風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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困惑

 沖積舎「梅崎春生全集」第4巻(1984年・刊)より、7回めの紹介をする。
 同(6)は、今年1月28日の記事にアップした。

 リンクより、過去記事へ遡れる。

 今回は、「益友」、「小さい眼」、「豚と金魚」、「井戸と青葉」の4短編小説、303ページ~345ページ、43ページを読んだ。
 「小さい眼」を除く3編に、山名君という、自分より7つ8つ若い友人が登場し、家に出入りする。
 これまでにも、家に青年が出入りする主題の「犬のお年玉」、「風早青年」などの短編があった。
 今回の3作の山名君は、本業の画家では冴えないが、「私」のためにタケノコを買い付けたり、蜂の巣除去をし、犬を探して持ち込んだり、事情で子豚を持ち込んだり、井戸掘りを手伝わせたりする。

 山名君はフィクションだろう。若くて抜け目がないが、本業で冴えなく、明るい青年を描いて、戦後の希望を託したかと、作家の心理を推測する。

 「小さい眼」は、ミルクホールで会った目の小さいおばあさんに、学生の「おれ」が誤解で憐れまれ、派出看護婦会(おばあさんは会長だった)の家の1室に、半強制で住まわせられ困惑する話である。
 戦後15年を過ぎ、食うには困らないが、まだ貧しい世情を、庶民生活の心理の綾を探って描いた。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。




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 今年3月4日に、パソコン・プリンタの新旧交代をした。

 


 業者がパソコンの立ち上げと設定、プリンタとの接続をしてくれた。しかし旧機からUSBメモリへバックアップしてあったのだが、インターネットのお気に入りと、メールのアドレス帳の、移行をしてくれなかった。
 お気に入りは自力で移行できた(順序が変わっていて、整え直すのに大変だった)が、メールのアドレス帳を移行できなくて、7ヶ月余を困惑していた。定常的にメールするのは1ヶ所だけで、宛名欄に入れられたので、差し当たり困らなかった。
 しかしアドレス帳を移行してないと、将来的に困るだろう。
 解説本の解説に頼るのは止めて、検索サイトで検索してみた。
 「NEC LAVIE公式サイト」の(僕のデスクトップパソコンは、新旧ともLAVIEである)、Q&A欄で、「Windows Liveメールのアドレス帳をOutlook2016に移行する方法」のQ&Aがあった。


 


 対象OSはWindows8、8.1で、移行先はOutlook2016である。しかしWindows7より、10のOutlook2019への移行もできるだろうと、試みた。記事を全文、プリントして手許で手本にした。
 新パソコンに旧パソコンのアドレス帳を「カンマ区切り(.csv)」で表示してあったので、エクスポートの手間は省けた。
 記事の通りに進んで、91件のアドレスを新アドレス帳に移行(インポート)した。アドレス帳はメールの宛先に使える筈である。これで7ヶ月余の困惑が解消した。新旧機ともNECのLavieであったから、リンク記事が該当した。

 なおアドレス帳の移行をする場合は、各自の責任で行ってください。このブログ記事、リンク記事に従い操作して、不都合が起こった場合、当方は責任を一切負いません。

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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。



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