風の庫

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福井県詩人懇話会

 先日、僕宛てに大きな薄い封書が届いた。発送元は福井県詩人懇話会である。中身を見ると、「福井県詩人懇話会会報」No.105である。
県詩人懇話会会報No.105

 初ページ、渡辺・懇話会代表の顔写真も文章も、公人のものとして、前回と違い隠さない。
 内容は、4月25日の総会、「詩との出会い」2編、2020年度の県内詩界回顧、新役員紹介、他記録など、8ページの薄いものである。総会の僕はカメラマン役の予定だったが、入院のごたごた(結局、入院しなかった)があり、辞退した。
 No.104は、今年4月2日の記事にアップした。


 創刊号~No.100は、3分冊で合本製本してもらい、本棚にある。No.101以降も保存してあり、区切りの良いところで、また製本してもらう予定である。
 なおこの度、福井県詩人懇話会のホームページが立ち上げられた。発展の1助となることを願う。以下にリンクを貼るので、ご覧ください。




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写真ACより、鉢植えのイラスト1枚。


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 最近に手許に届いた、2冊と1紙を紹介する。
 3月29日(月曜日)に、結社歌誌「覇王樹」2021年4月号が届いた。
 同・3月号の感想は、先の3月27日にアップしたばかりである。


「覇王樹」4月号
 結社のホームページ「短歌の会 覇王樹」は、既に4月号仕様である。


 僕の歌「柚子シロップ」6首(無選)は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、3月31日の記事より、2回に分載した。横書きながら、ご覧ください。


 同日に、福井県詩人懇話会の会報104号が届いた。同・102号が、昨年3月28日に記事アップされている。103号は、アップを忘れたらしい。

会報
 104号の1ページめである。今さらながら、プライバシーと著作権の保護のため、1部を除いてモザイクを掛けてある。
 「ふくい詩祭2020」及び「第42回 会員の詩書を祝う会」の記事の、写真12枚はすべて(モノクロ化されているが)、新サスケこと僕の撮ったものである。

 詩人懇話会の仲間のA・幸代さんが、年刊個人詩誌「野ゆき」vol.11を送ってくださり、4月1日(木曜日)に届いた。
「野ゆき」vol.11

 同・vol.10は、1昨年12月19日の記事にアップした。

 いつも年末の発行なので、昨年末も待ったのだが届かなく、今年4月になって届いた。例年通り、短詩5編を収める。いつか感想をアップしたい。






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 2月13日の午後1時半より、県教育センターの会議室で、福井県詩人懇話会・主催の、第43回 会員の詩書を祝う会が催された。
 詩の催しとして、昨年11月21日の、2020ふくい詩祭以来である。


 詩書を祝う会の司会はN・Tさん、まず詩人懇話会・代表の渡辺本爾さんの開会挨拶があり、自由で多彩な作品を受け止めたいと述べた。
 著者にインタビュアーが問いかける形で、祝う会は進んだ。
1・笠原仙一・詩集「命の火」。インタビュアーはK・Sさん。この詩集と共に、彼の詩集を他に3冊頂いたので、後日、紹介し、感想もアップしたい。
 カタカナ語が多いが、の問いに笠原さんは、カタカナが好きでそうなる、と答えた。またK・Sさんはアジテート詩を評価し、笠原さんもアジテート詩はよく調べ練って創ると述べた。
2・渡辺本爾・詩集「時間の船に浮かぶ」。インタビュアーはS・Nさん。分けた3章の、1は旅立ち、2は希望、3はこれからの行く末、を意識したと明かした。しまいに渡辺さんは、新しい境地に行きたい、と締め括った。
 僕の感想は既に、昨年12月14日の記事にアップした。

3・金田久璋・詩集「理非知ラズ」。インタビュアーはK・Mさん。この詩集は、僕の手許にない。金田さんは「神との対話がバックボーンにある」と語った。
4・土曜美術社出版販売・現代詩文庫「山田清吉詩集」について。急遽、金田久璋さんが10分ばかり語った。
 会場からの発言も多く、盛況のうちに進んだ。

 著者への花束贈呈があり、詩人懇話会・副代表のS・Sさんの閉会挨拶。3詩集とも、未来へ希望を託している、と述べた。祝う会は予定の4時に過ぎた。

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 スマホの写真より。参加者は、写真に入らない人を含めて、25人だった。




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 同人詩誌「果実」の同人であり、福井県詩人懇話会・代表の渡辺本爾さんが、詩集「時間の船に浮かぶ」を贈って下さった。

時間の船に浮かぶ
 2020年11月21日、能登印刷出版部・刊。91ページ。3章31編を収める。
 若くして亡くした母、認知症の父、自分の覚悟を歌って、力量1杯の作品ばかりである。

 渡辺本爾さんの詩集を遡ると、先のブログ「サスケの本棚」2015年8月23日の記事、「渡辺本爾詩集 2」まで遡る。記事より「同 1」へ遡れる。



 単行本詩集としては、「華苑」のあと、「ぼくの夜汽車」(1989年、能登印刷出版部・刊)に続く。
 平成の30年間に書かれた、この詩集を読み了えたなら、つたない感想なりと記事アップしたい。



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 最近に入手した4冊を紹介する。
 所属する結社歌誌「覇王樹」の2020年11月号が届いた。


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 なお同・10月号の感想は、今月13日の記事にアップした。

 11月号の僕の歌「共にファンで」6首は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、今月25日記事より、2回に分載したので、横書きながらご覧ください。



 県立図書館より、「ふくい風花随筆文学賞 入賞作品集」を贈られた。僕は1度も応募した事はない。

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 2020年6月、同賞実行委員会・刊。49ページ。


海河童 乗鞍
 海河童さんのKindle版・写真集「Photo Collection of 乗鞍」をタブレットにダウンロードした。
 Kindle版の無料キャンペーンの終了が近いと、Twitterで呟きがあったので、急いだ。既に見了えた本かと惑ったが、無料なのでとりあえず入手すると、初めての本だった。
 海河童さんのKindle版・写真集は、今年8月12日の記事にアップした、「Photo Collection of Similan Islands」以来である。



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 福井県詩人懇話会より、「年刊 詩集ふくい2020 第36集」2冊が届いた。総47編(物故者を含む)。僕はソネット「クーデターか亡命か」を寄せた。
 参加者は2冊以上の購入を義務付けられており、1冊以上は他者に広められており、合理的である。
 「同2019」の感想は、昨年11月11日の記事にアップした。






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 今月26日に、福井県詩人懇話会会報・102号を受け取った。
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 2020年3月30日付け・刊。B5判、18ページ。

 昨年10月27日の記事にアップした、「ふくい県詩祭in三国」について、5名が5ページの記事を書いた。


 詳細については、今年10月に発行予定の「詩集ふくい2020」に、僕の撮った写真を含めて、収められるだろう。

 昨年9月14日の、第40回会員の詩書を祝う会を、僕は失念して欠席した。会報には、5枚のモノクロ写真と共に、3名が3ページに書いている。

 今年2月17日の記事にアップした、第41回会員の詩書祝う会も、祝われた3名が、3ページ半に書いている。この記事の7枚の写真(モノクロ化)は、全部、僕の撮ったものである。



 毎日新聞福井版にリレー連載の「へしこ」欄から、3名6編のエッセイを転載した。
 則武三雄記念・詩の教室からとして、D中学2年生の、10名10編の短詩を収めた。
 また会員だった、恋坂通夫さん、神子萌夏さんのご逝去も報された。




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 福井県詩人懇話会・発行のアンソロジー「年刊 詩集ふくい 2019 第35集」を読み了える。
 入手は、先の10月29日の記事、入手した2冊を紹介する(7)にアップした。



 「同 2018」を読む、は昨年11月6日の記事にアップした。リンクより、過去号へ遡り得る。


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 このアンソロジーには、53名61編の詩と、執筆者名簿、「’18 ふくい詩祭 記録」、あとがきを収める。詩の執筆者は、漸減傾向である。ただし高校生3名が3編を寄せている。
 同・2018の感想で述べたが、観念的な作品が多いようだ。リアリズムで詩を書くには、社会はあまりに悲惨である。
 とぼけるか、家庭内のトリヴィアルな事を描くしか、観念化の道を逃れる方法はないのだろうか。
 A・幸代さんの「手をのべて」が内省的である。
 U・千枝美さんの「新しい波」は自身の目の老化をユーモラスな筆致でえがく。

 51ページに渉る「’18 ふくい詩祭 記録」では、基調講演、シンポジウム共に、人物・発言が高度だった。
 挿入の写真は、1枚を除いて総て、カメラマン役の僕が撮ったものである。




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