和田たんぽぽ読書会の11月例会の課題図書、ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読み了える。
新潮社、2019年11月25日・13刷。253ページ。
読み了えて、ジャンルは何だろうと考える。ジャンル分けより、中身が大切なことは分かっているが。
小説でなく、エッセイでなく、いわゆるノンフィクションでもない。ノンフィクションの1分野、ルポルタージュだろうか。開高健のルポルタージュ「ベトナム戦記」にも、似た切迫感があった。
アイルランド人と結婚した日本人女性の、一人息子がエリート系のカソリック系中学校ではなく、白人労働者の子供たちが通う、元底辺校に自ら通うようになった生活を描いている。
人種差別、LGBT、貧富の差、など(家庭内を含め)、トラブルの渦中の中学生たちである。
上記の事柄に関心のある方は、読むと良いだろう。
著者がブレないのは、夫と共に、カソリック信徒であるせいもあるだろう。
新潮社、2019年11月25日・13刷。253ページ。
読み了えて、ジャンルは何だろうと考える。ジャンル分けより、中身が大切なことは分かっているが。
小説でなく、エッセイでなく、いわゆるノンフィクションでもない。ノンフィクションの1分野、ルポルタージュだろうか。開高健のルポルタージュ「ベトナム戦記」にも、似た切迫感があった。
アイルランド人と結婚した日本人女性の、一人息子がエリート系のカソリック系中学校ではなく、白人労働者の子供たちが通う、元底辺校に自ら通うようになった生活を描いている。
人種差別、LGBT、貧富の差、など(家庭内を含め)、トラブルの渦中の中学生たちである。
上記の事柄に関心のある方は、読むと良いだろう。
著者がブレないのは、夫と共に、カソリック信徒であるせいもあるだろう。
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