

今日2回目の記事更新です。
Amazonに注文していたカード・ケースが、昨日(9月21日)に届きました。
Liverty-Z・販売、30枚入り、インデックス・カード3枚付き、1,280円。ブルー、輪紐閉じ式。
財布にカード入れが3ヶ所あるのですが、一杯で見っともないので、カード入れを探していました。類似品もあるようです。
ベルト留め金式は、丈夫で便利そうですが、20枚入りしかありません。
上の先(左)の写真は、カード20余枚を入れ、撮影のため見開きにインデックス・カードを入れたところです。後(右)の写真は、輪紐で閉じたところです。「EXTRA CARD BOOK」の刻印(?)があります。
財布は薄くなりましたが、このカード・ケースをどう持ち運ぶか、それが問題です。
今日(9月22日)、講談社文庫の川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」が届きました。
メルカリで350円(税込み、送料・込み)でした。帯付き、元・栞付きの良品でした。
今月21日に紹介した、講談社文庫の「ヘヴン」に次ぐ本です。
1作家の3作品は読まないと、評価できないと思います。
なお帯文に太田光「もはや言葉の芸術」とありますが、文学は言葉の芸術の筈です。
講談社文庫
石田衣良「東京DOLL」を読む

石田衣良の小説「東京DOLL」を読み了える。
彼の小説の記事アップは、昨年4月13日の「少年計数機」以来である。
表紙写真の鮮明度の差は、台形補正カメラより、多機能プリンタのスキャンに替えたからだ。
概要
石田衣良(いしだ・いら)は、1960年、東京・生まれ。
1997年、「池袋ウエストゲートパーク」でデビュー。エッジの効いた文体とストーリーで知られる。
10冊以上の「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」シリーズ、他がある。
僕の読んだ「東京DOLL」は、講談社文庫、2007年8月10日・刊。279ページ。定価:495円(税別)。
感想
MG(マスター・オブ・ゲーム)と呼ばれるゲームソフト制作者・相良と婚約者・裕香、新作ゲームのモデル・ヨリと恋人・ヨシトシの物語である。
大都会の、暴力、性、サクセスの物語でもある。
MGとヨリが惹かれ合い、裕香とヨシトシは捨てられる。庶民的な愛情を捨てながら、成功に向かう2人と、大企業の工作が描かれる。
もう僕は、大都会にもサクセス・ストーリーにも、殆んど惹かれないけれども。

大江健三郎「水死」

大江健三郎の小説「水死」を読みおえる。
講談社文庫、2012年・1刷。
年老いて根気がなくなり、長編小説や難しい評論は読めないと書きながら(「サスケの本棚」などで)、文庫本で536ページの小説を読んでしまった。
この小説の文体は、難しくない。大江の文章の呼吸といったものに慣れれば。
内容が、何を言いたいのかわからない、とある喫茶店のママも嘆いたが、大江の大きなエモーションを感じるだけで良い。
特殊な私小説だから、筋立てには、好都合が多く起きる。
電話・対話の会話体、書簡・日誌の文章体が、自在に挟まれる。
そして女優のヒロインが再び犯され、公演が中止になる、意外なアンチ・クライマックス。
作家は、予定調和を(自身にも)信じていないようだ。