結社歌誌「コスモス」2017年2月号より、作品欄の巻頭の「月集」を読みおえる。
同号の到着は、1月20日付の記事にアップし、僕の作品へのリンクを張ってある。
「月集」は、2つに分かれる。
その「月集スバル」(選者、選者経験者の欄)は、「今月の四人」とそれ以外に分け得る。
次ぐ「月集シリウス」は、「月集シリウス特別作品」(12名)と「月集シリウス」通常欄に分かれる。
「その一集」の僕は、「月集」の作品をお手本にしたいのだが、僕には無理なのだろうか、判らない。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」より、カナダ在住のS・紀子さんの5首から。
わが歌集読みし息子のコメントは「オレの出番はあまりないねえ」
僕はこの歌集「カナダの桜」を頂いており、昨年9月16日付けの拙い記事を書いた。
2人の息子さんと1人の娘さんは、時おり登場し、微笑ましかったと記憶する。
モデルにされる事を嫌う妻とは、大きな違いだ。
「Pixabay」より、白鳥の1枚。
月集
歌誌「コスモス」1月号「月集」
結社歌誌「コスモス」2017年1月号より、「月集」を読みおえる。
同号の到着は12月17日であり、12月20日付けの記事(←リンクしてあり)で報せた。
「月集」とは、毎度書くけれども、「月集スバル」(選者(現在23名)及び選者経験者よりなる)の「今月の四人」(4名×5首)と一般の「スバル」会員欄(35名×5首)と、「月集シリウス 特別作品」(12名×5首)、「シリウス」一般欄(127名、4首or5首)を指す。人数を書き上げた事に、特別の意味はない。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。選者の小島ゆかりさんの5首より。
「何者」と問ふ若者に「只者」と応へ立ち去る秋の妄想
小島さんは、只者ではない。有名な有力な歌人である。1滴の、只者への郷愁があるようだ。

フリー素材サイト「Pixabay」より、キャンドルの1枚。


同号の到着は12月17日であり、12月20日付けの記事(←リンクしてあり)で報せた。
「月集」とは、毎度書くけれども、「月集スバル」(選者(現在23名)及び選者経験者よりなる)の「今月の四人」(4名×5首)と一般の「スバル」会員欄(35名×5首)と、「月集シリウス 特別作品」(12名×5首)、「シリウス」一般欄(127名、4首or5首)を指す。人数を書き上げた事に、特別の意味はない。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。選者の小島ゆかりさんの5首より。
「何者」と問ふ若者に「只者」と応へ立ち去る秋の妄想
小島さんは、只者ではない。有名な有力な歌人である。1滴の、只者への郷愁があるようだ。

フリー素材サイト「Pixabay」より、キャンドルの1枚。


歌誌「コスモス」12月号「月集」
結社歌誌「コスモス」2016年12月号より、「月集」を読みおえる。
ここで僕が「月集」と呼ぶのは、「12月作品」より、初めの「今月の四人」(「月集スバル」の特選4人×5首)、「月集スバル」(選者・選者経験者×5首)、「月集シリウス 特別作品」(12人×5首)、「月集シリウス」(4首ないし5首)の、4欄を指している。
「月集スバル」の作品には、助詞の省略が少なく、おおらかな詠みぶりになっているようだ。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のN・玉枝さんの4首より。
歩道までバケツ並べる花舗のまへきちかうの躁、りんだうの鬱
躁鬱の語から、対句の句を成した事は、小さいかもしれないが、歌壇の進歩である。

フリー素材サイト「Pixabay」より、蜜柑の1枚。
ここで僕が「月集」と呼ぶのは、「12月作品」より、初めの「今月の四人」(「月集スバル」の特選4人×5首)、「月集スバル」(選者・選者経験者×5首)、「月集シリウス 特別作品」(12人×5首)、「月集シリウス」(4首ないし5首)の、4欄を指している。
「月集スバル」の作品には、助詞の省略が少なく、おおらかな詠みぶりになっているようだ。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のN・玉枝さんの4首より。
歩道までバケツ並べる花舗のまへきちかうの躁、りんだうの鬱
躁鬱の語から、対句の句を成した事は、小さいかもしれないが、歌壇の進歩である。

フリー素材サイト「Pixabay」より、蜜柑の1枚。
歌誌「コスモス」11月号より「月集」
今月18日の記事(←リンクしてあり)「届いた4冊」で紹介した、結社歌誌「コスモス」2016年11月号より、「月集」を読みおえる。
「コスモス」は大部だし(会員1900名!)、次の号が来るまでに、どこまで読み進められるか判らないので、少しずつ紹介しようと思う。
「月集」の歌は、育った歌壇の時代か、余裕か、品格があるなあ、と感じ入る。
「月集」でも、小島ゆかりさんの孫育て、K・絢さん、S・ちひろさんの子育てなど、乳幼児を詠んだ歌が目立つ。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のS・美衣さんの5首より。
飼ひ犬のやうに呼んだら出てこんか過ぎてなくした時のかずかず
大胆に口語の比喩で詠まれている。
喜びの時も悔いの時も、還らないと知りながら、惜しむのである。

フリー素材サイト「Pixabay」より、りんごの1枚。
「コスモス」は大部だし(会員1900名!)、次の号が来るまでに、どこまで読み進められるか判らないので、少しずつ紹介しようと思う。
「月集」の歌は、育った歌壇の時代か、余裕か、品格があるなあ、と感じ入る。
「月集」でも、小島ゆかりさんの孫育て、K・絢さん、S・ちひろさんの子育てなど、乳幼児を詠んだ歌が目立つ。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のS・美衣さんの5首より。
飼ひ犬のやうに呼んだら出てこんか過ぎてなくした時のかずかず
大胆に口語の比喩で詠まれている。
喜びの時も悔いの時も、還らないと知りながら、惜しむのである。

フリー素材サイト「Pixabay」より、りんごの1枚。