風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

キャラクター

 小坂泰之のマンガ「放課後ていぼう日誌 2」を読み了える。
 Kindle Unlimited版のダウンロードは、今月15日の記事、入手した5冊を紹介する(7)で報せた。




 第1巻を読んだ覚えがあるが、雑誌か単行本かKindle本か、覚えていない。部活ものであり、スポーツものでもあり(スポ根とは違うが)、主人公の女生徒(部員は女性ばかりである)の成長を描くRPG的なところがある。
 女生徒部員、釣り、楽しみもの的なところが、新しい着眼である。餌を針につけられない、釣った魚の針を外せない、という鶴木が、だんだん釣りに慣れて、新しい魚類を釣れるところが、メインストーリーである。大野先輩(長身、眼鏡、シャイ)、顧問の小谷教師(ビール・バカで金欠)など、際立ったキャラクターの登場人物もいる。
 各コマにセリフが多い。釣り関係の解説も示さなくてはならないし、女子高生のおしゃべりだとも取れるだろうが、やや読みにくい。
 Kindle Unlimited版で、全7章も読ませてくれるのは、ありがたい。しかし僕は釣りに今は関心がない(仕事現役の頃、釣りやゴルフも習いたかったが、他に楽しみがあり、財政と時間が許さなかった)ので、有料の第3巻以降を読もうとまでは思わない。



02 (5)
 写真ACより、鉢植えのイラスト1枚。
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 今日2回めの記事更新です。
 今月18日の2回めの記事に続き、僕の未発表ソネット10編より、(9)をアップします。Kindle版歌集の発行の趣旨に反するようですが、短歌には書けない物語があります。僕は挽歌などの出来事の他、短歌連作を創りたくありません。


  
空き瓶
    新サスケ

僕は心が幼いのだろう
インスタント・コーヒーの空き瓶が
美しく思えてならなかった
ラベルを剥いで洗って乾かした

そのままでは仕様がないので
アニメ・キャラクターや猫のシールを
ネット通販で買って一面に貼り付けた
十年も前のことだ

友の二人に一瓶ずつ譲って
あとは二十個もゴミとして捨てた
最近のメールにインスパイアされて

球根の水栽培に使えるようだ
瓶の口が大きいので 大球根に
再び僕は空き瓶を残し始めた

エルディーボ
「ゆりの里公園」より「エルディーボ」の写真1枚。



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