風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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行事

 綿矢りさの小説「手のひらの京(みやこ)」を読み了える。
 今月6日の記事、入手した5冊(2)の、初めに紹介した。その5冊の内、3冊めのアップとなる。

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 新潮文庫、2019年4月1日・刊。
 定価:本体490円+税39円=529円のところ、楽天ポイント303ポイントを使って、楽天ブックスで実質226円で買った。
 京都の3姉妹の娘さんを描いて、谷崎潤一郎の「細雪」や川端康成の「古都」を連想させると謳われたそうである。「細雪」は読んでいない(全集28巻揃いが鎮座している)し、「古都」は枯れていて印象が薄い。

 これは京都の自然と行事と人情を描いて、濃やかな小説である。
 長女・綾香は次女の紹介した男性と交際を始め、うまく結婚へ進みそうである。次女・羽衣は自認するモテ女だが、「キレ芸」でいけずな先輩や取り巻き、パワハラ・セクハラの上司を撃退するものの、キレたところを恋人に見られて失恋してしまう。3女・凛は理系の大学院修士課程を修了し、両親の同意を苦労の果てに得て、東京都の有名菓子メーカーに就職する。

 僕は2人兄弟の弟なので、家庭内の娘さんの実情を知らない。しかし僕が憧れるほど、京都の娘3姉妹を、京言葉と共に、濃やかに美しく描いている。
 作者の望郷の思いも、籠められているだろう。



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 今日の昼食後、4日遅れの春の7草粥を食べました。昨日の夕食後にも食べましたので、実際は3日遅れです。
 暮・正月以外の行事として、昨年12月23日の記事
「昨日は冬至でした」に次ぎます。

 これまで毎年、妻が用意してくれたのですが、妻の体調がかんばしくなく、今年は買って来れませんでした。僕がグチると「ネットで買えば?」と言う事でしたので、Amazonを検索して、K食品(株)のフリーズドライ7草粥3g×2パック、324円との品を見つけました。注文確定しようとして、送料600円というのにゲッと来ましたが、致し方ありません。

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 到着まで4、5日掛かるとありましたが、昨日に届いたのが、このような物2袋です。(写真が光っているのは済みません)。7草が入っていると信用するしかありません。
 夜に帰宅した妻に土鍋を出して貰って、夕飯の残りで7草粥を作りました。味付け、お菜がなかったので、味気なかったですが、1年の無病息災を祈りました。妻は科学派なのか、癌予後の身でありながら、食べようとしませんでした。1袋2~3人分用で、お粥が余りました。

 それで今日の昼食後には学んで、温め直した7草粥に塩を振り、お菜の残りも用意しました。自分で言うのも何ですが、とても美味でした。4日遅れの7草粥の顛末です。


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