思潮社「関根弘詩集」(1968年・刊)の詩集「死んだ鼠」より、第4章、第5章を読み了える。
今月21日の記事、同・第3章までを読む、に次ぐ。リンクより、これまでの「関根弘詩集」の記事へ遡り得る。
なお章の数字は、原本ではⅠ、Ⅱ、Ⅲ等、ローマ字表記になっている。環境依存文字なので、1部のサイトでクエスチョンマーク(?)になるので、ここではアラビア数字の表記とする。
これで詩集「死んだ鼠」を読み了えた事になる。
概要
概要は、これまでの記事の概要に、少しだが書いたので参照されたい。
最後のアンソロジー詩集は、生前ながら1990年(没したのは1994年)、土曜美術社の日本現代詩文庫「関根弘詩集」であり、Amazonのマーケットプレイスで現在、1万円を越えるプレミアムが付いている。
感想
彼の全集も全詩集さえ、出版されていないらしい事が惜しい。今の時代に、学ぶ事は多い。
第4章 銀の針金
「赤痢退治」では、役所の盥回しと、マスコミ・根回しに弱い点を突いている。
「信頼」の末では、「ぼくらにたいするかれらの信頼が/バスを走らせていたのだ」と、やや教条的内容である。シネ・ポエム、シュール・リアリズムの手法を取り入れているようだ。
「交通妨害事件」は、列車妨害事件を寓意しているようだが、警察を批判するに、正面からしない理由がわからない。
第5章 ピアニストの夢
この本で、10ページに渉る散文詩、「ピアニストの夢」のみを収める。
言葉の話せるネズミが、無名の作曲家を励まして合唱曲を完成させ、その曲は評判になり広まる、しかしその後ネズミの死が確認される、というストーリーである。
昔話の恩返し話のような、伝統を活かした作品だと思う。長い作品だが、散文になってはいない。

写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。

今月21日の記事、同・第3章までを読む、に次ぐ。リンクより、これまでの「関根弘詩集」の記事へ遡り得る。
なお章の数字は、原本ではⅠ、Ⅱ、Ⅲ等、ローマ字表記になっている。環境依存文字なので、1部のサイトでクエスチョンマーク(?)になるので、ここではアラビア数字の表記とする。
これで詩集「死んだ鼠」を読み了えた事になる。
概要
概要は、これまでの記事の概要に、少しだが書いたので参照されたい。
最後のアンソロジー詩集は、生前ながら1990年(没したのは1994年)、土曜美術社の日本現代詩文庫「関根弘詩集」であり、Amazonのマーケットプレイスで現在、1万円を越えるプレミアムが付いている。
感想
彼の全集も全詩集さえ、出版されていないらしい事が惜しい。今の時代に、学ぶ事は多い。
第4章 銀の針金
「赤痢退治」では、役所の盥回しと、マスコミ・根回しに弱い点を突いている。
「信頼」の末では、「ぼくらにたいするかれらの信頼が/バスを走らせていたのだ」と、やや教条的内容である。シネ・ポエム、シュール・リアリズムの手法を取り入れているようだ。
「交通妨害事件」は、列車妨害事件を寓意しているようだが、警察を批判するに、正面からしない理由がわからない。
第5章 ピアニストの夢
この本で、10ページに渉る散文詩、「ピアニストの夢」のみを収める。
言葉の話せるネズミが、無名の作曲家を励まして合唱曲を完成させ、その曲は評判になり広まる、しかしその後ネズミの死が確認される、というストーリーである。
昔話の恩返し話のような、伝統を活かした作品だと思う。長い作品だが、散文になってはいない。

写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。

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