風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

マンガ誌

 今月22日のブログ記事、Amazonよりダウンロードした3冊を紹介する、の3冊の内、マンガ誌「家庭サスペンス」vol.35を読み了える。


 


 Kindle Unlimited本なので、追加金・無料である。
 正式の特集名は『超やっかい! クレーマーの「正義」』である。7名の7編を載せる。
 川端みどり「正義中毒」では、会社でも店でもマンションでもクレーマーの女性が、退職させられ、怪我をしても「私が次に救ってあげる人」と援交少女に縋ろうとする場面で了いとなる。
 牧村しのぶ「息子が恋人」では、妊娠中に夫が風俗通い始め、息子に溺れる妻の話である。夫の転勤によってスナック(カラオケあり)の隣りに引っ越し、息子が受験勉強できないと荒れ出す。息子にも反発された妻は、息子を殺してしまう。
 小野拓実「隣のクレーマー」では、クレーマーの一家で、母親は結局、クレームをつけられたスーパー店員に殺されてしまう。
 折井いずみ「我が家の掟(第23話)」は、連載物である。中村敦子「天使の贈りもの」は、少年と大型犬の友情の物語だが、ストーリーが今一つわからなかった。
 あまりストレス解消にならないけれど、主婦マンガ誌はKindle Unlimited版にたくさんあるようなので、また読もうと思う。
0-16
 写真ACより、「建築」のアイコン1枚。








このエントリーをはてなブックマークに追加

 AmazonのKindleストアよりダウンロードした、3冊を紹介する。
 ダウンロード本のみの紹介は、今年3月4日の記事にアップした、「ダウンロードした4冊を紹介する」以来である。

 その4冊の内、「釈迢空全詩集」以外は読み了えた。

 今回の1冊めは、マンガ誌「家庭サスペンス vol.35」である。
家庭サスペンスvol.35 特集:超やっかい!クレーマーの「正義」
中村敦子
笠倉出版社
2020-07-22



 特集は「クレーマーの正義」である。Kindle Unlimited版にあったので、ダウンロードした。暁龍さんのマンガに刺激されて、主婦マンガでストレス解消になるならばと。

 2冊めは、安藤広重の浮世絵「東海道五十三次図絵」である。
東海道五十三次図絵
Kindleアーカイブ
2014-10-28





 国立国会図書館・蔵の本より、修正を最小限にとどめているため、表紙は汚く、絵も1部傷んでいる。僕は集英社の「浮世絵大系」全17巻(ヴァンタン版)で見ている。
 タブレットではやや小さく、パソコンのKindleサイトで観ると良いかも知れない。

 3冊めは、同じく浮世絵の、歌川広重「六十余州名所図会」である。
歌川広重の六十余州名所図会: (現在の地名付)
歌川広重
浮世絵ライブラリー編集部
2015-11-07



 これはヴァンタン版に入っていないようだ。同じく傷みがあるが、パソコンで鑑賞したい。

 この3冊の他に、僕(ペンネーム・柴田哲夫)の刊行したばかりの歌集「雉子の来る庭」Kindle版も、有料でダウンロードした。Kindle Unlimited版をダウンロードして、ほぼ誤りがないと見定めたからである。Kindle Unlimited版でも良いのだが、1時に10冊までしか保存できないので、永久保存の本は有料で買って、スペースを空けておくようにしている。
「雉子の来る庭 」表紙

 歌集の表紙である。





このエントリーをはてなブックマークに追加

 ぶんか社のマンガ誌「ご近所の怖い噂」vol.167より、暁龍さんの「40歳の夜明け」(モノクロ32ページ)を読み了える。
 本の到着は、今月5日の記事、届いた4冊を紹介する(5)で報せた。

 暁龍さんのマンガを読むのは、今年3月12日の記事にアップした、「可哀想な姉」以来である。リンクより、過去作品の感想へ遡れる。




「40歳の夜明け」
 第2特集「再婚良いトコ悪いトコ」の1編として、旧作が掲載される。画像は、ページを開いて多機能プリンタに押し付け、スキャンしたものをトリミングした。
 暁龍さんは、プロ・マンガ家として、「あんこと麦と」のブロガーとして、フォロワー4万4千人以上のインスタグラマーとして、またTwitterYouTubeでご活躍である。

 「40歳の夜明け」は、夫のモラハラによってか離婚した主人公が、少年となった息子2人を抱えて、再婚相手を求め、幸せを求めてゆく物語である。友人より45歳未婚という銀行員を紹介され、交際するが性格が合わず別れる。
 ネットの出会い系サイト(きちんとした所)を友人に勧められ、最後にしようとメールした男性(バツイチ、46歳、子供なし)と遣り取りをし、実際に会うことになる。喫茶店にてお互いの離婚の訳を話し合い、某テーマパークで遊ぶ。
 男性は、主人公の2人の息子に会う。息子は「お願いします」「この人を幸せにしてあげて下さい」と、大人っぽく理解を示す。主人公は「ありがとう」と涙をあふれさせる。しまいのト書きでは、「明日のことは わからないけど 肩を寄せ合って 生きて行くのも いいかもしれない」と小さな結婚写真と共に、ハッピィエンドである。
 このマンガは、暁龍さんの体験に基ずくフィクションである。ネットの最先端を取り入れる所が、暁龍さんらしい。



このエントリーをはてなブックマークに追加

 最近に手許に届いた4冊を紹介する。
 僕はNumber誌の「藤井聡太と将棋の天才」Kindle版をダウンロードし、感想を昨年9月14日の記事にアップした。

 今度、同誌の「藤井聡太と将棋の冒険。」(2021年1月・刊)をメルカリで見つけ、300円(送料・込み)で購入した。


 所属する短歌結社「覇王樹」の顧問・渡辺茂子さんが、第3歌集「アネモネの風」を贈って下さった。
 第2歌集「湖と青花」を贈られた時の感想は、2019年10月5日の記事にアップした。

 「アネモネの風」は、2021年5月31日、不識書院・刊。427首、183ページ。画像が間に合わないので、失礼します。

 ぶんか社のマンガ誌「ご近所の怖い噂」vol.167を、Amazonより購入した。ブログの先輩、暁龍さんの「40歳の夜明け」モノクロ32ページが載るからである。430ページ、730円。

 暁龍さんの活躍ぶりは、今月1日の記事、「6月のカレンダー、2種を紹介します」をご参照ください。


 メルカリの「保存した検索条件」で「三浦哲郎」を検索すると、新刊部門で「盆土産と十七の短編」(中公文庫)があり、ポイントで購入した。
 その前の三浦哲郎・作品・読了は、先の5月5日の記事にアップした長編小説「素顔」である。


盆土産と十七の短篇 (中公文庫)
三浦 哲郎
中央公論新社
2020-06-24

 「盆土産と十七の短編」は、中公文庫、2020年9月・再版。946円(税込み、送料無料)。
 初めの2編は既読の記憶があるので、既読本かと思ったが、教科書に載った短編小説ばかりを集めた、オリジナル・アンソロジーらしい。僕の未読の短編小説も載っているようだ。
0-02
 写真ACより、「建築」のアイコン1枚。





このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンガ誌「家庭サスペンス」vol.31が、AmazonのKindle Unlimited版になっていたので、タブレットにダウンロードした。ネットでご活躍の、暁龍さんの作品が載るからである。
CIMG3133 (2)
 vol.31の特集は、「民度低すぎ ゲス夫婦」である。7名の女流マンガ家の、7編を収める。

 暁龍さんのマンガは、昨年8月13日日の記事にアップした、「あなたよりも」以来である。


 今回の作品は、「パラサイト イクメン」と題する。モノクロ、32ページ。
CIMG3135 (2)
 自分の娘と同じ園に通う児の、父親がブログで当てて、職を辞め、イクメン本を出版するまでは順調だった。しかし行き詰って、ママ友たちと作った料理を、自分の料理かのようにブログにアップする。更にママ友の家の小物を盗んで、ブログにアップし、ネット・フリーマーケットで売ってしまう。さすがに警察沙汰となり、結末となる。
 他の作品が、児童虐待や不倫を扱っているのに対し、暁龍さんの「パラサイト イクメン」は、庶民生活の最先端のネットをからませて、1歩先んじる。
 なお画像は2枚とも、タブレットをカメラで撮影し、取り込んで補正した、お粗末なものである。


このエントリーをはてなブックマークに追加

 「あんこと麦と」のブロガーまた、インスタグラマーとしてもご活躍の暁龍さん(あかつきりゅうさん)が、プロ・マンガ家として、マンガ誌「家庭サスペンス」vol.25に作品を寄せています。
 昨年12月16日の記事、「うちの職場にはお局様がいる」以来のアップです。


CIMG2882
 vol.25を僕はRenta!より、48時間300円でタブレットにダウンロードしました。
 特集は「軽犯罪女」です。

CIMG2884
 暁龍さんの作品は、「みんなやってるのに」、モノクロ32ページです。
 あるキャラクターを小1の娘の手提げバッグにプリントした(端末に描き、アイロンプリントの用紙に印刷、布地にアイロン転写します)所、評判となり、ママ友たちに頼まれて大量に作製します。バザー、フリマでも売るようになり、ママ友をアルバイトに雇うまでになります。
 1部の警告を無視しましたが、バッシングのスレッドが立ち、キャラクターの商標権者から多額の損害賠償請求書を送られるに至ります。
 主人公のママは、「みんなやってるのに」と反省を見せません。
 極めて現代的なテーマを描き、善意の製作から違法に至る過程がナチュラルです。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加

 最近に入手した、4冊の本を紹介する。
IMG_20191214_0001
 12月10日(記事は12月11日付け)の、和田たんぽぽ読書会の12月例会のおり、TRさんより、文集「えがりて」第33号を頂いた。別の読書会の、年刊文集のようだ。内容はわりあい硬派である。

IMG_20191214_0002
 市内にお住まいの詩人、A・幸代さんが、年末恒例の個人詩誌「野ゆき」のvol.10を送ってくださった。2019年冬・刊。発行を始めて10年と、感慨がある。
 同・vol.9を読む、は昨年12月17日の記事にアップした。

 
 vol.10は短詩5編を収める。年末になると、彼女の「野ゆき」が届くのを待つ僕である。

IMG_20191214_0003
 本阿弥書店より、定期購読の総合歌誌「歌壇」2020年1月号が届いた。2020年表記の最初の本である。ただし手帳は、2020年版の2019年12月欄を使っているけれども。
家庭サスペンス vol.20
 マンガ誌「家庭サスペンス」vol.20を、Amazonよりタブレットにダウンロードした。特集は「職場のヤバい女」である。全8編を収める。2019年12月11日・刊。Kindle価格:550円。
 ブログなどでお世話になっている暁龍さんの作品、「うちの職場にはお局様がいる」を含む。
 既に記事アップしたvol.17に比べて高価なので、他の作品も読んでみようと思う。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ