風の庫

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年刊句集

 福井県俳句作家協会の「年刊句集 第55集」(2017年3月・刊)より、4回目の紹介をする。
 
同・(3)は、今月12日の記事にアップした。
 今回は、92ページより116ページまで、25ページの、49名490句を読み了えた。
 これで福井地区(福井市、吉田郡)が終わり、次は坂井地区(坂井市、あわら市)へ進む。
 華やかでなくとも、地味な句にも滋味はある、とこのごろ気づく。
 以下に3句を引く。
 K・喜代子さんの「六月の花嫁」10句より。
扇風機スイッチオンや猫反応
 I・和加子さんの「花の雲」10句より。
春浅し礎のみの館跡
 T・和子さんの「子どもの句」10句より。
三代の雛預かりし身の重さ
 今回も女性3人の句の抽出となった。それぞれの感慨が伝わって来る。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。



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 福井県俳句作家協会の年刊句集「福井県 第55集」より、3回目の紹介をする。
 
同・(2)は、今月5日の記事にアップした。
 今回は、62ページ~91ページの30ページ、60名の600句を読み了えた。
 年間アンソロジーで1人10句は、妥当であり、県短歌連盟の「福井短歌」で1人5首なのは、少な目だろう。
 文学的才能の偏りという事があって、現在は俳句が盛んだから、文学創作に関心のある人が、多く俳句に偏っている気がする。たとえばスポーツで、サッカーが盛んだと、運動神経の良い若者が野球へ行かない事があった。僕の僻みかも知れない。
 前回、地区別の所属ごとに氏名のアイウエオ順に載ると書いたが、そうではないようだ。所属ごとまでは合っているが、その後の順はわからない。
 レベルが高いというか、僕の好みの句風のグループもある。
 以下に3句を引く。
 M・康子さんの「懸崖の菊」10句より。
さくら草母が覗けば児がさわる
 Y・一子さんの「初茜」10句より。
母の帯締めてみようか初茜
 K・せつさんの「冬瓜」10句より。
難題を引き受けている海鼠かな
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。





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 福井県俳句作家協会の年刊句集「福井県 第55集」より、2回目の紹介をする。
 
同・(1)は、先の4月22日の記事にアップした。
 今回は、32ページより61ページまで30ページ、60名の600句を読み了えた。
 役員と名誉会員・参与を除く一般会員の句欄は、福井地区(福井市・吉田郡)、坂井地区(坂井市・あわら市)など、8つの地区に分け、地区内でほぼ所属ごとに分けて、氏名のアイウエオ順に並ぶ。表記などに混乱がなくて、読みやすいようだ。
 このアンソロジー句集への400余名の参加は、県の詩の「詩集ふくい」、短歌の「福井短歌」の参加者の数を、遥かに越えている。
 俳句の国際化を背景に、俳壇の競争・団結があるのだろう。勢いのある所、量の増大とともに、質の向上がある。
 今回に、僕が付箋を貼ったのは、次の3句。
 N・陽子さんの「卆業」10句より。
黒板に卒業までの日数入れ
 O・紀子さんの「吾亦紅」10句より。
昼休み群れて何処かへ新社員
 O・友江さんの「天気占ひ」10句より。
炎昼に豆腐屋得意先回る
 3名とも、女性の俳人となってしまった。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。


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