風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

ハイライト

 現在、4月19日23時59分で、もうすぐ就寝するべく、簡単に書きたい。
 今月13日の記事、KDP小説「底流」の5ヶ所を修正で、これ以上、誤りの無いことを願う、と書いた。



 しかし確認のため読み通してみると、1ヶ所の誤りがあった。タブレットのダウンロード本に、ハイライトとメモを付して、わかりやすくした。
Kindle「底流」表紙
 第2章の初めあたり、「身につけはじめてていた。」と、余分な「て」があった。慌てずに原稿を修正し、何度目かのKDPのアップロードをして、販売を申請した。
 今回も4時間ほど経て、OKのメールが届き、再ダウンロードすると直っていた。
 今度こそは、今回のKDP本・修正の仕舞いとしたい。
 小説は短編でも字数が多く、誤りが多かった。概算13ヶ所である。購入してくださった方には謝りたい。




 
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僕の歌は君の歌
 7月15日にAmazonよりダウンロードした、寒川猫持・第4歌集「僕の歌は君の歌」を、タブレットで読み了える。
 kindle unlimited版の歌集として、今月7日の記事にアップした、早坂類「ヘヴンリー・ブルー」以来である。
 kindle版:2014年7月22日・刊、540円。
 オンデマンド版:972円。
概要
 寒川猫持(さむかわ・ねこもち、1953年~)は、第2歌集「雨にぬれても」を山本夏彦に見いだされ、1時は有名になったが、離婚(のちに再婚)時の神経症などでうらぶれ、今は眼科医のアルバイトなどの他、「ぶらぶらしている」(彼のブログより)らしい。
 歌集には約400首と、「猫持俳句集」、他を収める。
引用と感想

 ハイライトとメモの機能が利くので、10余首にメモを付したが、7首に絞り、以下に引用と感想をアップする。
にゃん吉はいつも淋しく待ちいたり吾の帰りを待ちていたりき
 「キチや」の章15首を残すが、死後に後悔しても遅いだろう。
「んまいんまい」声あげて食うめいちまに毎日魚買いに行きたり
 「めいちま」(めいちゃま、めい様の意か)を猫可愛がりし溺れている。
めいちまが入院をせし三日間われら夫婦は泣き暮らしたり
 夫婦して、猫にメロメロである。もう少し冷静な、可愛がり方ができないものか。
悪性の脂肪肉腫になりまして手術を受けてまだ生きてます
 癌になって居直る様が、哀れを誘う。
鶉野の農地が売れて五百万振り込まれたり一息つきぬ
 1時は借金があったと書く。アテにしていたお金だと思う。
糖尿も脂肪肉腫も鬱病もひとえに母のストレスならむ
 「結婚をする前まではわが母が鬼であるとは思い知らざりしかな」とも詠む。毒母である。
体には管が八本付いていておまけに痛い拷問である
 手術後の状態を、客観的に自虐的に詠んでいる。


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 今月10日の記事、角川「短歌」5月号を読む、の末尾に書いた通り、1月号、3~5月号を読んだ角川「短歌」を離れ、本阿弥書店「歌壇」に戻る事にした。あまりに威圧感があったからである。
 「歌壇」に戻って、旅から家に帰ったような、安堵感にいる。
 この6月号は、5月8日にAmazonに予約注文、5月13日に発送案内があり、翌14日に郵便で届いた。

かたすみさがし 田中ましろ
 書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」より、田中ましろ・歌集「かたすみさがし」kindle unlimited版を、タブレットにダウンロードした。
 この歌集は、シリーズの他の本と違って、冒頭に(短歌×映像)、(短歌×イラスト)、(短歌×小説)等のリンクが8編あって、電子書籍の長所を活かしている。
 またハイライト、メモ、検索等の機能が使えるので、同シリーズの他の本と違う、読み方が出来そうだ

 紙本版:2013年9月30日・刊、1,836円。kindle版:2015年8月16日・刊、800円。



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デジタル読書の技法
 4月23日の記事「入手した6冊」の最後に紹介した、大山賢太郎「デジタル読書の技法」kindle版を読み了える。
概要
 2015年12月15日、電子書籍の窓・刊。
 著者には他に、デジタル読書関係の著書、3冊(いずれもkindle本)がある。
感想
 4月28日の記事、同氏の
「Kindleストアの歩き方」の感想では、あまり新発見が無いと書いた。
 しかし本書「デジタル読書の技法」では、多くの発見と確認があった。発見事項を箇条書きする。
1・左端の読書メニューの「移動」(Android版)より、位置Noによって、移動できる(位置Noの記録が必要のようだ)。
2・画面下の位置ナビゲーションバーの読書進捗バーにより、直近2つのページへ戻れる。
3・右上バーの検索欄(虫眼鏡マーク)より、語句検索ができ、検索一覧も表示される。語句検索を一瞬ででき、その語句の個所へ飛べる。
4・語句を長押しして、語句の辞書引きができる。
5・AmazonKindleというSNSサイトで、ハイライトやメモの公開・管理ができる(未確認)。
 もちろん、目次よりその章・節に飛んだり、ハイライトとメモ、ページ栞などのできる機能がある。
しまいに
 以上、いずれもリフロー型のkindle本の機能の事で、他の型の本では、使えない機能がある。
 また前書と共に、誤記が多く目に付き、ハイライトとメモを残した。優れたブレーンがいないものだろうか。
 この本はKindle本で、KindleUnlimited本ではなく、10冊の制限に入らないので、今後もタブレットに残して参照したい。




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