風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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結婚

 今日2回めの記事更新です。
 昨日に続き、僕の未発表ソネット10編より、(8)をアップします。

   
再び取る
     新サスケ

僕が結婚して
再び詩を書き始めたころ
武生市の自宅に戻っていた
森晴美さん宅を何度か訪れた

旧家であった
書画の曝書にも遇った
彼女はふと
「誰でも一度は詩を捨てるけど

再び拾うかが問題ね」と洩らした
僕へのお世辞もあっただろうか
詩を捨てた彼女の感慨だろう

三、四回訪れて
それきり行かなかった
(妻はおおいに妬いた)

ボードウォーク
「ゆりの里公園」の写真より「ボードウォーク」の1枚。




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 綿矢りさの連作小説、「しょうがの味は熱い」と「自然に、とてもスムーズに」を読み了える。
 文庫本3冊をまとめて買った内、先行する「ひらいて」は、先の2月24日の記事にアップした。文庫本3冊をメルカリでで買った経緯にも、リンクしている。



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 この文春文庫は、2015年5月10日・刊、176ページ。
 「しょうがの味は熱い」と「自然に、とてもスムーズに」の連作2編を収め、続き物と呼んで良いくらいである。

 帯にもあるように、同棲3年になりながら、結婚に踏み切れない弦(ゆずる)と、結婚を焦る奈世の物語である。弦の経済等で躊躇う気持ちも、長く同棲して焦る奈世の気持ちもわかる。
 後編では、弦が婚約指輪を渡し、明日に入籍しようとしながら、どたん場で延期する。
 僕には同棲どころか、両想いの恋もなく、お見合いで結婚したので、そのような男女の思いは、切実には伝わらない。
 恋にも結婚にも、1時は修羅場があるだろうから、同じ事である。



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今日は、タブレットより記事更新します。
それで写真はありません。
1昨年の夏に一人息子が、結婚したい娘さんと、帰省する と話が決まった時、僕は大慌てしました。
幸い話は進み、僕は子が結婚 する際のアドバイス本、3冊を買いました。
その中で、最も役立った本が表記の「子どもが結婚を決めたら親が読む本」です。
相手を初めて迎える 時、婚約式、結婚式まで、また子夫婦との関わり方まで載っています。
更に孫が出来た時の振る舞い方まで載っていて、いまだに手放せません。
日本文芸社、清水勝美・監修、2015年6刷。1200円+税。


 
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