあっても、PC用眼鏡はなかった。
 電器量販店には、PC用眼鏡は2種類しかなく、意に添うものではなかった。

 帰宅してから、Amazonより調べ、午後3時前に注文した。
 翌日の28日、午後1時頃に品が届いた。

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 ケース(右端)と、付属品の入った容器である。丁寧というか、値段を上げているというか。

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 本体の、新しいPC用眼鏡である。「Cyxus(シクサズ)チタンメガネ」。価格:4,999円(税込み)。
 前の眼鏡と同じ、チタン、縁なし眼鏡である。ツルはバネ式でないけれど、軽く、耳脇を締め付けない。
 当分、このPC用眼鏡を使って行こう。




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 3月27日に手許へ届いた2冊を紹介する。

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 まず所属する結社の歌誌、「覇王樹」の2020年4月号である。4月1日付け、覇王樹社・刊、34ページ。

 同・3月号の感想は、今月2日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。



 4月号の僕の「弥生10首詠」は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、3月29日の記事より2回に分けてアップするので、横書きながらご覧ください。



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 福井県俳句作家教会の事務局長さんにお願いしていた、「年刊句集 福井県 第58集」が、同じ日に届いた。2020年3月20日・刊、293ページの大冊である。

 なお同・第57集の紹介の仕舞いの記事は、昨年6月1日にアップした。8回に分けた感想、さらに古い記事へ遡れる。








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 結社「コスモス短歌会」の若手歌人による、季刊同人歌誌「COCOON」Issue15を読み了える。
 同誌の到着は、今月19日の記事、届いた3冊を紹介する(8)にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡り得る。



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 2020年3月15日、COCOONの会・刊。83ページ。短歌掲載は、1ページ6首~8首と余裕がある。同人は、1965年以降生まれの26名。
 評論、エッセイ、歌入りイラスト、歌合わせ、など多彩な企画である。
 現実に立ち向かって、苦しむ歌が多い。現役世代に失礼かもしれないが、鳥瞰して俯瞰的な視線を持てないものか。

 初心者を過ぎて、壮年に入る前の中間らしい4人の歌を、以下に引く。
生きている限りは光る電球の疲れが照らす六畳の部屋(S・ちひろ)
収入が足りないことを言われおり確かにねなどと返答したが(M・竜也)
申命記に「悩みのパン」の言葉ありパンも悩める三月となる(K・なお)
たまさかの<ミニとんかつ>を刺すばかりつくんつくんと少女の箸は(M・陽子)




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 今月26日に、福井県詩人懇話会会報・102号を受け取った。
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 2020年3月30日付け・刊。B5判、18ページ。

 昨年10月27日の記事にアップした、「ふくい県詩祭in三国」について、5名が5ページの記事を書いた。


 詳細については、今年10月に発行予定の「詩集ふくい2020」に、僕の撮った写真を含めて、収められるだろう。

 昨年9月14日の、第40回会員の詩書を祝う会を、僕は失念して欠席した。会報には、5枚のモノクロ写真と共に、3名が3ページに書いている。

 今年2月17日の記事にアップした、第41回会員の詩書祝う会も、祝われた3名が、3ページ半に書いている。この記事の7枚の写真(モノクロ化)は、全部、僕の撮ったものである。



 毎日新聞福井版にリレー連載の「へしこ」欄から、3名6編のエッセイを転載した。
 則武三雄記念・詩の教室からとして、D中学2年生の、10名10編の短詩を収めた。
 また会員だった、恋坂通夫さん、神子萌夏さんのご逝去も報された。




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 綿矢りさの「インストール」と「蹴りたい背中」を読んだあと、彼女の小説を読もうと、文庫本3冊を買った。




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 3冊とも、文庫化は2015年である。前2作より、10年以上が流れ、間に3冊の刊行がある。 
 「ひらいて」2012年、新潮社・刊。
 「しょうがの味は熱い」2012年、(株)文藝春秋・刊。「自然に、とてもスムーズに」を併録。
 「ウォーク・イン・クローゼット」2015年、講談社・刊。「いなか、の、ストーカー」を併録。

 3冊セットを、メルカリの600ポイントで買った。残高がなく、メルペイ残高へ銀行から3,000円分のチャージをしなければならなかった。
 3冊とも、帯付きの美本である。



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 3月25日(第4水曜日)午前10時より、某会館にて、和田たんぽぽ読書会3月例会が持たれた。
 2月例会は、先の2月15日の記事にアップした。



 3月例会の課題図書は、藤田宜永の小説「愛の領分」である。僕の感想は前以って、今月3日のブログ記事にアップした。



愛の領分
 新型コロナウイルスの感染を防ぐため、全員マスク着用、戸を開け放っての読書会だった。メンバー7人が揃った。

 A・Tさんの司会で、僕からの発言となった。僕はブログ記事通り、主人公・淳蔵に批判的に述べた。A・Kさんは、大人の恋愛小説として、高評価した。お酒の場面が似合い、楽しく読んだと。
 T・Rさんは、描写がいやらしくなく、きれいだと述べた。あとがきの「静思果敢」の語を面白いと。
 O・Tさんは、刺激が強く、ハッピイエンドでなく、苦手である、きれいな恋愛ものが好き、と戦後生まれらしかった。M・Mさん(会の創始者)は、この小説が2度めだと指摘した。I・Yさんは、複雑な経路を、洞察しながら描く、と述べた。
 A・Tさんは、複雑な関係を読んで、母親として子育てを反省していた。司会として「皆さん(高齢なので)、小説の中で恋愛をしましょうね」と、きれいにまとめようとした。


 新型コロナウイルス、森友事件の告発のことなど話し合って、4月の課題図書、三浦しをん「ののはな通信」を各自受け取り、11時40分頃に散会した。




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 「あんこと麦と」のブロガーまた、インスタグラマーとしてもご活躍の暁龍さん(あかつきりゅうさん)が、プロ・マンガ家として、マンガ誌「家庭サスペンス」vol.25に作品を寄せています。
 昨年12月16日の記事、「うちの職場にはお局様がいる」以来のアップです。


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 vol.25を僕はRenta!より、48時間300円でタブレットにダウンロードしました。
 特集は「軽犯罪女」です。

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 暁龍さんの作品は、「みんなやってるのに」、モノクロ32ページです。
 あるキャラクターを小1の娘の手提げバッグにプリントした(端末に描き、アイロンプリントの用紙に印刷、布地にアイロン転写します)所、評判となり、ママ友たちに頼まれて大量に作製します。バザー、フリマでも売るようになり、ママ友をアルバイトに雇うまでになります。
 1部の警告を無視しましたが、バッシングのスレッドが立ち、キャラクターの商標権者から多額の損害賠償請求書を送られるに至ります。
 主人公のママは、「みんなやってるのに」と反省を見せません。
 極めて現代的なテーマを描き、善意の製作から違法に至る過程がナチュラルです。


 
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