カメラ
「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」を読む
文春新書「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」を読み了える。
メルカリからの購入、他の関連事項の幾つかは、今月4日の記事、届いた2冊を紹介する(13)にアップした。

4人のスーパーリーダーが短い講演をして、そのあとそれぞれ永田和宏(生物学者、歌人)と対談するスタイルである。
まず山中伸弥。iPS細胞研究所所長。ノーベル賞・受賞。4名のビジターの内、この催しの趣旨を最も受け入れたようで、悩みと自信喪失時代を語って、決断と仲間、機会を掴む大事さを語る。
羽生善治。将棋棋士。永世6冠(当時)。講演・対談は上手で、対談では永田和宏をリードする場面もあるが、内容はこれまでの著書を超えていなかったようだ。
是枝裕和。映画監督。各賞・受賞。カメラを通して見た違う世界、脚本と違う優れた進行、などを語る。僕はあまりドラマ、映画を観ないけれども、黒澤や小津と違う、優れた映像のある事は信じる。
山極壽一。霊長類研究者。京都大学総長(当時)。先生(師)を持つ事の大事さ、ネット時代の困難、などを語る。
僕は傷が後を引くので、あまり積極的でなかった。傷が少なければリスクを取る事、機会を掴む事(オファーを受ける事など)を、心掛けたいと思う。


メルカリからの購入、他の関連事項の幾つかは、今月4日の記事、届いた2冊を紹介する(13)にアップした。

4人のスーパーリーダーが短い講演をして、そのあとそれぞれ永田和宏(生物学者、歌人)と対談するスタイルである。
まず山中伸弥。iPS細胞研究所所長。ノーベル賞・受賞。4名のビジターの内、この催しの趣旨を最も受け入れたようで、悩みと自信喪失時代を語って、決断と仲間、機会を掴む大事さを語る。
羽生善治。将棋棋士。永世6冠(当時)。講演・対談は上手で、対談では永田和宏をリードする場面もあるが、内容はこれまでの著書を超えていなかったようだ。
是枝裕和。映画監督。各賞・受賞。カメラを通して見た違う世界、脚本と違う優れた進行、などを語る。僕はあまりドラマ、映画を観ないけれども、黒澤や小津と違う、優れた映像のある事は信じる。
山極壽一。霊長類研究者。京都大学総長(当時)。先生(師)を持つ事の大事さ、ネット時代の困難、などを語る。
僕は傷が後を引くので、あまり積極的でなかった。傷が少なければリスクを取る事、機会を掴む事(オファーを受ける事など)を、心掛けたいと思う。


写真集「令和の両陛下」を観る
今月18日の記事、ブックカフェで1冊と、送られた1冊で、ブックカフェ・TSUTAYA BOOKSTOREにて文庫本1冊を買った事を報せた。
三浦しをんの文庫本「風が強く吹いてる」を買った記事の末、まだ1冊、気になる本がある、と書いた。
それで12月24日(第4火曜日)の午後、ブックカフェを再訪し、気になっていた写真集を買った。

読売新聞社の「令和の両陛下」である。2019年11月16日・刊。価格:1,100円(税込)。
置き場所を覚え違いしていて、写真集のコーナーになく、店員に雑誌コーナーへ案内され、見つけた。支払いは現金だった。無理に電子マネーを使う事はない。カフェは先日より混んでいた。アイスコーヒーは前回ではブラックのまま飲んだが、今回は店員に訊いて、ガムシロップとミルクをセルフで取り、混ぜられた。本の1部をさっさと観て、カフェ・コーナーを出た。
本はA4判より大きく、僕の多機能プリンタではスキャンできないため、台形補正機能のある古いカメラの久々の出番である。写真がくすんで粗いのはご容赦を願う。
僕は皇室崇拝者ではない。まして天皇を元首に、と思わない。首相公選制を望むくらいである。
即位の礼も、祝賀パレードも、テレビで観なかった。しかし写真集で廉価に出ると、1冊ほしくなる。典型的な本・人間であるらしい。
「国民の統合」という抽象の象徴に人間が成る、という事は困難なように思える。でも天皇家は、「幸福な家庭」の象徴として機能したと僕は受け取っている。内実は、そうでない1部があるとしても。
雅子皇后が1部の批判から、好意を取り戻した(外交で能力を発揮するなど)のは、佳い事である。これから「働く女性の象徴」として、ご活躍されるよう願う。


三浦しをんの文庫本「風が強く吹いてる」を買った記事の末、まだ1冊、気になる本がある、と書いた。
それで12月24日(第4火曜日)の午後、ブックカフェを再訪し、気になっていた写真集を買った。

読売新聞社の「令和の両陛下」である。2019年11月16日・刊。価格:1,100円(税込)。
置き場所を覚え違いしていて、写真集のコーナーになく、店員に雑誌コーナーへ案内され、見つけた。支払いは現金だった。無理に電子マネーを使う事はない。カフェは先日より混んでいた。アイスコーヒーは前回ではブラックのまま飲んだが、今回は店員に訊いて、ガムシロップとミルクをセルフで取り、混ぜられた。本の1部をさっさと観て、カフェ・コーナーを出た。
本はA4判より大きく、僕の多機能プリンタではスキャンできないため、台形補正機能のある古いカメラの久々の出番である。写真がくすんで粗いのはご容赦を願う。
僕は皇室崇拝者ではない。まして天皇を元首に、と思わない。首相公選制を望むくらいである。
即位の礼も、祝賀パレードも、テレビで観なかった。しかし写真集で廉価に出ると、1冊ほしくなる。典型的な本・人間であるらしい。
「国民の統合」という抽象の象徴に人間が成る、という事は困難なように思える。でも天皇家は、「幸福な家庭」の象徴として機能したと僕は受け取っている。内実は、そうでない1部があるとしても。
雅子皇后が1部の批判から、好意を取り戻した(外交で能力を発揮するなど)のは、佳い事である。これから「働く女性の象徴」として、ご活躍されるよう願う。

