風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

ガゼル

 立石百代子さんが贈って下さった絵本、「喰うな!おれのだ!」を読み了える。
 被贈は今月10日の記事、届いた2冊を紹介する(17)にアップした。



喰うな!おれのだ!
 能登印刷出版部・刊、2020年9月10日・2刷。30ページ。定価:1,800円+税。
 見開き2ページの内、右側1ページに文が、左側1ページに絵が配されている。子を失った母ライオンが、ガゼルの子を自分の乳で育て、同族の迫害にめげず、ある日ガゼルの群れに追いやる話である。
 異類親子と、子離れが、テーマとなっている。
 親・娘・孫の3代の協力によって成った1冊であり、これによってお孫さんの就職が順調に決まったという余話も、喜ばしい。


このエントリーをはてなブックマークに追加

 青幻舎の文庫版「北斎漫画」(全3巻)より第2巻「森羅万象」に入る。
 同・第1巻「江戸百態」より(4)は、今月6日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡り得る。

北斎漫画2
 写真は第2巻の表紙、たぶん想像上の、獏の絵である。
 第2巻全4章の内、第1章「鳥獣蟲魚」は、序「北斎先生に学ぶ」の後、109ページに渉る。
 青幻舎の文庫版では、原本をテーマ別に再構成しており、この章では鳥獣蟲魚のオンパレードである。
 擬人化した鼠から始まり、象(北斎は実際は視ていなかったのではないか)、エトピリカや駝鳥を含む鳥類、駱駝、ロバ、アザラシ、羊を含む獣類(アフリカのガゼルのような2角獣も描かれて、驚きである)、魚類では(魚ではないが)鯨、エイを含む多数の魚介類が、そして竜や人魚、河童まで現れる。絵を言葉で説明するのは愚で、何らかの形で北斎漫画に触れる方が良い。


このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ