風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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トリヴィアル

 僕の所属する同人詩誌、「青魚」のNo.93を読み了える。
 入手は今月2日の記事にアップした。これでその時頂いた3冊すべてを紹介する事になる。


 同・No.92の感想は、今年5月15日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。


「青魚」No.93
 今号では、僕のソネット4編が、巻頭を飾った。代表のT兄は、4、5番めに置きたかったが、ページの関係で、とぼやいていた。

 T・幸男さんは、「カステンポな母の傍らで」2ページを寄せた。2段組の内、上段に詩を、下段に父母を含むモノクロ写真を収めた。散文詩風で、世間への憤りは少ないようだが、末尾の1行は次のようである。「ー沸騰スル人間
(ヒト)ノ未来ヲ俯瞰ながらに」。
 T・晃弘さんの「死亡保険」では、死亡保険の勧誘と年下の隣人の死を描いて痛切であり、断ったという結末はユーモラスでさえある。
 孫可愛いや日常のトリヴィアルを描いた詩は、困ると思う。
 散文では、T・育夫さんの「演歌」8ページ、A・雨子さんの「詩友、友人」7ページが長文である。詩人の書いた散文は、本性が現れると思われる。



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 福井県俳句作家協会・刊の「年刊句集 福井県 第56集」より、3回目の紹介をする。
 
同・(2)は、今月14日の記事にアップした。
概要
 今回は52ページ~75ページの24ページ分、48名の480句を読んだ。
 福井地区(福井市・吉田郡)の中程である。
感想
 何と言っても、会員数が多く(若者の俳句離れが序文で述べられているけれども)、福井県短歌人連盟の年刊・歌集「福井短歌」、福井県詩人懇話会の年刊アンソロジー「詩集ふくい」に比べて、格段の差がある。
 俳句の指導法は、短歌の指導法と異なり、嫌味が少ないのかと思う。
 年刊句集には、小詩型と呼ばれるコンプレックスがあるのか、大きな景や大きな気概を吟じようとする作品が見られる。啄木から短歌に入った僕は、トリヴィアルな作品であっても、真実があれば良い、と考える。
引用

 K・朋子さんの「母の忌」10句より。
とろとろと畦に移りし野焼かな
 Y・てるこさんの「母の星」10句より。
ふる里の祖母に飛びつく子供の日
 M・桃翠さんの「お年玉」10句より。
かたかごの花へ靴音人の声

0-27
写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。



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