結婚
綿矢りさ「しょうがの味は熱い」を読む
綿矢りさの連作小説、「しょうがの味は熱い」と「自然に、とてもスムーズに」を読み了える。
文庫本3冊をまとめて買った内、先行する「ひらいて」は、先の2月24日の記事にアップした。文庫本3冊をメルカリでで買った経緯にも、リンクしている。

この文春文庫は、2015年5月10日・刊、176ページ。
「しょうがの味は熱い」と「自然に、とてもスムーズに」の連作2編を収め、続き物と呼んで良いくらいである。
帯にもあるように、同棲3年になりながら、結婚に踏み切れない弦(ゆずる)と、結婚を焦る奈世の物語である。弦の経済等で躊躇う気持ちも、長く同棲して焦る奈世の気持ちもわかる。
後編では、弦が婚約指輪を渡し、明日に入籍しようとしながら、どたん場で延期する。
僕には同棲どころか、両想いの恋もなく、お見合いで結婚したので、そのような男女の思いは、切実には伝わらない。
恋にも結婚にも、1時は修羅場があるだろうから、同じ事である。


文庫本3冊をまとめて買った内、先行する「ひらいて」は、先の2月24日の記事にアップした。文庫本3冊をメルカリでで買った経緯にも、リンクしている。

この文春文庫は、2015年5月10日・刊、176ページ。
「しょうがの味は熱い」と「自然に、とてもスムーズに」の連作2編を収め、続き物と呼んで良いくらいである。
帯にもあるように、同棲3年になりながら、結婚に踏み切れない弦(ゆずる)と、結婚を焦る奈世の物語である。弦の経済等で躊躇う気持ちも、長く同棲して焦る奈世の気持ちもわかる。
後編では、弦が婚約指輪を渡し、明日に入籍しようとしながら、どたん場で延期する。
僕には同棲どころか、両想いの恋もなく、お見合いで結婚したので、そのような男女の思いは、切実には伝わらない。
恋にも結婚にも、1時は修羅場があるだろうから、同じ事である。

