風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

漫画

北斎漫画 3 (2)
 青幻舎の文庫版「北斎漫画」(全3巻)の、第3巻「奇想天外」に入り、「序 北斎先生に学ぶ」を経て、第1章「狂態百出」を見了える。
 先行する第2巻第4章「天地造化」は、今月10日の記事にアップした。リンクより、過去記事へ遡り得る。

 
 初めの写真は、第3巻の表紙だが、第1、2巻と共に、好みが良くないようだ。

 「狂態百出」は、81ページに渉る。招福、奇譚、逸話、お伽話を画題とする。
 読み取れた画題では、「笑門に福来る」(正字、変体仮名を用いるので、読み取りにくい題がある)の福神、浦島太郎、祝言の能「翁」に現れる三玉の亀と翁・媼(見開き2ページ)などから始まる。
 龍、鳳凰の想像の図、僧・道鏡に逆らった和気清麻呂の図(知らない事は、ネットでググると、たいてい判る)、力持ちたちの図、義経・弁慶・富樫の勧進帳の図、樊噲などの古代中国の人物、戯れる僧たち、金太郎、桃太郎、源頼朝・頼家に仕えた仁田四郎の猪に跨った逸話、達磨・寒山拾得・鍾馗の図、孟宗たち古代中国の人物24図(1ページ6人)などが描かれる。芦屋道満・安倍晴明の「易術を競ふ」は、迫力がある。
 孫悟空、千人切り、怪力の女性2図、柿本貴僧正(ググると、弘法大師の10大弟子の1人らしい)2図、神農、清玄法師堕落、等が読み取れる。
 92ページに、「豊年」と題して、笠と蓑をまとった女性に小判が乱れ降る図で、めでたく仕舞っている。
 描き継がれた題に創意を加えて、漫画群を成している。


このエントリーをはてなブックマークに追加

 青幻舎の文庫版「北斎漫画」(全3巻)の第1巻「江戸百態」より、第3章「動態活写」を見了える。
 同・第2章「日常茶飯」は、今月20日の記事にアップした。
 青幻舎の文庫版は、全およそ4,000カットを再構成した本である。

 第3章「動態活写」は、53ページに渉る。弓を射る武士、馬を駆る人物、銃を射る武士、半裸での遊び芸、相撲取り(執着したらしく、カット数が多い)などを描いている。相撲取りでは、横綱・谷風、野見宿祢・当麻蹴速の対戦まで挙げられている。
 そのあと、棒術に関心を寄せたらしく、約80カットを載せる。庶民の武術でもあったのだろう。
 しまいは、竹刀で対戦の武士で仕上げた。

 動きを入れると、第1章「人物絵鑑」と違って、デフォルメが多いようだ。
 これらの版画が、明治初期、陶器の輸出の詰め物として使用されたことは惜しい。
0-59
写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


このエントリーをはてなブックマークに追加

北斎漫画
 先の3月12日の記事、dポイントで2冊を買う、で紹介した内、「北斎漫画[肉筆未刊行版]」を見了える。
概要
 2017年9月30日、初版。河出書房新社・刊。
 価格:3,900円+税。単色版画・178枚。セーラ・E・トンプソンの解題、図版解説、53ページまで。
 通常はボストン美術館・蔵の「ボストン画帖」と呼ばれ、「北斎漫画」の続編として企画されたが出版されず、版下絵・3帖が残ったらしい。貴重な出版である。
感想

 図版の番号と、解説の番号の、並べ方がよく判らなかったが、しまい近くになって判った。図版は右側(裏表紙側)から、一、二と始まり、対応する横書き解説は、左側(表紙側)より順に進むのである。解説が横書きで、この体裁になったのだろう。
 「富嶽三十六景」の元のアイデアとなったらしい図がある。様々な職業の図があり、当時の仕事ぶりがわかりそうだ。神仏・鬼神は、デフォルメされて、素描とはいえ、信仰篤くはなかったようである。
 人々の表情・体格も今とは違って、実際多少は違っても、デフォルメされていると思う。
 魚類、草花類の図も多く、精細に描かれて、実際的と思われる。
 北斎の「富嶽三十六景」を頂点とする、多くの浮世絵も、こうしたデッサン力を溜めての画業だろう。


このエントリーをはてなブックマークに追加

北斎漫画
 ドコモより契約続行の礼として、dポイント3,000ポイントが3月に入ると予告があって、3月7日(木曜日)にようやく入った。9日(土曜日)に書店「KaBoSワッセ店」へ行き、2冊を買った。
 リアル書店で本を買うのは、先の1月26日の記事、増永迪男「雲を見る人」を入手以来である。
 まず普段は買えない美術書を買いたく、「北斎漫画[肉筆未刊行版]」を買った。247ページ。
 実は未刊行版を見落としていて、既刊の「北斎漫画」だと思っていたのだ。ボストン美術館蔵の未刊行画の画集らしい。面白い絵が多く、既刊本はまた、余裕のできた時に古本を買おう。
 「富岳三十六景」で有名な、葛飾北斎である。集英社「浮世絵大系」(ヴァンタン版、全17巻)で所蔵している。

CIMG9661
 この2月に新しいパソコンを買い、3月4日に業者に立ち上げてもらった。ガイド本の「できる」シリーズが役に立たない事もあり、トラブル解決本を買った。「パソコンで困ったときに開く本 2019」である。290ページ。以前のWin7版も利用したが、意外と不正確な事項があり、検索やブログ記事で確かな事項を確認した事もある。
 すでに「お気に入り」の常時表示(これは後で消した)や、メモリのプロセッサがCore i7である事の確認をした。

 2冊で5,508円だったが、dポイントを4、668ポイント使い、現金は840円を支払い、栞10枚程をもらった。


このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ