風の庫

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俳壇

 福井県俳句作家協会・編の「年刊句集 福井県 第58集」より、7回めの紹介をする。
 同(6)は、今月26日の記事にアップした。



 今回は、敦賀地区(敦賀市、美浜町)、若狭東地区(三方郡、三方上中郡)、若狭西地区(小浜市、おおい町、高浜町)に渉る、187ページ~215ページの27ページ(途中、扉あり)、51名の510句を読んだことになる。
 今回で、「年刊句集 福井県 第58集」のアンソロジー部の、仕舞いである。今、記事を捲ってみると、ちょうど400名の4,000句を読んだことになる。福井県において、歌壇、詩壇より、遥かに人数が多いので、俳壇の隆盛を願う。

 コンサート、家事など、老いても忙しい様、過疎をそれとなく示す句など、現代を余すなく示して、貴重な郷土のアンソロジーである。
 以下に5句を引く。
征爾振るタクトの動き雲の峰(Y・一枝)
山峡の崩れ草屋根桐の花(N・一雄)
朝寒し忙しき一日始まりぬ(T・恭子)
柿を売る戸板一枚小商い(T・周山)
磯漁の魚分け合ひ浜うらら(H・稔)

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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。



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 福井県俳句作家協会・編の「年刊句集 福井県 第58集」より、4回めの紹介をする。
 同(3)は、今月2日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。




 今回は、前回の続き76ページより、福井地区(福井市、吉田郡)の仕舞い102ページまで、27ページ、53名の530句を読んだことになる。
 世の高齢化、俳壇の高齢化に連れて、老いの心境、家族を見守る眼差し、畑仕事などに心が向かう。また比較的若いらしい世代の句もあり、視点に洒落っ気がある。
 俳歌は大衆詩、機会詩であり、高い芸術性を求めるなら、束縛のない詩へ向かえば良いと僕は考える。定型、調べ、季語などの束縛の中に、味わい深い作品も生まれるだろう。

 以下に5句を引く。
卆業のなき俳道に生かされて(K・せつ)
ふたりの夏立ち位置少し変えてみる(G・久美子)
健やかに老いる贅沢柿若葉(H・純江)
雛の間に主役静かに眠りをり(O・友江)
今日捥ぐか明日にしようか初胡瓜(W・絹代)
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。



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