結社歌誌「コスモス」内の若手歌人による、季刊同人歌誌「COCOON」Issue19を、ほぼ読み了える。
同・Issue18の感想は、昨年12月30日の記事にアップした。
リンクより、過去号の感想へ遡り得る。
同・Issue19の到着は、先の3月20日の記事、届いた3冊を紹介する(11)にアップした。

気になった歌を引いてみる。
目薬をさすとき海鳥はばたけりこころから言葉とほのきにけり(K・智栄子)
こころから言葉が遠のいては、文学を目指すものの表現が成り立たない。安倍長期政権の、虚言、詭弁が残した傷は広く、表現を志す者を苦しめている。
臍の下に光ためつつシャワー浴ぶ明日を語れば鯰(なまづ)が笑ふ(M・左右)
来年の事ではなく、明日を語ってさえ鯰が笑うほど、良い明日、幸せな未来を想定し得ない、不幸な時代だ。


同・Issue18の感想は、昨年12月30日の記事にアップした。
リンクより、過去号の感想へ遡り得る。
同・Issue19の到着は、先の3月20日の記事、届いた3冊を紹介する(11)にアップした。

気になった歌を引いてみる。
目薬をさすとき海鳥はばたけりこころから言葉とほのきにけり(K・智栄子)
こころから言葉が遠のいては、文学を目指すものの表現が成り立たない。安倍長期政権の、虚言、詭弁が残した傷は広く、表現を志す者を苦しめている。
臍の下に光ためつつシャワー浴ぶ明日を語れば鯰(なまづ)が笑ふ(M・左右)
来年の事ではなく、明日を語ってさえ鯰が笑うほど、良い明日、幸せな未来を想定し得ない、不幸な時代だ。

