風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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機能

 A・幸代さんの年刊個人詩誌「野ゆき」vol.11を読み了える。
 到着は今月2日の記事、2冊と1紙が届く、にアップした。


 リンクより、過去号の記事へ遡れる。

「野ゆき」vol.11
 「野ゆき」vol.11の表紙である。発行者名は、ブランクにしてある。
 「返事して」、「満月」、「亀」、「焼き芋」、「友よ」の5編の短詩を収める。
 「返事して」は、見失ったメガネ、ケイタイ、鍵などが、呼んだら返事してくれる機能を備えるよう、願う内容である。ITの進歩で、実現しそうである。
 「友よ」は、10数年前に亡くなった、異性の友を偲ぶ。「私のほうが憎まれっ子だったか」ほか自省的である。優しく、清潔で、かつ行動力のある彼女の、1面が知られる。
 了解は得ていないけれど、「満月」という、全6行の作品を引く。

  満月
   A・幸代

あれまあ満月は
過ぎちまったのかえ
あんなに待ってたのに
しばらく雨続きだったから
仕方ないけど

空は薄情だよねえ

 満月は、人生の盛りを表すのだろうか。盛りの時期を、煙って過ぎた人を、憐れむのだろうか。僕の場合は大丈夫である。紙の詩集を最近出版していないが、ネットで活動し、Kindle本を何冊か出版し、次の目標も次の次の目標もある。
 11号に至る、着実な歩みを続ける年刊個人詩誌「野ゆき」の、次の号を待ちたい。

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 岩波文庫のヒポクラテス「古い医術について 他八篇」より、2回めの紹介をする。
 1回めの紹介は、今月4日の記事にアップした。


 今回は「神聖病について」全21節、21ページを読んだ。
 神聖病とは、神経症の事である。古代ギリシアの人々は、神経症を神業に依ると考え、妖術師、祈祷師、托鉢僧、野師等が、祓いを施し、呪文をとなえ、沐浴を禁じ、多くの食材を禁じた。
 ヒポクラテスは、神経症の徴候の原因を、現代医学と同じく、脳にあるとする。有効処置を施すならば、この病気をも治癒することができるであろう、と結んでいる。
 「人間にあっては脳が最大の機能をもつと考えられる。」「私は脳が意識の伝達者であると主張するものである。」とも述べ、紀元前400年頃にして脳の重要性を主張した。
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写真ACより、「ウインターアイコン」の1枚。







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「歌壇」4月号b
 総合歌誌「歌壇」2019年4月号が、3月14日に届いていた。15日の記事、「歌集3冊と詩集1冊をダウンロード」を書く時には、手許にあったが、ダウンロード本と別にしたいと思っている内に、日にちが延びてしまった。「証文の出し遅れ」である。
 それに心配もあった。プリンタでスキャンして、パソコンに取り込むのだが、ライブドア・ブログは1枚5Mb以内の画像のみアップできる。
 前の「パソコンで困ったときに開く本」をスキャンした時、10Mb以上あって取り込めず、台形補正カメラで写して、取り込んだ。プリンタの解像度が上がっているせいだ。
 今回もプリンタでスキャンしてみた。スキャンが遅く、あるいはパソコン本体とWi‐Fiで接続しているせいかも知れない。
 今回の画像は、6.9Mb程だった。サイズ・ダウンを試みて、ピクチュアの写真を拡大し右クリックすると、サイズ・ダウンの画面が出るので、50%まで下げると、いきなり309Kbまで下がってしまった。少しだけサイズ・ダウンする試みは次に取っておくとして、画像も荒れていないよううなので、その画像を使った。

 3月4日に新パソコンを立ち上げたばかりなので、新しい便利な機能を、上手く使いこなすまでに至っていない。
 なお同3月号の感想は、2月24日の記事にアップした。


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 ツイッター騒動記と書いても、バズを起こしたり、炎上した訳ではない。

 1月7日頃か、操作中のスマホ画面に「Twitterが使えなくなりました」といったメッセージ(正確ではない)が出て、この警告を閉じるか報告するか、と問うので閉じておいた。
 その後、スマホとタブレットでツイッターが使えなくなった。先の画面が出るばかりで、再起動など色々試みたが、繋がらない。
 昨年10月25日の記事「Wi‐Fi化その後」で報せた、スマホの画面ロック以来の、大きなトラブルだろうか。パソコンのツイッターは通じたので、そのままにして置いた。

 1月15日の午後に、「ネットトータルサポート」へ固定電話機より電話し、スマホは「あんしん遠隔サポート」で直してもらった。3連休明けだが、コールはすぐに繋がった。
 タブレットはドコモと契約を切ってあるので、「どう仕様もない。」との返事だった。

 1月17日の夜、タブレットのツイッター不調を自力で直そうとして、うまく行かず、エイヤッと初期化する事にした。データは失われるが、近くに端末があれば、それに保存される、という事だった。Wi‐Fi機能を使うのだろうか。
 結果、Googleよりツイッターをダウンロードし、アカウントで入って、ツイッターは繋がった。Kindle、PrimePhotosにもアカウントを入れて繋がった。タブレット上のブックマークが見つかり、簡易お気に入り欄も回復した。零時3分公開の18日のブログは休ませてもらった。

 タブレットの機能はほぼ回復したようだが、昨年9月から小遣い帳代わりに使っていた、「らくな家計簿」のデータが戻らない。スマホにデータが移管保存できなかったようだ。金銭記録なので、実体の被害はわずかで、再度「らくな家計簿」をダウンロードして、翌日から記帳を再開した。
 ひやひや物だったので、自力での初期化は、もうしないで置こう。
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写真ACより、「乗り物l」のイラスト1枚。



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 昨日12月1日に、このブログの累計pv数が、10万pvを越えました。右サイドバーの上端、3カウンターの「アクセスカウンター」でご覧の通りです。時刻は20時近辺で、自分で踏んだ訳ではなく、立ち合った訳でもありませんが、20時4分には100002pvでした。
 2016年9月3日の記事
「ブログを移転します」で、前ブログ「サスケの本棚」を引き継いで(内容は引っ越しませんでしたが)、本格的にブログ運用を始めましたので、27ヶ月での10万pvとなります。
 「サスケの本棚」が2007年4月に始め、9年5ヶ月で約15万pvでしたので、ライブドア・ブログでのアクセス数の多さは際立っています。
 メッセージボード、人気記事、等のページ構成と、検索、予約投稿、SNS連携、等の機能の力が大きいと思います。ブログランキング、ブログサークル、SNS、等で応援してくださる方のおかげでもあります。

 もちろん、1ヶ月で10万pvを達成したブログ等の記事も、読んでおります。しかし人気の、ペット、食事、絵日記等のジャンルではなく、読書日記という地味なジャンルで、頑張っているのではないでしょうか。
 毎日更新を目指しながら、休載した日、1件のみ取り消した記事もあります。添付の写真は、季節ものを無料サイトから捜すのに苦労して、今は好きなジャンルのイラストを貼ったりしています。
 これからも努力して参りますので、このブログのご愛顧を、よろしくお願い致します。
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写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。



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Kindle出版だろ!
 7月13日にダウンロードした、輿部タマキ「副業!?キンドル出版だろ!」kindle unlimited版を読み了える。
 今月14日の記事、
海河童「さるでもできるKindle電子出版2018」に次ぐ。

 この本では、「さるでもできる・・・」で書かれていた、何回ものファイル変換は要らないとされる。「さるでもできる・・・」が2018年版と銘打ちながら、旧版の改訂版だったため、Kindle出版がWordから出来る事を、追記的にしか書けなかったようだ。

 輿部タマキ(男性)は、Word2016に新しくバージョンアップして書いたようだ。難関の「ハイパーリンクで目次作成」のためである。
 作成手順を読んでみると、僕のWord2010にもある機能ばかりだ。縦書きにも対応しているようだ。ルビについては書いていない。

 少し希望が見えて来た。次の電子出版の時に、試みてみよう。どうしても駄目だったら、代行業者へ(有料で)丸投げという保険も付けて(玉砕は嫌だから)。


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 今月10日の記事、角川「短歌」5月号を読む、の末尾に書いた通り、1月号、3~5月号を読んだ角川「短歌」を離れ、本阿弥書店「歌壇」に戻る事にした。あまりに威圧感があったからである。
 「歌壇」に戻って、旅から家に帰ったような、安堵感にいる。
 この6月号は、5月8日にAmazonに予約注文、5月13日に発送案内があり、翌14日に郵便で届いた。

かたすみさがし 田中ましろ
 書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」より、田中ましろ・歌集「かたすみさがし」kindle unlimited版を、タブレットにダウンロードした。
 この歌集は、シリーズの他の本と違って、冒頭に(短歌×映像)、(短歌×イラスト)、(短歌×小説)等のリンクが8編あって、電子書籍の長所を活かしている。
 またハイライト、メモ、検索等の機能が使えるので、同シリーズの他の本と違う、読み方が出来そうだ

 紙本版:2013年9月30日・刊、1,836円。kindle版:2015年8月16日・刊、800円。



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